いつもの、
日本政府というか厚労省公式発表の
日本国内感染状況報告。
昨日、
国内で新たに確認された感染者は
204人でした。
東京都内だと、
30人。
という具合で。
先週と比較すると、
日本全国で前週比 0.92倍(221人
東京都内では前週比1.67倍(18人
という数字になって。
さらに、
その他の地域も
見てみると、
東京周辺の
栃木で 3人(前週比、 先週 0人
群馬で 2人(前週比0.5倍、 先週 4人
埼玉で 14人(前週比2倍、 先週 7人
千葉で 9人(前週比0.53倍、先週 17人
神奈川で 12人(前週比1.2倍、 先週 10人
東京圏で 70人(前週比1.25倍、先週 56人
そこから離れると
北海道で 13人(前週比0.93倍、先週 14人
宮城県で 0人(前週比、 先週 2人
愛知県で 5人(前週比0.5倍、 先週 10人
大阪府で 28人(前週比0.78倍、先週 36人
広島県で 5人(前週比0.625倍、先週 8人
福岡県で 3人(前週比0.6倍、 先週 5人
沖縄県で 4人(前週比0.36倍、先週 11人
という結果。
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あと
入院者とかに目を向けてみると
入院者2099人(先週2652人
うち
重症者99人(先週120人、
という数字が報告されています。
これを
1週間前と比較を計算してみると、
入院者は前週比0.79倍。
重症者が前週比0.825倍。
という具合。
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さてさて、
ブックマークを付けた記事の中では、
新型コロナ関連の重症患者の数が100人を割り込んで。
2桁になった、と
見出しで大きく書かれているのですけど。
重症患者の数って、
だいたい1ヶ月前の感染状況を反映していますから。
これは
9月、10月で
感染者の数が急減した状況を反映して
重症患者がようやく減ってきた、って結果ですね。
ただ、
その一方で
感染者の数を見れば。
1週間前と比べて、
数が増えたり減ったり。
常に減少し続ける状況ではなくなっています。
政府報告では、
現状は、
地域内で散発的にクラスターが発生してる状態で。
全体として
感染拡大傾向にはなっていない。
との評価を出していますが。
それは言外に
『感染者が減らなくなったので
増える条件が揃えば
すぐに感染拡大が起きる状況になった』
と言っているのと同義なわけで。
この先、
感染者が増える要因が加わったら、
いつでもすぐに感染拡大が始まる、
今は、
その前段階にある。と。
そういう現状認識になります。
これは
誇張表現とか、脅しとかではなくて。
毎日報告される新規感染者数が減らなくなってきた事実から見て。
それはつまり、
感染減少する要因がなくなってきた。
ほとんど減らなくなってきた、
とは。
感染減少要因が尽きた。
と。
感染者が減らない状態は、
現状が
そのような状況の表れなんですよね。
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この現状について、
『経済再開だ』
『Gotoキャンペーンだ』
『時短解禁だ』『お酒提供解禁だ』
とかとか
騒いでばかりのメディアがなぁ……
もう少し
現状をきちんと深掘りして
伝えて欲しいところなんですけど。
取材力、報道力ゼロに近づいている、
今の
日本国内主要メディアの面々では
無理かなぁ……
国内の新規感染204人、重症者は1年3か月ぶりに100人下回る
国内の新型コロナウイルス感染者は9日、30都道府県と空港検疫で新たに204人確認された。重症者は前日から2人減の99人で、100人を下回るのは昨年8月以来、1年3か月ぶり。死者は3人だった。
東京都では30人の新規感染者が判明。1週間前から12人増え、13日ぶりに30人台になった。直近1週間の平均新規感染者は23人で、前週(22人)からわずかに増えた。前週を上回るのは8月24日以来。都の担当者は「感染者が少ない中での増加で、横ばいの状況と捉えている」と説明した。
大阪府では28人の感染が明らかになった。50人を下回るのは6日連続で、1週間前より8人減少した。