私の中にある
この方の印象、イメージって
『胡散臭い霊能力者』って感じで。
あまり
良い内容ではないのですが……
ただ、
この方『霊能力者』ではありません。
ちょうど、
日本がバブル経済で大熱狂した、
そして、
その後のバブル崩壊で、
暗澹たる世相になった時に
一大ブームになった『●●占い』の仕掛け人。
元祖・占星術師。
なのですが、
当時の日本国内主要メディア、
とくに
テレビでの露出では
だいたい
『自称・霊能力者』たちとかと並べて扱われて。
バラエティー番組で
あれこれと騒いでいたので。
私的には
どうしてもそちらの枠の人、
という
印象が拭えないのです。
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しかし、
『六星占術』とか……
今の人が聞いてもナンジャラホイって
さっぱり意味不明ですよねぇ。
なにせ、
昭和の話だものなぁ。
いまでは
すっかり遺物になってしまった、
というか。
いちおう、
その手の書籍は
延々と毎年毎年、今でも出ているのですけど。
今は、
そもそも書籍が
世の中から姿を消してますからねぇ。
ますます目に付かなくなりました……
ブーム当時は、
至る所に……
それこそコンビニの書棚とか雑誌ラックの片隅に、
関連ムック本とかが
必ず並んでいたのですが。
平成に入ったらブームは下火になって。
まあ、
毎回毎回似たような内容しか出て来ないので。
仕方がないのですけど。
運命とか、
毎年激変するようなものではありませんから。
あと、
１９９９年２０００年世紀末フィーバーとか、
それも占いブームに一役買っていましたから。
世紀末の世相と相乗効果で
流行した一面があって。
だから、
世紀末が過ぎたらブームも
一気に下火になりました。
世紀末が過ぎても世の中は何も変わらないのを体験して。
日本国民みんな安心した、というかｗ
それで
占いはどうなったのか、というと。
そのうち、
政治とか株価とか、
占いで怪しい見通しを語る
『山師』的なポジションになっちゃって。
いつの間にか
表舞台から退場してました……
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でも、
この方が
世に発表した当時は
なかなか面白いエンターテイメントだったんですよ。
まあ、
結局は
『当たるも八卦当たらぬも八卦』って。
本人の気持ち次第、
受け取り方でどうとでも解釈できる警句、忠告、助言が
並んでいるだけなんですけど。
それを
『それらしく』聞かせる話術スキルが凄かった、
というか……
テレビ出演して
タレント業とかにも進出できるほどの
才多き方でした。
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当時
色々と楽しませていただいた一人として、
ご冥福をお祈りいたします。
みずから提唱した占いでブームを巻き起こし、タレントとしても活動した細木数子さんが、8日、呼吸不全のため、東京都内の自宅で亡くなりました。83歳でした。
細木数子さんは東京都の出身で、飲食店経営など実業家として活動したあと、中国古来の統計学をもとに編み出したとする「六星占術」と呼ばれる占いを提唱して人気を集め、1985年に出版した「運命を読む六星占術入門」はベストセラーになりました。
また、タレントとしても活動し、多くのテレビ番組に出演して、占いをもとにした歯に衣着せぬ物言いが人気を博しました。
事務所などによりますと、細木さんは、最近はテレビの出演は控え、各地で講演会を開いたり、インターネットの番組に出演したりしていましたが、8日、呼吸不全のため、東京都内の自宅で亡くなったということです。
