kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

この先どうなるのか…… ―― カブール自爆テロで米兵13人死亡

これ、
昨日朝から晩まで
あらゆるメディアが取り上げていましたね。
日本メディアが
発信している情報では、
どうしても外国経由になるので、
今ひとつ感度が低くて
ピンと来ないのですけど。
現地の情勢よりも、
米国バイデン大統領のメッセージが
大きく取り上げられていたりして。



ただ、
国外の情報、
とくに
アメリカ発の情報などを
色々と検索していくと。
どうも、
まったく予想外の突発的な襲撃、
というよりも
ある程度
予想されていた事態だったようです。
襲撃される前日に、
米国政府が
わざわざ『警戒情報』を出して。
空港周辺のリスクについて
強い注意喚起を発信していますし。
これ
日本メディアの取り上げ方だと、
米軍撤退期日が迫ってきて、
国外脱出を図る
現地関係者が空港に殺到して大混乱状態になっている
収拾がつかない現状に対する注意喚起、
みたいな
扱いだったのですが……
アメリカ側の発信では、
どうも
この時点でテロのターゲットにされている、
という
確証までは行かないものの、
かなり角度の高いリスク情報が
出回っていて。
それに対する注意喚起、
という
意味合いが強かったようです。
……まあ、
この辺は『後付け』で
事件が起きたから
評価できるようになった、って面もありますけど。
事件が起きなければ、
ある意味、
『ちょっと煽りすぎかも』的な
リスクを誇張しすぎているなぁ、って
感じていたかも知れませんし。



問題は、
今回の事件は
ある程度想定されていたモノであって。
それは
アメリカに戦いを挑む存在が
アフガニスタン現地で
いまだ戦い続けている。
という過酷な現実を
もっとも判りやすい形で示した、
この現実について、
当然、
アメリカ政府は熟知した上で、
アフガニスタンからの撤兵を進めているわけで。
そうなると、
この先、
戦場が
アフガニスタンの中から
外へ移る可能性が大きい、
と考えられます。
その場合、
次の戦場に選ばれるのは、
アメリカ本土、
もしくは
それに連なる地域でしょう。
その中に、
当然
日本の名前もあるでしょう。
これに対して、
アメリカを筆頭にした各国が
どのように対応するのか。
アメリカの報復』で済む問題ではない、
と。
私などは見ているのですけど……
でも
日本の国内メディアは
問題を単純化した情報ばかり
発信していて。
これは
かなりヤバですねぇ……

 

 

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バイデン氏「代償を払わせる」報復指示…カブール自爆テロで米兵13人死亡

 【テヘラン=水野翔太、ワシントン=横堀裕也】アフガニスタンの首都カブールの国際空港付近で26日、米国人やアフガン人協力者らの救出作戦を狙った自爆テロと銃撃があり、AP通信などによると、アフガン人ら約60人と、米兵13人が死亡した。イスラム過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出した。バイデン米大統領は救出作戦継続を表明し、米軍に「イスラム国」への報復攻撃を指示した。
カブールでの自爆テロで空港付近から立ち上る煙(26日)=AP
 バイデン氏は26日の記者会見で、「テロリストは我々の作戦を妨げることはできない」と述べ、米軍による救出作戦を予定通り31日まで続ける考えを示した。また、「我々は犯行を許さないし、忘れることはない。かかわった者を追い詰め、代償を払わせる」と語り、軍首脳に対し、「イスラム国」指導部と施設を攻撃する作戦の策定を求めたことを明らかにした。
 バイデン氏が4月にアフガン駐留米軍の完全撤収を発表して以降、米兵が殺害されたのは初めてだが、現時点では追加の米軍派遣は必要ないとの認識も示した。ただ、テロ再発の恐れから出国希望者が空港に近づくのは一段と困難となり、救出作戦への影響は避けられそうもない。
 米国防総省などによると、空港に七つある入り口のうち「アビー門」の前で26日午後、爆発が発生した。出国を控えた米国人やアフガン人らが待機する「バロンホテル」付近でも、直後に爆発が起きた。その後、複数の「イスラム国」戦闘員が米兵や民間人らを狙って銃撃したという。
 犯人はイスラム主義勢力タリバンの検問所を通り抜けた後、アビー門で米兵に身体チェックを受ける際に自爆したとみられる。米軍は空港警備にあたってタリバンの検問にも頼っているが、バイデン氏は、「現時点でタリバンと『イスラム国』が共謀した証拠はない」と説明した。タリバン報道官は、タリバン兵士にも犠牲者が出たと明かし、自爆テロへの関与を否定した。
 国際テロ組織「アル・カーイダ」から分裂した「イスラム国」は、タリバンとは敵対関係にある。2015年にアフガンに勢力を拡大して以降、タリバンの戦闘員を引き抜くなどして関係が悪化し、国内では戦闘も起きている。
 国連監視団が6月に公表した報告書によると、アフガン国内で活動する「イスラム国」戦闘員は約2000人。タリバンがアフガンの実権を握る中、自らの存在感を示す狙いで自爆テロを起こした可能性がある。

 

 

 

www.yomiuri.co.jp

 

バイデン氏、「イスラム国」指導部を標的とする作戦求める…自爆テロの死者100人超に

 【テヘラン=水野翔太、ワシントン=横堀裕也】アフガニスタンの首都カブールの国際空港付近で26日、自爆テロと銃撃があり、AP通信によると、アフガン人ら少なくとも95人と、警備などに当たっていた米兵13人が死亡した。イスラム過激派組織「イスラム国」が、米国人やアフガン人協力者らを対象とした救出作戦を標的としたとする犯行声明を出し、バイデン米大統領は報復を宣言した。懸念が強まる中で救出作戦は続いており、日本人1人が27日、航空自衛隊の輸送機で出国した。日本政府関係者が明らかにした。
 米国防総省などによると、七つある空港入り口のうち「アビー門」前と、近接する出国者らの待機場所「バロンホテル」付近で連続して爆発が起きた。現場では国外退避を希望するアフガン人らが密集しており、大惨事となった。爆発の後、複数の「イスラム国」戦闘員が米兵や民間人らを狙って銃撃を開始したという。
 アビー門では、イスラム主義勢力タリバンによる検問所をすり抜けた犯人が、米兵に身体チェックを受ける際に自爆したとみられている。「イスラム国」は声明で、米兵まで「5メートルにまで近づいて」自爆を実行したと主張した。現場では、米軍とタリバンが退避希望者の保安検査などで連携していたといい、タリバン報道官は、タリバン側にも犠牲者が出たと明かした。
 米政府などは「イスラム国」によるテロへの警戒を強めていたところだった。バイデン氏が今年4月に米軍の完全撤収を表明して以降、初めて米兵が犠牲となった。テロ再発の恐れがある中で、救出作戦が一層困難となるのは必至だ。バイデン政権へのさらなる批判の高まりも避けられない。
 バイデン氏は26日に記者会見し、「我々はこの犯行を許さない。関与した者を追い詰め、代償を払わせる」と述べて報復を誓った。軍首脳に「イスラム国」指導部などを標的とした作戦計画策定を求めたという。
 一方、バイデン氏は救出作戦を予定通り31日まで継続すると表明するとともに、現時点で米軍の追加派遣は必要ないとの認識を示した。タリバンが今回のテロに関わった可能性については「現時点でタリバンと『イスラム国』が共謀した証拠もない」と否定した。