kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

展開早いな…… ―― 米がアフガンで無人機攻撃「イスラム国」1人死亡か

これ、
テロが起きた翌日に
犯人見つけて報復攻撃、とか。
どう見ても、
米軍だけで
どうこうできる所業ではないですよね。



犯行声明から
相手を
即座に特定出来たとしても。
現在位置が
判らなければ
反撃できません。
ところが
今回の場合、
テロ襲撃を受けて。
報告を受けた
米国バイデン大統領が
即日、
襲撃犯への報復攻撃を宣言した、と思ったら。
ほぼ
その日のうちに
アフガニスタン国外から
襲撃犯へ
報復攻撃を加えた、という。
って、
このタイムラインだと、
襲撃犯の
現在地を確認する、
いわゆる
『索敵』の時間が
どこにも見当たらないのですよ。
今回の
襲撃犯への攻撃には
無人機(ドローン)が使われた、そうですから。
それの
移動時間を逆算すると。
米国バイデン大統領が、
報復を宣言した直後、
もしくは
それに近い時間帯で、
無人機が発進しているはずです。
そして、
無人機の飛行距離、
飛行可能の時間などを考えると。
攻撃目標の
具体的な所在地不明のまま、
現地に入って索敵させるような余裕はないはずで。
攻撃目的で発進した段階で、
標的となる
テロ襲撃犯の現在地について。
米軍は
具体的な情報を把握していた、と考えられます。
そして、
アフガニスタン現地から撤兵を進めている
米軍が、
アフガニスタン内部の情勢について
そんな詳細な情報を手にできるのか。
と考えていくと……
襲撃犯に関する詳細な情報は、
現在
アフガニスタンを支配している勢力
タリバン』によってもたらされたモノなのでしょう。



という具合に
今公開されている情報から判る範囲で
今回の
テロ事件の流れを
ざっと整理すると、
今回のテロ事件は、
事前に
誰がいつ何を行うのか、
襲撃計画の詳細について『タリバン』が把握していた。
その情報は
米軍にも提供されて。
タリバン』と米軍は
襲撃犯グループの動向を監視しつつ、
現地の警戒を強化していたのだが、
襲撃犯は
その警戒網をかいくぐって
テロを実行した。
そこで、
タリバン』と米軍は
テロ事件の実行犯が事前情報どおりのテロ組織である事を確認。
監視していた情報に基づいて、
即座に報復攻撃を実施、
相手を殲滅した。
と。
それによって、
国内に存在する反乱分子の動向は
すべて把握している旨を
タリバンと米軍が行動で示してアピールした、
と。
こういう流れなのかな……



すごく血なまぐさい話ですね(怖

 

 

www.yomiuri.co.jp

 

米がアフガンで無人機攻撃…「イスラム国」標的、車両で移動中の戦闘員1人死亡か

 【ワシントン=横堀裕也、テヘラン=水野翔太】米中央軍は27日、米軍がアフガニスタン東部ナンガルハル州で、イスラム過激派組織「イスラム国」を標的に無人機攻撃を行ったと発表した。戦闘員1人が死亡したとみられるという。「イスラム国」は、アフガンの首都カブールで起きた26日の自爆テロで犯行声明を出しており、バイデン米大統領は米軍に報復攻撃を指示していた。
 米FOXニュースによると、無人機による攻撃当時、戦闘員は車両で移動中だった。新たなテロ攻撃を準備中だったと米軍はみているという。ナンガルハル州はパキスタンとの国境にあり、「イスラム国」がアフガンで拠点を置く地域だ。
 26日の自爆テロはカブールの国際空港付近で起きた。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は27日、当初は100人前後と推定された死者が約170人に増え、負傷者は少なくとも200人に達したと伝えた。
カブールの自爆テロ現場付近で、警戒にあたるタリバン戦闘員(27日)=AFP時事
 多くのアフガン人のほか、米兵は13人が犠牲になった。ロイター通信によると、空港入り口で保安検査に当たるなどしていたイスラム主義勢力タリバンの戦闘員28人も死亡した。「イスラム国」とタリバンは対立関係にある。
 英国のラーブ外相は27日、このテロで英国人2人が死亡し、別の英国人の親を持つ10代の子供1人が犠牲になったと明かした。
 米国は、8月31日までとする米軍駐留部隊のアフガンからの撤収期限は維持する方針だが、新たなテロを懸念している。ホワイトハウスは27日の声明で、カブールでの米国人やアフガン人協力者の救出作戦について、「ここ数日間で最も危険な期間に入る」との見通しを示した。
 ジェン・サキ大統領報道官は27日、「イスラム国による深刻な脅威が続いている」と指摘した上で、「米軍は撤収態勢に入り、兵士の撤収だけでなく、装備品の回収も始める。どの作戦においても大きな危険を伴う期間だ」と説明した。