この方も
亡くなってしまったんですねぇ……
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私的には、
代表作である『ダメおやじ』よりも。
近年
不定期連載されていた『BARレモン・ハート』が
好きで。
ちょくちょく読んでいました。
アッサリした線画で
ほのぼのした小話が
読んでいて苦にならなくて。
暇つぶし、と言ってしまうと
言葉が悪いのですが。
気分を変えたいときに
重宝していました。
意外な展開とか、
特別な物語とか、
そういうものが無くて。
どこかで
聞いたことがあるような無いような
料理と酒と
日常のよくある出来事と。
居酒屋に来た客の愚痴話を盗み聞きしているような、
肩の凝らない内容が好きでしたねぇ。
それももう、
新たな小話が見られないのですねぇ……
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謹んで
ご冥福をお祈りいたします。
漫画家の古谷三敏さん死去 「ダメおやじ」大ヒット
「ダメおやじ」や「BARレモン・ハート」で知られる漫画家の古谷三敏(ふるや・みつとし)さんが8日、がんのため死去した。85歳。旧満州(現中国東北部)・奉天(現瀋陽)生まれ。葬儀は親族で行った。
昭和30年にデビュー。手塚治虫さんや赤塚不二夫さんのアシスタントを務めた。45年から57年まで週刊少年サンデーで連載した自作のギャグ漫画「ダメおやじ」が大ヒット。出世や能率とは無縁でも自分なりに生き抜こうとするおやじの姿は、父親の権威が失墜しつつあった時代の空気を背景として、サラリーマンらから社会的な共感を集めた。