今年1月から
ロシアによる軍事侵攻の緊張度が増していた
ウクライナ。
それが、
現実のものなりました。
10年ほど前に
ロシアがクリミア切り取りを行った時と、
だいたい
似たような体裁になっています。
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というわけで、
今日は朝から蜂の巣をつついたような騒ぎになっています。
メディアはしきりに
『アメリカは……』『ロシアは……』を繰り返して。
朝昼晩、
この分だと明日も、
いや、今週いっぱい、さらにその先も
騒がしくなりそうですね。
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正直に言って、
私は軍事の素人なので、
この先、
どういう状況になるのか予想もつきません。
ただ、
EUの対応、
とくに
ロシアから引かれている天然ガス・パイプラインに関する対応。
ここが肝になると、
素人なりにそのように見ています。
すでに
経済制裁の対象に挙げられていますけど。
果たして、
それが実行出来るのかどうか。
石化燃料使用廃止に向かっている
EUのエネルギー事情では、
ロシア天然ガスの供給を止められるのかどうか。
死活問題になっていますから。
ここで
EUがパイプラインを止められなければ
その先、
ロシアとの軍事対決など、
不可能です。
詰みですね。
二つの「人民共和国」を露が独立国家として承認、プーチン氏が大統領令に署名
【モスクワ=工藤武人】ロシア大統領府はプーチン大統領が21日、ウクライナ東部ルガンスク、ドネツク両州の一部を実効支配する親露派武装集団が一方的に独立を宣言している二つの「人民共和国」を、独立国家として承認する大統領令に署名したと発表した。ロシアと両地域との相互支援を確認する協定にも署名した。
武装集団側は、ロシアに軍事支援も要請しており、露軍部隊はウクライナ東部に公然と展開するとみられる。ロシアがウクライナに軍事侵攻するとの懸念が強まる中、ウクライナや米欧の反発は必至だ。
プーチン氏は署名に先立ち、安全保障会議を緊急招集し、閣僚らから意見を聴取した。その後、独仏首脳との個別の電話会談で、独立承認の意向を事前に伝えていた。
ロシアは14年3月にウクライナ南部クリミアを併合したが、東部の親露派支配地域については、併合や国家承認を避けてきた。独立承認はロシアの対ウクライナ政策の大きな転換となる。
ロシアによる親露派への軍事支援は「公然の事実」とされてきたが、ロシアはウクライナ政府軍と親露派武装集団による紛争の「当事者」ではないとの立場を貫いている。
「平和維持」目的でのロシア部隊派遣、プーチン氏が認める…ウクライナ東部で行動開始の見通し
【モスクワ=工藤武人】ロシアのプーチン大統領は21日の大統領令で、露国防省に対し、ウクライナ東部の親露派武装集団が実効支配する地域に「平和維持」目的で露軍部隊の派遣を認めた。これにより、ウクライナ周辺に集結させている露軍部隊の一部がウクライナでの軍事行動を開始する見通しとなった。
大統領令は、親露派武装集団の支配地域を独立国家として承認したもので、露大統領府が内容を公表した。大統領令では軍部隊の派遣に向けた条約の批准を待たず、露軍部隊の派遣を容認すると明記している。