kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

よくある韓国笑い噺w ―― 韓国、底をついた尿素水

このニュース、
確か日本国内でも
どこかの主要メディアが取り上げていましたね。
ちょうと
COP26の時期と重なって、
環境問題繋がりだったから。
とはいえ、
サラッと簡単に速報レベルで
概要を伝えただけで終わってしまい。
大した
内容は語られませんでした。



ここ最近、というか。
去年か一昨年くらいから
日本の主要メディアが取り上げる韓国の話題って。
k-POPか
日韓首脳会談が行われるかどうか。
それだけに限定されていて。
それ以外の
韓国国内事情については
ほとんど全く伝えなくなりました。
今も、
韓国大統領選挙が来年3月に迫ってきて
その件について
候補者などの紹介、近々の動向を
日本メディアでも
ニュースとして取り上げていますけど。
それも、
結局、
日韓関係がどうなるのか。
首脳会談が出来るようになるのか。
って話題になりますし……
最近だと、
北朝鮮関連の話題、
ミサイル発射とか。
将軍サマのどうこうとか。
日本国内では
韓国よりもそちらの方が注目を浴びていて。
大きく取り上げられてますねぇ……



というわけで
今回私が取り上げた話題は
いま
日本国内の韓国ウォッチャー界隈で
一番注目を集めているホットなネタですw
なんでも
中国での石炭不足、石油不足(こちらはまだそれほど大事になっていませんが)
に関連して。
中国政府は
各種、
石化製品の輸出に制限をかけました。
それで、
韓国に『尿素水』が輸出されなくなったそうな。
その結果、
供給を中国依存していた韓国では
尿素水が不足して。
尿素水を排ガス除去触媒として利用しているディーゼル車が
韓国国内で稼働できなくなりましたw
実際のところ、
排ガスに窒素酸化物(NOx)が大量に排出されることに目をつぶれば、
エンジン自体は問題なく動かせるので。
ディーゼル車を稼働させられるんですけどね。
ただ、
尿素水を触媒として使う
現行の排ガス装置を
別のシステムに急遽取り替えなんて利かないので。
尿素水が使えないとなると、
排ガスをそのまま垂れ流すしかない。
それをやると確実に
深刻な大気汚染になります。
それこそ
PM2.5なんて目じゃないレベルで。
ヘタしたら
健常者が喘息になってしまう、とか。
そういうレベルで大気汚染が進みます。
韓国政府、
狂気の文オジサンとそのお仲間達政権の面々は
この先の対策として、
そのような
排気ガス垂れ流しディーゼル車使用も
既に視野に入れているそうなw



ところで
問題の『尿素水』……というか
窒化物ですけど。
窒素から作られる各種化合物。
これは
石化プラントで作られる工業製品で。
かなり古くから存在する技術でして。
今では
『枯れた』産業になります。
付加価値がほとんどないので。
大量生産して薄利多売で稼ぐしかない、
あまり儲からない分野です。
だから
中国とかが世界シェアを握っていたりするわけですが。
日本では、
戦前から存在する
旧財閥系の国策企業の慣れの果て、
そういう所が、
今でも生産、加工を取り扱っていたりします。
いわゆる、
韓国が『戦犯企業』としてリストアップしている
企業ですよw
日本で
この『尿素水』騒動がほとんど問題にならないのは、
この商品、
近年では儲からない部門なので
生産余力を残しつつ
サプライチェーンを保証するために
定期的に生産を続けている、という。
そういう状態でして。
時間と原料さえあれば、
増産は十分可能な能力を維持しているからです。
だから、
韓国が頼むのなら、
日本企業が増産して供給可能だったりします。
けど、
休眠している生産能力を稼働させて増産するわけですから。
当然、
価格は平時よりもずっと割高になります。
韓国政府、
狂気の文オジサンとそのお仲間達政権の面々が、
日本の『戦犯企業』に高い金を払って頭を下げる覚悟があるのかどうかw
その覚悟があれば、
そもそも
この騒動は発生していなかったんですよねw

 

 

 

japan.hani.co.kr

 

韓国、底をついた尿素水…ディーゼル貨物車、このままでは道端で立ち往生

 現場の貨物車や重機の運転士たちは、6000ウォン(約575円)から1万ウォン(約959円)する1本の尿素水(10リットル)を2~3日で使い切るが、現在は追加金を払っても尿素水を手に入れることが困難な状況だ。ミキサー車を運転するキム・グァンヒョンさん(43)は「ガソリンスタンドの尿素水が品切れなので、昨日ネットで1本当たり6万ウォン(約5750円)で予約した。尿素を買って水を混ぜて既存の製品みたいにしようかとすら考えている」と語った。ダンプトラックを運転するチョン・ジンチョルさん(52)も「ガソリンスタンドでは尿素水を売っていないので、このままだと1週間以内にトラックを止めるしかない」と話した。この日、中古取引アプリ「タングンマーケット」では、尿素水は10リットルで10万ウォン(約9590円)台でも取引されるほど価格が高騰している。ソウル西大門区弘済洞(ソデムング・ホンジェドン)にあるガソリンスタンドの経営者は「普通は取引先に尿素水を注文すると1、2日で入ってくるが、先週売り切ってからは、(いつ入ってくるか)分からないと言われた。最近は1日に10件以上も尿素水は買えるかという電話がある」と話した。
 オンライン市場に目を向けても、10日ほど待たなければならない海外の商品しかない。3日にキーワード分析会社「アイテムスカウト」がネイバー、クーパン、11番街などの韓国の主なオンラインモールのデータを分析したところ、尿素水の検索数は10月17~23日の1万6960回から、わずか1週間後(10月24~30日)には59万120回と、約35倍になっていた。一方、登録された商品数は同じ期間に6981件から5132件へと26%減少していた。販売者も商品が確保できないため、商品登録ができないのだ。
 一般乗用車の運転者も足元に火がついている。ディーゼル乗用車を所有するSさん(40)は、1400キロ走行したら車に尿素水を補充しなければならないというメッセージを受け取ったため、周辺のスーパーなどを探し回った。Sさんは「大きなスーパーやインターネットなど、どこに行っても尿素水が入手できない。まだ持ちこたえられるが、今後が心配だ」と述べた。
 消防や警察などの、国民の安全と直結する公共部門でも、尿素水の品薄の影響に神経を尖らせている。ソウル市消防災害本部は2日、管内の24の消防署や119特殊救助団などに対し、尿素水の在庫管理を緊急指示した。1カ所の消防署が約1カ月使用する量である150リットルを除く量を直ちに本部に返却し、尿素水を使う非出動車は運行を中止するなど、「節約せよ」という趣旨からだ。警察庁も3カ月分の尿素水を保有しているが、近いうちに全国の地域警察庁と警察署に対し、緊急のケースでなければ、尿素水を使う車両の運行を自粛するよう公文書を送る方針だ。警察が保有している車両のうち、尿素水を使う機動隊のバス、ワゴン車などは38%(約6500台)を占める。

 

 

www.chosunonline.com

 

日本・欧州は尿素水を自国で生産、供給不足なし

日本や欧州などの諸外国では尿素水の価格が上昇するなどの副作用が現れてはいるものの、韓国のような「供給難」は発生していない。自国内での生産により、供給システムを構築してあるからだ。
 日本の場合、尿素水の製造に不可欠なアンモニアの約80%を国内企業が作っている。財務省によると、昨年確保したアンモニア96万2814トンのうち74万3231トン(77%)を日本の化学メーカーが自ら生産したという。宇部興産三井化学昭和電工、日産化学などの大手企業が国内需要のほとんどをカバーしている。残りの約20%は海外から調達しているが、これも中国ではなくオーストラリアやインドネシアから来るものだ。このため、中国が輸出通関検査を強化しているのにもかかわらず、日本では尿素水をめぐる価格上昇および供給不足といった問題がそれほど大きく注目されていない。尿素水メーカーが全世界的な天然ガスや物流配送費の上昇などを理由に今年の夏以降、価格を少しずつ引き上げている程度だ。ハイブリッド車が主流の日本はディーゼル車の割合が韓国より低く、尿素水の需要が韓国より少ない点も関係している。
 ディーゼル車が多く、尿素水の需要が高い欧州でも、尿素水供給の中止や「大混乱」は起こっていない。中国に押されて尿素生産業者がなくなってしまった韓国とは違い、欧州連合EU)域内には尿素生産業者が多く残っているからだ。ただし、欧州の尿素生産コストの70-90%を占める天然ガスの価格急騰による生産難は避けられない。欧州最大の尿素生産企業であるチェコの「ドゥスロ・サラ」が天然ガス供給契約問題で先月4週間、尿素の生産を中止した。イタリアの化学メーカー「ヤラ」とドイツのメーカー「SKWピエステリツ」も生産量を大幅に削減した。このため尿素水供給が減り、欧州主要地域の尿素水価格は10リットル当たり2.5ユーロ(約330円)から5ユーロ(約660円)へと倍増した。ハンガリーチェコでは尿素水の買いだめが発生、販売量制限措置も取られた。