kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これ、そろそろマジでなんとかならんか ―― 「アクセルとブレーキ踏み間違えた」3人死傷

今回は
私の主観バリバリで
物申しますけど。
これ、
この手の高齢者ドライバーの事故は、
明らかに車製造メーカーの責任ですよ。
いや、
当初はそうではなくてもさ。
こういう事例が多発して、
今の操作システムなら
高齢者はペダルを踏み間違えて事故を起こす、
と。
そういう結果が数年前から明らかになっているわけで。
認知能力と運動能力と反射神経の低下が
加齢とともに進んで。
反射的な判断、動作が、
若年層、中年層に比べて、
高齢者は
劣化するわけです。
個人差はありますけど
大勢は加齢とともに成績が落ちていく。
それなのに、
若年層とか中年層と同じ運転操作を強いている時点で、
『自動車』という機械デザインの
入力装置の改良を放置した
メーカーの怠慢です。
その結果が、
いつまで経っても
この手の高齢者ドライバーの事故が減らない、という。



じゃあ、どうしたら良いんだ。って話ですけど。
実は
すごく簡単な話です。
『緊急停止装置』を作れば良い。
緊急停止装置っていったい何だよ、って……
別に新しいシステムを作る必要は無くて。
現行の
自走車の運転装置、
UI的に言うと、
入力システム、デバイス、と言い換える事が出来ますが、
この部分は、
緊急時に停止するために、
通常操作と同じ事を
ユーザー=運転手に強いているんですよね。
つまり、
ユーザーの操作をトレースすると、

>緊急停止しなければならない
    ↓
>停止するには減速しなければならない
    ↓
>ブレーキ踏まなければならない。

と操作がデバイスに直結していないのです。
いくつかの判断と動作を経て、
それで
ようやく緊急停止操作が稼働する、
という。
だから、
途中の判断と動作でミスした場合、間違えた場合、
たとえば
ペダルを踏み間違えた、とか。
すると、
今回みたいに事故が起きるわけです。
緊急停止操作が実現するまでに、
複数の判断と操作を
自動車の入力システム側
ユーザー=運転手に強いている為、
途中で誤判断、誤動作、誤操作をする確率が
増えているんですよ。
そういう状態がずっと放置されたまま
いつまで経っても
入力システムが改善されていません。
だから
いつまで経っても
同じような原因で、
同じような事故が繰り返されてます。
入力システムが改善されないのだから、
当然の結果なんです。



そこで、
どうすればいいのか、
って部分に話を戻すと。
答えは至極簡単、単純明快な話で。
緊急停止時の操作を、
通常操作とは
完全に別系統に切り離して、
単純簡素化すれば良いんです。
つまり、
複数の判断を一本化、単純化して。
ユーザー=運転手が迷ったり間違えたりする過程を
システムから排除する。
これは
単純明快に、
特定のスイッチを押したり、操作したりしたら、
急ブレーキと同じ入力が
最優先で処理される。
アクセル入力全カット、ブレーキ入力最大化、って
処理を実行します、
って
それが一操作、一入力で可能な、
バイスを一つ、
通常の運転操作とは
別の入力装置を追加するだけで済む話なんですよ。
昔風に言うなら、
サイドブレーキ操作の復活です。
昨今の車は電子化されていて、
機械的入力ではなくて、
電気信号で装置を制御できますから。
ボタンを押したり、
レバーを引いたり、捻ったり、
それで
ブレーキペダルを踏み込んだのと同じ信号を出したり、
同時に
アクセル入力全キャンセルしたり、
そういう
挙動をさせることが可能です。
ただ、
緊急時に即座に利用できる形で、
どういう入力装置を作るのか、と。
普段は
間違えないように
通常の運転操作では一切手で触れない状態で。
緊急時に
即座に利用できる、迷わず操作できる、間違えず確実に操作できる、
加減を考えず全力で操作できる、
パニック時に反射的に処理できる、
そうあるためには
かなり念入りに
デザインを検討しなければ為りませんけど。
やろうと思えば、不可能ではないはずです。
でも、
それがいつまで経っても実現しないのは。
車メーカーが
既存の運転システムに手を加えるのを面倒くさがって、
出来ない理由を並べて
改善しないだけなんです。
そろそろ、
そういうメーカーの怠慢、無責任な体質を断罪するべきです。



さてここからは、
具体的にどういうデバイス・デザインがあるんだ、
って話ですけど。
私なら、
アクセルはフットペダル、
ブレーキはハンドルに付けたパドルボタン。
という具合に
アクセルとブレーキを完全に別系統の入力に切り分けます。
要は、
足でアクセルとブレーキ、両方を操作させるので
混乱、踏み間違いが起きるわけで。
緊急時とか関係無しに
普段の通常操作からし
アクセルは足。
ブレーキは手。と完全に切り分けてしまえば。
混同しようがないですよね。



ぶっちゃけると、
いまだに
フットペダルで
アクセルとブレーキ操作を
ユーザー=運転手に強いているのは
単なる惰性によるものとしか思えない。
だって、
アクセルとブレーキって、その都度、
足の置き場所を移動させなければならないわけで。
しかも
足の移動を
目で視認出来ない状態で
感覚頼みですよ。
視覚情報がゼロの時点で、
肉体運動、操作としては
非常に難易度が高いことを
やらせているんですよね。
昔なら、
機械的な機構上の制約があって
アクセルもブレーキも
フットペダルでしか実現できなかったから。
仕方がなかったのですけど。
今なら
電子制御で
どうとでも操作変換できますからね。
フットペダルの代わりに
ボタンを押して操作させることだって可能です。
アクセルとブレーキの操作を
それぞれ、
手と足に割り振って別々にすることだって
出来るんですよ。
車の運転は、
もっと簡単にシンプルに出来るはずなんです。
ただ、
その形を具体的に練り上げるのが面倒だから。
メーカーが手をつけないだけで。
昔のデザインを改善せずに、
延々とずっと使い続けている、という。
これを怠慢と言わずになんという。
実現しようとしたら、
自動車の運転操作を根本から書き換えるので、
法律の改正やら、
特許関連の問題やら、
ややこしい難問が幾つも立ちはだかっているのだろうけど。
それが
技術革新ってヤツだろ。
国会議員とあわせて
他人様の命を預かる仕事をしているんだから。
そのくらいの汗は掻け、ってんですよ。


 

 

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スーパー敷地の自販機なぎ倒し暴走、最後は壁に衝突「アクセルとブレーキ踏み間違えた」…3人死傷

 17日午後0時10分頃、大阪府大阪狭山市大野台のスーパー「コノミヤ狭山店」の敷地内で、暴走した乗用車が歩行者を次々とはね、店の壁に衝突して止まった。3人が病院に搬送されたが、男性1人が死亡し、女性2人が重傷を負った。
スーパーの壁に衝突した車(右)や人がはねられた付近を調べる捜査員ら(17日午後2時6分、大阪府大阪狭山市で)=東直哉撮影
スーパー入り口付近に向かって暴走する車(17日、大阪府大阪狭山市で)=防犯カメラから
 府警黒山署は、車を運転していた近くに住む職業不詳の男(89)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕。「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と供述しているという。
 発表では、亡くなったのは同市西山台、無職岡田博行さん(87)。けがをした女性2人はいずれも高齢だが、命に別条はないという。
 現場近くの防犯カメラ映像などによると、店の敷地内に進入した男の車は、自動販売機をなぎ倒して店の入り口付近に突っ込んだ後、止めてあった自転車を倒しながら後退。植え込みにぶつかった後、再び前進して店の壁に衝突して止まった。近くでは、男女3人が倒れていた。
 府警によると、男は妻と一緒に同店を訪れ、近くの路上に止めた車の中で妻が買い物を終えるのを待っていた。妻が店から出てきたのを見て店近くまで車を動かした直後に事故が起きたという。
 男は調べに「(店近くで)車を止めて車内でトランクを開ける操作をしていたら、車がゆっくりと前に進み出した。慌ててブレーキをかけようとして間違ってアクセルを踏んだ。驚いてバックしたが、また踏み間違えた」などと話しているという。男にけがはなかった。
 府警は、容疑を過失運転致死傷に切り替えて、事故の詳しい状況を調べる。
 男の自宅近くの住民らによると、男は妻と2人暮らし。近所の男性(78)は「1年近く前から『ぼちぼち運転をやめなあかんな』という話をしていた。普段はしっかりした人だったのに」と語った。