kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

たぶん、今のところこんな感じ ―― 北朝鮮、戦術核搭載用の「極超音速ミサイル」を実験か

数日前に
北朝鮮からミサイルが発射された件について。
専門家がアレコレと
いろんな解説を出しているのですけど。
それらを
ざっと見て。
だいたいの一通りの内容を
うまくまとめているなぁ……
という
ニュース記事があったので。
ブックマークを付けてみました。
この一大事について、
国内外の主要メディアは
一通りの情報を消費し終えてしまって。
既に
過去の話題と化しつつあるのですが。
私的に
ちょっと気になった事があったので。
今回
しつこく取り上げてみました。



ブックマークを付けたのは
韓国メディア、
東亜日報の記事です。
北朝鮮のミサイル発射に関して、
個人、メディア問わず、
私が
見て回ってきた
ニュース解説の中で。
今のところ、
今回
北朝鮮がミサイルを発射した件について
諸説出ている中から
この
東亜日報の記事は
今のところ
もっとも蓋然性の高い解説をひとまとめにした
内容になっています。
この記事が発表されたのは
北朝鮮
ミサイル発射に関する
公式声明を発表する前なのですが。
その後に
北朝鮮が発表した内容と照らし合わせても。
とくに
修正が必要となるような箇所は
見当たりません。



うーむ……
日本の
国内主要メディアにも
このくらい噛み砕いた
ニュース報道をして欲しいものですが……
残念ながら
今回の北朝鮮のミサイル発射に関して
ネット上で
ここまで判りやすい解説を付けているニュース報道は。
日本の
主要メディアの中では
一つもありませんでした。
テレビの
ニュース解説とか、
ワイドショー番組でのコメンテーターのやり取りだと。
アレコレと
他の話題も交えながら
それなりに
一通りの情報を解説している場面を
幾つも見かけたのですが……
それが
ニュース記事になると、
なぜか
北朝鮮の狙いとか
国連での韓国の終戦宣言とか
アメリカの動きとか。
そういう
外交関係ばかりに焦点が当てられて。
というよりも
『政局』的な視点からの解説ばかり、と
言った方がいいのかな。
事実として何が起きたのか、
そこをすっ飛ばして。
各国の思惑ばかりに焦点を当てた
記事が並んでいます。
というか、
そういう記事しか見当たりません。



確かにね、
今回の一大事に関する北朝鮮の目的とか。
それを周辺国が
どのように受け止めて。
この先、
どういった動きが起きるのかを
予想するのは。
それはそれで
大事な情報ではありますけど、も。
それに
今回取り上げた
東亜日報の記事に書かれている内容、って。
過去に指摘されてきた事実の
焼き直しですし。
だから
既出の情報として
日本の主要メディアは取り上げなかったのかもしれませんが。
それでも、
事実の解説よりも、
思惑の解説を重視する姿勢を
見せられてしまうとねぇ……
なんというか、
『日本のジャーナリズムは死んだなぁ』と
そんな事実を
痛感させられてしまいました。

 

 

www.donga.com

 

北朝鮮、戦術核搭載用の「極超音速ミサイル」を実験か

北朝鮮が28日に発射した短距離ミサイルとみられる飛翔体について、軍は国連安全保障理事会の決議違反に該当する弾道ミサイルとは断定できないという立場を示した。
衛星や長距離レーダーなど韓米の監視網に捉えられた飛翔距離や速度および高度が、従来のミサイルとは違って弾道ミサイルなのか巡航ミサイルなのか確言できないということだ。北朝鮮が発射した飛翔体は、発射直後30キロの高度まで上昇し、一定区間放物線を描いて下降した後、低高度の水平飛行を続け、約200キロ飛翔したという。
弾道ミサイル巡航ミサイルの飛行特性を同時に示したのだ。軍が射程距離など飛翔の軌跡を公開せず、落下地点を「東海(トンヘ、日本海)上」から「東方」に変えたことをめぐって、最終落下の段階まで探知できていないのではないかという観測も流れている。
軍は、内部的には北朝鮮金正恩キム・ジョンウン)総書記が1月の党大会で開発を公式化した極超音速兵器のテストである可能性に注目しているという。北朝鮮は当時、「新型弾道ロケット(弾道ミサイル)に適用する極超音速滑空飛行戦闘部(弾頭部)の開発研究を終え、試験製造に入るための準備をしている」と明らかにした。
核や在来の弾頭の装着が可能な極超音速ミサイルは、大陸間弾道ミサイルICBM)や戦略爆撃機で発射された後、最大音速の10~20倍で弾道ミサイルよりも低い高度で長距離水平飛行はもとより途中で標的を変更することも可能だ。そのため迎撃も困難になるほかない。通常、音速の5倍以上を「極超音速」に分類することから、北朝鮮が「北朝鮮版イスカンデル(KN23)」の弾頭部に極超音速滑空体(HGV)を装着して初期実験を実施したという観測が流れている。また、全く新しいミサイル発射実験の可能性も提起されている。今回ミサイルを発射した中朝国境地域の慈江道舞坪里(チャガンド・ムピョンリ)は、北朝鮮が2017年にICBM「火星(ファソン)14」を発射実験した所だ。

 

 

www.donga.com

 

北朝鮮メディア、「極超音速ミサイル発射」と報道

北朝鮮が28日に慈江道(チャガンド)で、金正恩キム・ジョンウン)総書記が今年1月に開発を公言した「極超音速ミサイル」の試験発射を行ったことが、29日確認された。極超音速ミサイルは、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)に続き、韓米ミサイル迎撃網では迎撃が難しい「ゲームチェンジャー」と呼ばれる。北朝鮮が今後ミサイル能力を完成させ、戦術核を装着して実戦配備する場合、韓国への核の脅威が異次元のものになると懸念されている。
北朝鮮朝鮮中央通信は29日、「国防科学院が28日午前、慈江道龍林郡都陽里(リョンリムグン・トヤンリ)で新たに開発した極超音速ミサイル『火星(ファソン)8』の試験発射を行った」と報じた。同通信は、「初の試験発射」と強調し、「初めて導入したアンプル化されたミサイル燃料系統と発動機の安定性を確認した」と明らかにした。また、「目標としていた全ての技術的指標が、設計上の要求を満たした」とも伝えた。
北朝鮮が公開した写真に写った火星8の外形は、中国の極超音速ミサイル「東風(DF)17」と非常によく似ている。試験発射は、朴正天(パク・ジョンチョン)労働党書記が主導し、正恩氏は視察しなかった。「初の試験」という点で、近く追加の試験発射を行うものとみられる。
国務省報道官は29日(現地時間)、「(北朝鮮の)いかなる新たな能力に関する報道も深刻に受け止めている」とし、「地域と国際社会を不安定にさせるすべての不法なミサイル発射を非難する」と明らかにした。