今朝、
外電が発信した
アフガンでのテロ事件を報じるニュース。
いままで
報じられている内容を見た限り
アフガニスタンの政権が
タリバンに移ってから以降で
最大のテロ事件になりそうです。
ということで、
ニュース・スクラップの目的で
ニュース記事にブックマークつけてみました。
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ただでさえ
現地情勢が混沌としているアフガニスタンで
大規模なテロ事件が起きた直後のためか、
いまところ、
ぽつぽつと散発的に情報がでるばかりで。
被害がどれだけなのか、
事件がどうなったのか、
詳細がハッキリせず、
かなりの部分が不明ですが。
ISが犯行声明を出しています。
いや
ISの関連組織、
アフガニスタン支部、とでも言うべきなのかな
コレは。
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この展開、
ある程度は予想されていた事態ではありましたけど。
アメリカ軍という
世界最強の軍隊が退去した後で。
タリバンが
それに代わって
かつてアメリカ軍が発揮していたような
強力なプレッシャーを作り出して
現地を統治できるのかどうか、という。
タリバンに
そこまでの能力があるのかどうか。
はなはだ
疑問視されていたのですが……
やはり
下馬評通り、
はやくも
統治不全で混乱に陥り始めた、
というか。
そういう兆しが出ています。
大規模な
爆弾テロ事件が頻発して
毎月というか、
隔週くらいの頻度で発生している、
とてもじゃないけど、
治安維持が崩壊しているとしか
言いようがない。
そんな状態になってしまいました。
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うーん……
この状況は……
予想されていた通り、とも言えるのですが。
予想通りであるならば、
この先は
タリバンの統治不全から、
アフガニスタンは
いくつかの
武装勢力にとって
『切り取り』が始まって。
群雄割拠状態へ到る
大混乱へと進んでしまうわけで。
ISが犯行声明、自爆テロか 55人死亡のモスク爆発
アフガニスタン北部クンドゥズ州にあるイスラム教シーア派のモスク(礼拝所)で8日昼に起きた爆発で、AFP通信は死者が少なくとも55人に達したと伝えた。自爆テロとみられ、過激派組織「イスラム国」(IS)の支部組織が同日夜、系列のアマク通信を通じて犯行声明を出した。
IS支部は、同国で実権を握ったイスラム主義勢力タリバンと対立しているほか、少数派にあたるシーア派を異端視しており、各地で攻撃を続けている。
現地報道によると、モスクには金曜礼拝のために数百人が集まっていた。タリバン治安部門の幹部は取材に「靴磨きをしていた若い男がモスク内に侵入し、自爆した」との見方を示した。
今年8月に武力でガニ政権を崩壊させ、暫定政権を発足させたタリバンにとって、治安維持は自らの統治を正当化する数少ないアピール材料だが、攻撃を防ぎ切れていない。
アフガンのモスクで自爆テロ、100人以上が死傷…IS-Kが犯行声明
アフガニスタン北部のモスク(イスラム寺院)で8日(現地時間)、自爆テロが発生し、100人以上の死傷者が発生したと、AFP通信など海外メディアが報じた。
AFP通信はタリバン関係者と目撃者を引用し、この日午後にアフガニスタン北部クンドゥズにあるシーア派のモスクで爆発が発生したと伝えた。タリバン過渡政権のクンドゥズ州文化公報局長は「今回の爆発は自爆攻撃によるものと確認された」と明らかにした。
爆発は金曜礼拝が行われている中であった。この日、モスクには多くの信徒が集まっていた。現地の病院関係者は「これまで35人の遺体が到着し、50人以上が負傷して治療中」と伝えた。
AFP通信は国境なき医師団が運営する別の病院にも15人以上の遺体が運ばれ、計50人以上が死亡したと推定されると伝えた。AP通信は警察を引用し、「今回の爆発で100人以上の死傷者が発生した」と報じた。アフガニスタン国営通信は46人が死亡し、143人が負傷したと伝えた。
現場の惨状はオンラインでも広がっている。写真や映像によると、現場には遺体が散らばり、モスク周辺で煙が上がっている。
タリバンのザビフラ・ムジャヒド報道官はAP通信に「シーア派のモスクがターゲットであり、多数の信徒が死傷した」とし「現場に特殊部隊要員が到着して事件を調査中」と述べた。
スンニ派極端主義組織イスラム国(IS)の分派「ホラサン州」(IS-K)がこの日、ソーシャルメディアで犯行声明を出した。IS-Kは声明で「殉教者はタリバンが追放しようとしたウイグル族のムスリム」とし「モスクに集まったシーア派の間で爆弾チョッキを作動させた」と主張した。