新型コロナ関連の情報を検索している途中で
ニュースを流し見していた時に。
突然、
このネタが
速報として入ってきて。
ちょっと驚きました。
・
・
・
最近何かと話題な、
新型コロナの新たな変異株『オミクロン株』、
これの
日本への侵入を防ぐために
明日から
外国人の入国を全面禁止するそうな。
これについて
テレビのニュース解説などでは
『予防措置として早めの政治決断をした』とか
説明しているのですけどね。
いや、
ちょっと待ちなさいってば。
入国禁止します、と言った
次の日から
すぐに実行できるとか。
普通な無理な話ですよ、
手続きを変更して、
関係各署が対応しなければならないわけで。
それなりの準備、調整が必要になります。
ざっと、
短く見て1週間行かないくらい。
3日か4日程度ですかね。
でもって、
いま
世界中で大騒ぎになっている
変異株「オミクロン株」……ですが。
これが
ニュースになったのは先週の話です。
専門家が
南アフリカで新たな変異株を発見した事実を
公表したのが
先週11月25日の事ですよ。
・
・
・
つまり
時間軸で整理していくと。
25日に、
変異株の発見を公表。
その時点で、
外国人入国の全面禁止を検討、
いつでも対応出来るように準備始動。
27日に
世界保健機関WHOが
変異株を警戒対象に指定。
そこで、
日本政府内で外国人の入国禁止措置本決まり、
発動可能体制への移行を進める。
そして、
今日、
準備完了からの
首相正式発表、という。
そういう流れですかね。
・
・
・
で、
こんなことを書いて
いったい何がいいたいのか。
というと、
今回の
『外国人入国禁止措置』について
時間軸での前後関係を推測していくと。
新たな変異株の発見が公表された時点で、
ほぼ即決に近い形で
入国禁止の政治決断が行われていたのだろう、と。
政治的な時間感覚で言うなら
『間髪入れず』って状態です。
そうでないと
変異株の発表から
わずか4日程度の準備期間で
入国禁止措置実行なんて。
行政処分に
現場が追いつきません。追いつけませんよ。
状況を見て判断する前に決断して
とにかく準備だけ進めていた、
って具合でしょう。
・
・
・
これが首相の発想だったのか、
それとも
ブレーンから強力プッシュがあったのか。
そこは定かではありませんが、
ただ、
コロナ予防対策では
3回目のブースター接種も本決まりになりましたし。
前政権に比べて
スピード感重視になっていますね。
全世界からの外国人入国を30日から禁止、首相「最悪の事態避けるため」
岸田首相は29日午後、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大を受け、「最悪の事態を避けるために緊急避難的な予防措置として、外国人の入国は30日午前0時から全世界を対象に禁止する」と発表した。
政府は外国人の新規入国を原則禁止しているが、今月8日から、ワクチンの接種や活動計画書の提出などを条件に留学生や技能実習生、ビジネスでの短期滞在者らを対象に外国人の新規入国を認めていた。南アフリカなど9か国は例外としていた。
日本人の帰国や外国人の再入国については、政府は南アフリカなどアフリカの計9か国を対象に、国指定の施設で10日間の待機を求めていた。オミクロン株が確認された14か国・地域に対しこうした措置を取る。国・地域に応じて、待機期間を定める方針だ。