kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これで一息吐くのかな ―― ロッテグループ会長が自らの人脈駆使尿素1万9000トン確保

今月に入って
韓国で大騒ぎになっている
尿素水』欠乏事変。
これについて
ここ数日、
韓国商社が相次いで欠品している尿素水関連部材を確保した、
という。
そういった情報が
韓国メディアを賑わせています。
韓国商社は世界一みたいなホルホル記事、
というか、
商社の活躍をたたえる内容で。
褒めちぎっていたりして。



ただ、
ニュース記事として掲載された
説明を読んでいくと、
横から見ている野次馬の一人としては、
色々と突っ込みたくなる内容でして。
これ
日本で似たような事が起きたら
ワイドショーで
確実に誰か突っ込んでいる案件なんですけど。
韓国では、どうなのかな……
誰も突っ込まないんですかね。
さすがに
韓国テレビのワイドショー番組まではチェックしていないので、
その辺どうなっているのか
私には判りません。
ということで、
韓国メディアの代わりに
ここで突っ込んでおきますw



韓国商社が伝手を総動員して、
世界中から尿素を買い集めているそうで。
それでようやく、
2~3ヶ月分の消費分に匹敵する量が確保出来たのだとか。
それを受けて
韓国メディアが
商社マンセーと持ち上げています。
けど、
相手の言い値で買います、って状況で
右から左に
どこから金を出ているんですかね、って考えていくと。
韓国政府が
裏で金を出して支払い保証している、ってのは
想像に難くないわけですよ。
というか、
そういう『裏書き』がないと、
即金現金払いでのその場で決済とかじゃないと
経済止まります、とか大騒ぎになっている国の
企業相手に、
売り掛けで代金決済は3ヶ月後です。とか、
半年後です。とか、
そんな通常スパンの取引では怖くて売れません、って。
この手の話って、
裏で
韓国政府が政府保証付けているから。
売買が成立しているんですよね。



本来なら、
韓国政府が
直接買い上げれば良いのですが、
政府で取引する場合、
『価格』が大問題になります。
民間取引なら、
ベトナムサウジアラビアと日本とロシアとインドネシアと、
個別に仕入れた単価と数量を全部合算して、
平均単価に均して。
それで
最終的に平均単価の価格で政府へ卸す、
という手法が使えるのですけど。
政府が
直接、各国から買い取った場合。
個別に
単価が高い、低い、と記録に残ってしまいます。
そうなると、
後々、
単価が高い相手から仕入れをした正当な理由を
説明するように求められて。
ほぼ間違いなく、
政治問題に発展するんですよね。
仕入れ価格にバラツキがあると、
それだけで
非常に大きな問題になるのですよ。
だから、
今回のような場合には
政府が
直接表に立たずに
民間商社を代理窓口にして。
そこで
一括買い取りして単価を平準化した後で。
買い上げる。と。
そういう手法を取るわけです。



多分、
日本で似たような案件が発生したら。
上記のような裏事情の解説を
ワイドショーとか
ゴシップ好きのメディアが
必ず入れてくるんだけどねぇ……

 

 

 

japanese.joins.com

ロッテグループ会長が自らの人脈駆使…6カ国から尿素1万9000トン確保

 韓国では尿素水不足が起きて不安が広がっているが、ロッテ精密化学が世界6カ国を通じて車両用尿素水3カ月分を生産することができる原料を確保した。ロッテグループの辛東彬シン・ドンビン重光昭夫)会長が自身の人脈を動員して物量を確保したという裏話だ。
 韓国最大の尿素水製造・生産業者であるロッテ精密化学は11日、車両用尿素水5万8000トンを生産できる尿素1万9000トンを確保したと明らかにした。ロッテ精密化学が新規で確保した尿素ベトナム8000トン、サウジアラビア2000トン、日本1000トン、ロシア500トン、インドネシア200トンなど約1万2000トンだ。中国の輸出中断措置緩和で入ってくる中国産尿素6500トンと韓国政府が最近配分した尿素700トンを合わせれば計1万9000トン規模になる。
 尿素水に入る尿素の含有量は約30%。尿素1万9000トンから車両用尿素水5万8000トンを製造することができる。
 ロッテ精密化学によると、これは国内全体車両用尿素の需要の2~3カ月分に該当する物量だ。ロッテ精密化学関係者は「今回確保した要素のうち、ロシアからの500トンを除いてはすべて年内の入庫が可能だ」とし「当初今月末から尿素水の生産が中断される恐れがあったが、原料が確保されたためこれを解決できることになった」と説明した。ロッテ精密化学は来週から工場稼動率を高め、尿素水を生産し次第すぐに全国の販売網を通じて供給する予定だ。尿素水不法流通の可能性を懸念して今月初めに中断した10リットル容量製品の場合、来週生産を再稼働して消防車や救急車、パトカーなど公共部門にまず供給する予定だ。このためロッテ精密化学は環境部など関連部署と協議中だ。ガソリンスタンドまで移動させることが難しい大型建設機械や工事現場などには直接尿素水を供給する計画だ。
 辛会長はロッテ精密化学の尿素水原料確保のために自ら駆け回ったという。ロッテグループによると、辛会長は日本国内の人脈を活用して純度の高い日本産尿素1000トンの契約を直接結んだ。ロッテグループ関係者は「日本産尿素は品質が良くて価格が高く、最近2年間輸入が中断された状態だった」とし「最近、国内が尿素水不足事態で非常事態になるや辛会長が自ら動いて日本産物量を確保した」と話した。ベトナムインドネシアからの尿素物量の一部も辛会長が確保したとロッテ側は説明した。
 ロッテ精密化学の関係者は「尿素水不足事態の初期から中国法人やグローバルネットワークを総動員する一方、産業通商資源部など政府と緊密に協力して原料需給のために水面下で努力していた」とし「尿素価格が最高額を更新しているが、尿素水価格を上げないで凍結して市場安定に寄与したい」と話した。

 

 

japanese.joins.com

活躍目覚ましい商社…ポスコインターナショナル、尿素水18万トン確保=韓国

 韓国商社ポスコインターナショナルがオーストラリアとメキシコから尿素水18万リットルを確保した。過去に尿素水輸出の経験が全くない現地企業から新しい供給先を見出した。ポスコインターナショナルはオーストラリアのブルーノックス社と尿素水8万リットル、メキシコのジャル・クルス社と10万リットルの契約をそれぞれ締結したと12日、明らかにした。18万リットルは乗用車9000台に供給できる物量だ。
 ポスコインターナショナル関係者は「オーストラリアとメキシコの会社はともに過去に尿素水の輸出経験が全くなく、われわれが現地輸出通関から包装、物流など輸出全般の業務を直接遂行しなければならならず、契約が緊迫した状況で進められた」と話した。また、尿素水の主成分が尿素と水なので海上に移動させる際に困難があり、ポスコ物流事業部と緊密に協業したという。
 HMMはオーストラリア発船腹を確保して配船スケジュールを調整し、供給の難関を解決することができたという。ポスコ側は「産業通商資源部と韓国貿易投資振興公社(KOTRA)、大使館、ポスコグループが積極的に参加して官民合同作戦を成功させたことがポイント」と付け加えた。今回の契約はすべて現地で11月末に船積み予定だ。船積み後、韓国到着まではオーストラリアとメキシコから約21日・18日それぞれ要するものと予想される。
 ポスコインターナショナル関係者は「今回の契約後にも海外支社と法人を積極的に活用してアジア、独立国家共同体(CIS)地域、米国の尿素水生産会社と供給が可能かどうかについて引き続き協議を行う予定」としながら「国内の尿素水不足現象を早期に解消できるように積極的に参加する」と話した。
 11日(現地時間)に開かれたポスコインターナショナルとメキシコのジャル・クルス社との署名式には、産業部のチョン・ユンジョン通商交渉室長とKOTRAのキム・ギジュン中南米地域本部長、在メキシコ大使館関係者、ポスコ・メキシコのチェ・スンヨン代表法人長らも出席した。チョン室長はメキシコ経済省のデル・ラ・モラ通商担当次官との面談で、尿素水輸出通関手続きの迅速な進行をメキシコ側に要請した。
 一方、尿素水不足事態の中で総合商社の活躍が目覚ましいという評価だ。LXインターナショナルもベトナム・マレーシア・シンガポール・タイから尿素水1254トン、中国から尿素1100トンを確保した。尿素水はこれら商社が既に取り引きしてきた品目でないにもかかわらず、これまで築いてきた海外ネットワークを活用して、世界の主要尿素水企業に働きかけて成果を出している。