この話題、
東京五輪開催中に、
すでに
ネットで拡散していて。
だからもう、
2週間くらい経つのですねぇ……
私も
時事ニュースを動画化している
アレコレを目にして
だいたいの内容を知ったのですが。
まあ、
私の生活している世界からは
果てしなく
遠い場所での出来事なので。
さらっと
流していたんですけど……
その間に、
あれよあれよと
話がどんどん大きくなっていて。
ついには
海を越えて
遙か彼方にまで届いてしまいました。
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最初は
美談の主を探して
金メダルを獲得したジャマイカ選手が
SNSで写真を公開して。
恩人のスタッフを探している、ってところから
始まって。
スタッフが見つかりました、
金メダルを持って感動の再会を果たしました、
となって。
ジャマイカ政府からも
感謝の言葉が伝えられました。
と、
さらに国まで出てくる話になり、
御礼に
政府が恩人を我が国に招待したい、
と。
まあまあ、
あっという間に
凄い勢いで話が大きくなりましたよねぇホントに。
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この件、
ここでは
『おもてなし』と書かれていますけど。
別の言葉で言えば、
東京五輪が掲げていた
オリンピックが目指す理想の一つ、
『ダイバーシティー』を実現した社会、
の
一つの理想型、とも言える
そんなエピソードなんですよねぇ。
誰もが憧れる理想だけど、
なかなか実現出来ない現実。
それが
これだけ判りやすい形で結果を出して美談になる、
ってのは
なかなか……というより前代未聞かな。
ドラマとして
ちょっとできすぎている、
というか。
その辺が、
2週間が過ぎたいまでも
大きく取り上げられている理由の一つなのかな。
なんというか、
オリンピックの成果を
アスリートの成績以外の点でも
アピールできる
格好のエピソード、
という具合。
とまあ、
私的には
そんな風に見ています。
金メダリストの「ピンチ」救った女性にジャマイカ政府が感謝…「おもてなし表してくれた」
東京都港区のジャマイカ大使館で19日、東京五輪でジャマイカの陸上選手の窮状を救った女性スタッフに感謝を伝える行事が開かれた。同国の陸上男子110メートル障害のハンスル・パーチメント選手の金メダル獲得に貢献したとして、話題になっていた。
この女性はストイコビッチ河島ティヤナさん(25)。4日、準決勝の会場に向かうバスを乗り間違えたパーチメント選手に助けを求められ、手持ちのお金を渡した。パーチメント選手はタクシーに乗車でき、ウォーミングアップの時間が十分に取れなくなる事態を回避できた。
パーチメント選手は翌5日の決勝で優勝した後、こうした経緯をSNSで明らかにしていた。
オンラインで出席したエドムンド・バートレット観光相は「日本の人々のおもてなしを表してくれた」と語り、ティヤナさんをジャマイカに公式に招待した。ティヤナさんは緊張した様子で「私は自分にできることをしただけ。このようにしてもらって、胸がいっぱいです」と恐縮していた。