kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

続・結局オミクロン株はどうでもよくなったw ―― 韓国でコロナによる「病院の外での死」増加

ハンギョレの記事、
ブックマーク第2弾。
一つの
スレッドにまとめてしまうと
縦に長々となってしまうので。
分割しました。



記事に取り上げられている内容は、
日本でも
つい4ヶ月ほど前の
感染拡大第5波の時点で経験した事ばかりで。
爆発的な感染拡大によって、
巷間に感染者が激増し。
一時的に
医療体制で対応可能な数を超えてしまい、
治療不可能になってしまった、
という。
いわゆる
医療崩壊』に
韓国も突入してしまいました、と
現状を報じています。



まあ、
日本の先例を引き合いに出したのは
私なりの解釈であって。
ハンギョレでは
日本の先例については
まったく触れていませんけどね。
ただ、
既に
同様の事態を経験済みの
一日本人の目から見れば
『あー、やっぱりそうなりましたか』としか
言い様がない出来事ばかりで。
そして、
経験しているが故に、
解決方法も熟知しています。
単純に、
感染者の数を減らす。
物理的に
感染者の数を減らす。
これしかありません。
医療従事者の数は増やせないので、
病床を
どれだけ増やそうが、
医者が対応出来る患者の数、
治療可能な患者の数は、
実質増えません。
頭打ちで、
医者の対応限界を超えた患者は放置されるだけです。
これは
短期では……
たかだか数ヶ月でどうこう改善出来る内容ではありません。
どうやっても
無理なものは無理。
なので、
医療の対応限界を超えないように
患者の数を収めるしかない。
つまり
物理的に患者の数を減らす、
これしか
解決策は存在しません。
それ以外の
都合の良い折衷案などは存在しない。



……のですけど。
韓国政府防疫当局、
狂気の文オジサンとそのお仲間達政権の対応を見ると、
いまだに
厳しい現実を認めず。
グダグダと問題から逃げ回って
解決をダラダラ先延ばしているんですよねぇ……(呆

 

 

japan.hani.co.kr

病床空き待ち中に死亡…韓国でコロナによる「病院の外での死」増加

病床不足で「在宅治療原則」転換後 
対象者数は倍増、1万7000人あまり 
最近5週間で病床待機者29人が死亡 
「ソウルの患者を慶尚北道まで運んだことも」 
移送時間の短縮など、システムの整備が急がれる

 先月30日に新型コロナウイルス感染症と診断され、ソウル東大門区(トンデムング)で在宅治療を受けていたAさん(67)は、5日夜遅く呼吸に困難を感じた。Aさんの家族は在宅治療担当の医療スタッフに直ちに連絡した。午前0時ごろだった。Kさんには糖尿、高血圧などの基礎疾患があった。在宅治療担当の医療スタッフはAさんへの病床割り当てを試みたが、割り当ては遅かった。結局、Aさんの家族は25分後に119番に通報し、救急隊が出動した。午前1時ごろに病院に到着したが、Aさんは心停止状態だった。Aさんは6日午前に亡くなった。
 コロナ感染が確認され、京畿道坡州市(パジュシ)の自宅で病床の空きを待っていた80代の女性も、7日に死亡した。患者の病状が悪化したという通報を受けて救急隊が出動したものの、救急隊員が女性の自宅に到着した時には、すでに死亡していた。
 コロナと診断される患者が連日5000人を超え、8日には7000人台に達したことで、病床待機者も増えている。高齢で基礎疾患があっても病床の割り当てが受けられず、病院の外で急激に状態が悪化して死亡するケースが相次いでいる。8日の中央防疫対策本部の資料によると、最近5週間(10月31日~12月4日)で病床の空き待ち中に死亡したコロナ患者は29人にのぼる。このうち、コロナと診断されてから24時間以上病床の割り当てが受けられずに死亡した人は19人。また29人の死者のうち60代以上は28人で、基礎疾患があることが確認された人も26人だった。病床待機中の死者は、10月末から先月中旬までは週に1~3人だったが、11月21~27日は10人、11月28日~12月4日は13人と急激に増えている。
 政府は在宅治療を基本とする政策を実施中だが、防疫当局は在宅治療中の死者の統計を取っていない。しかし、すでに10月には在宅治療中に1人が死亡しており、Aさんも在宅治療中に搬送され、まもなく死亡している。医療現場からも、在宅治療中の患者が重症となるケースがあるとの声があがっている。ある首都圏の公共病院の看護師はこの日、本紙に対し、「在宅治療の対象者には高齢者が多いが、最近は酸素飽和度が90%以下に低下した(緊急の)ケースでも、すぐに移送できずに自宅に留まることがある」と語った。
 現在の基準で「病院の外」で治療を受けている人の数は、1万人をはるかに超える。8日午前0時現在の在宅治療対象者は1万7362人で、政府が「在宅治療基本化」政策を打ち出した先月29日(8990人)に比べて2倍近くになっている。この日の病床待機者は860人だった。やはり先月21日以降、連日700人以上を記録している。
 コロナ感染者の増加と病床不足により、病院の外での治療は避けられない側面があるが、悪影響を改善する方策が明確に見あたらないということが問題だ。政府は病床の割り当てを効率化するとともに、在宅治療を徹底的に管理すると発表したものの、必要な人材は不足している。ソウル市の保健所の関係者は「現在、疫学調査などの他の業務に比べ、病床待機者関連の業務に投入される人員は少なすぎる。病床割り当て・管理業務の優先順位を上げるべき」と述べた。
 病床待機者の緊急移送時間の短縮も急がれる。消防庁の関係者は本紙に対して「病床不足で入院を待っている患者を、ソウルから慶尚北道地域の病院まで移送したこともある」と語った。
 政府は、医院級病院も在宅治療の管理機関にするという改善策を打ち出しているが、この対策をきちんと作動させるためには、システムを細部まで整備しなければならない。ソウル大学のホン・ユンチョル教授(予防医学科)は「在宅治療について、各医院は準備ができていないだろう。(病院外での死を減らすためには)在宅治療システムがうまく作動するシステムがしっかりと確立されていなければならず、このシステムの中で高齢層などの年齢ごとの管理をどのようにするかを決めたうえで支援しなければならない。移送の過程でも情報交換が十分に行われなければならず、患者の状態に応じてECMO(エクモ、体外式膜型人工肺)を搭載した救急車も適切に活用しなければならない」と述べた。