kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

うーむ…… ―― 佐渡金山 世界遺産に推薦へ 慎重論覆し首相決断

この件、
佐渡金山の世界遺産への推薦に関する
日本政府の対応について。
先日、
岸田政権の下では見送る、
と。
韓国がこの件、
佐渡金山の世界遺産推薦について反意を示していて。
韓国が推薦に関して抗議して、その主張が認められた場合。
最悪、
世界遺産登録不可になるかもしれないので。
いったん
推薦は引き下げて韓国が抗議してきても、
審査が通るように準備を進める。
と、
そういう流れだったのですけど。
ここへ来て、
自民党の内部の保守層と、
佐渡金山の地元、新潟から
推薦見送りに相当な突き上げを喰らったそうで。
それで、
昨日、
急遽
岸田首相が、
『推薦強行』を発表しました。



私的には
『うーん、なんだかなぁ』って感じです。
目的と手段を取り違えてしまっている、
というか。
この人には大事を任せられないな、
と。
物凄く不安になりました。
佐渡金山を
世界遺産へ推薦、が目的では無くて。
世界遺産に登録、が目的であり最終目標なんですよ。
推薦は、
単なる手続きの手段に過ぎません。
推薦したから
結果が確実に得られるわけでないのです。
今回の場合、
推薦した後の審査過程で
登録を勝ち取れるだけの準備に不安があるから、
いったん、
今のままでの推薦を取り下げて延期したわけで。
そこでの
問題が解消したから
再度
推薦を決断した。というのなら筋が通りますけど。
問題は解決しないまま、
準備にも不安を抱えた状態で。
推薦を強行する、というのなら。
単に
周りの意見に流されているだけです。
その結果、
準備不足で審査不合格、登録不可になったら。
その結果は
二度と覆せないわけで。
『失敗した』という結果が残るだけで。
何も得られません。
『登録』という結果が得られなければ。
推薦する事自体には
何の意味もないのです。
むしろ、
『登録不可』と決定されて。
一度決定が下されたら
二度と申請できなくなってしまう事を考えれば、
推薦は
害悪、不利益でしかない。
と言ってもいいかもしれません。



推薦を決定した以上、
すでに
情報戦が始まっている状態なので。
この先、
審査合格に必要な資料など、
どれだけの準備が整っているか、などの詳細が
公表されることはないでしょう。
無事、
審査を通過して
登録されることを願います。

 

 

佐渡金山 世界遺産に推薦へ 慎重論覆し首相決断

勝てる準備をして戦いに行く、のなら判るが。言われたからとりあえずやる、ってのは違うだろ。負けたら再戦不可なんだから。それで戦うことに意義があると主張するのは単なる蛮勇無謀な愚か者の行為だぞ。

2022/01/28 19:30

 

佐渡金山 世界遺産に推薦へ 慎重論覆し首相決断

 岸田文雄首相は28日、「佐渡島の金山」(新潟県)を世界文化遺産に登録するよう国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦する方針を明らかにした。韓国が戦時中に朝鮮半島出身者らへの「強制労働」があったなどと反発し、政府も一時見送る方向で調整したが、最終的に首相が韓国側の主張は事実誤認で国際社会に真実を訴えるべきだと判断した。推薦書の提出期限である2月1日に閣議了解する見通し。正しい事実関係を国際社会に訴えるため、省庁横断型のタスクフォースを立ち上げる考えも明らかにした。
 佐渡金山をめぐっては、文化審議会が昨年末に登録に向けた国内候補に選出した。この際、韓国外務省が「強制労働させられた被害の現場だ」などとして、即時撤回を求めていた。
 政府は「強制労働」は事実誤認で「独自の主張は受け入れられない」(林芳正外相)とし、韓国側に抗議した。ただ、外務省には、韓国が慰安婦資料の登録を目指した「世界の記憶」(世界記憶遺産)に関連し、関係国が合意しない限りは申請しない制度改革を日本が主導した経緯も踏まえ、推薦に慎重論も強かった。
 しかし、今回の申請対象は「江戸時代まで」に限定しており、勤務した朝鮮半島出身者らには給与などが支払われている。自民党保守系議員からは「論戦を避ける形で申請をしないというのは間違い」(安倍晋三元首相)などと推薦を求める声があがっていた。
 首相は地元が推薦を強く求めたことや、見送った場合は韓国側の主張を黙認したような印象を与えかねないことも考慮し、推薦を最終決断した。