最近、
ちょくちょくテレビなどでも取り上げられている
この話題。
パッと聞いただけだと、
正しい事を言っているようにも
聞こえるのですけど。
聞こえるだけで、
主張がハチャメチャで破綻しているのですが。
それ、
誰か指摘してやれよ、と思うのに
誰も指摘しないので、
自分で書くことにしました。
・
・
・
じゃあ、
沖縄知事の主張の
いったい何が破綻しているのか、
って話なんですけど。
これ、
韓国内でオミクロン株を大騒ぎしている件に通じる話で。
これまで、このヨタ書きでチョコチョコ取り上げてますけど……
新型コロナの感染拡大を見て、オミクロン株だけを取り上げる事には
まったく意味が無いんですよ。
問題の本質は、
オミクロン株だろうが、
従来株だろうが、
新型コロナが感染拡大している事が問題であって。
沖縄県知事が主張しているような
感染源が米軍だ、という観点で言うのなら。
米軍の感染者が隔離されずに、
沖縄県民と接触して感染拡大させている事が問題なんですよ。
『オミクロン株が~~』は
感染拡大の原因ではありません。
それは
後付けの弁明、言い訳です。
沖縄県知事は
オミクロン株が米軍から流出している事実ばかり
問題視するような発言を繰り返していますけど。
それは
裏を返すと、
従来株の感染拡大なら問題ナシ、とも取れるわけで。
そりゃあ違うだろ、
言っていることが何かオカシイよね、となるわけです。
・
・
・
まあ、
これについては
メディアの切り取り方がおかしい、というか。
発言を変な形で抜き出している、っていうのもあるのですけど。
そもそも
沖縄県知事の発言自体、歯に物が挟まったような言い方で。
米軍に問題があるのなら、
ズバリ、
感染源になっているので、
外部の人間との接触を一切禁止する措置を執るように、
ハッキリ主張するべきです。
在日米軍内で
感染者が出ている間は、
米軍関係者の行動は
在日米軍内で完結して。
外部との接触を極力制限する。
それが可能かどうか、
という問題がありますけど。
そこを考えるのは
日本政府や米軍の仕事であって、
沖縄県知事として、
米軍に問題があるのなら、
そのようにハッキリ主張するべきですよ。
と
同時に、
沖縄県民に向かっても、
米軍関係者と接触しないように要請するべきです。
・
・
・
問題の本質、核心は
新型コロナの感染拡大であって。
いかに
感染拡大を封じて防ぐか、です。
感染しているのが、
従来株なのか。
オミクロン株なのか。
それは枝葉の部分なんですよ。
在日米軍が感染源になっていて、
県民に感染拡大が進んでいる、
というのなら。
沖縄県知事として
その問題にどう対処するんですか、って話なんですよね。
米軍が従わない、
というのなら。
まずは
県民側に米軍と接触しないように要請するしかないでしょ。
オミクロン株拡大「米軍由来との意識が欠如」…沖縄知事が対応を批判
沖縄県は2日、在沖縄米軍から新たに70人が新型コロナウイルスに感染したとの報告を受けたと発表した。1日には、1日当たりの感染者としては最多の235人の感染が報告された。所属基地や、変異株「オミクロン株」に感染しているかについての情報は寄せられていないという。
玉城デニー知事は2日に記者会見し、米軍内で感染者が急増していることや情報提供の姿勢に触れ「管理態勢の不十分さを示しており、怒りを覚える。県内のオミクロン株の感染拡大が米軍由来であるとの意識が欠如している」と述べた。
一方、県内では2日、51人の新型コロナウイルス感染が判明。オミクロン株については、2日までに計65人の感染が確認されている。感染経路の調査を終えた63人のうち31人は基地との関連が確認されず、市中感染の可能性が高いという。
オミクロン株の感染者は2日、島根県で14人、愛知県と京都府で各13人が確認された。茨城、香川、高知県では初めて感染が確認され、茨城、香川県は市中感染とみられる。
玉城知事「オミクロン株は米軍から染みだし」 沖縄での対応巡り非難
沖縄県は2日、在沖米軍で新たに70人の新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表した。1日も在沖米軍では過去最多の235人の感染が確認されている。玉城デニー知事は2日、臨時の記者会見を開き、「米軍陽性者の急増は、米軍における管理体制の不十分さを示すもので激しい怒りを覚える」と強く米側の対応を非難し、対策の徹底を再度求めた。
会見で玉城知事は「県内のオミクロン株の感染拡大は米軍からの染みだしが大きな要因」とも指摘した。
玉城知事によると、県が国立感染症研究所の協力を得てオミクロン株の広がりを調査したところ、12月30日までに確認された市中感染の疑いがある複数人から、米軍基地従業員らと同じオミクロン株のゲノム系統が確認されたという。また、12月31日と1月1日の2日間でオミクロン株の感染が確認された計45人のうち29人は海外渡航歴がなく基地従業員との接触もないことから市中感染の疑いがあるという。
玉城知事は、米軍関係者は日米地位協定に基づき日本側の検疫の対象になっていないことなどから、「日米両政府は、構造的な問題であるという強い危機意識を持って頂きたい」と協定見直しも強く訴えた。
県内のオミクロン株の感染者は計65人、うち市中感染の疑いは計31人。
大規模なクラスター(感染者集団)が判明している米海兵隊基地「キャンプ・ハンセン」(金武町など)については、外務省が12月29日、約半数をオミクロン株の感染者と認定したと発表したが、具体的な人数などは発表されていない。