kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

この人、本当に要らんこと言うな弁舌下手くそすぎ ―― 岸田首相 ウクライナからの避難民

なんというか、
岸田首相って余計な一言が多い、というか。
自分を良く見せようという欲があるのか、
言う必要がない事をポロッと喋ってしまうんですよね。
思慮が足りないのかなぁ……
多分、
これまで首相の器と期待されてきて、
長い間、
重要なポストに就けなかったのは。
そういう欠点を
他の議員に見透かされていたからなんでしょうねぇ。



で、
今回の要らんこと発言は。
ウクライナの難民受け入れに関する答弁です。
これ、
早速ニュースになっています。
ざっと抜き出しますと、
『まずは親族や知人が日本にいる人たちを
 受け入れることを想定しているが、
 それにとどまらず人道的な観点から対応する。
 今後もウクライナを強力に支えるために
 G7=主要7か国をはじめとする国際社会との連携を強化していきたい』
これですね。
『親族や知人が日本にいる難民の受け入れを想定している』
と。
この部分までなら問題無いんですよ。
今回の場合、
国連や国際社会(主にアメリカEU各国)が避難民だと認めました、と。
その上で、
日本国内での身元引受人がハッキリしている人を引き受けます。
と条件を付けた上で受け入れます。という表明なので。
まあ、
従来の審査と整合性は取れそうだ。
と思えますので。
問題なのはこの後で、
『それにとどまらず人道的な観点から対応する』と付けてしまった点です。
これ、
そのまま読むと、
ウクライナ避難民引き受けから
続いている言葉ですから。
難民受け入れに関して、さらに間口を拡げる事を考えている、とも
読めてしまうんですよね。
実際は、
ウクライナ対応について言及しているので、
ウクライナの窮状に対して、
人道的観点から、さらなる対応を考えている。
と、
当人は述べたつもりなんでしょうけど。
言い方、
文章構成が非常に紛らわしいんですよ。
いわゆる
『揚げ足取られやすい』失言に近い内容です。
『であるが……』みたいな逆説的とれる物言いとか。
『それにとどまらず』みたいな修飾的な言い回しは要らないんです。
単に
決定事項を淡々と
『受け入れることを想定しています』
ウクライナの窮状に対して人道的観点からさらなる対応も検討しています』
『G7=主要7か国をはじめとする国際社会との連携を強化していく予定です』
と、
余計な解釈余地を挟ませない、
短く区切った事実を一つ一つ順番に述べていけばいいのです。
こういう答弁だと、
『検討内容は具体的にはこれから考えます』
『今の段階ではまだ何も決めてません』
という説明になって、
素っ気なさ過ぎて
『味気ない』『人情味が無い』『何も答えていない』
とか批判されるでしょうし、
安倍首相が揶揄された
ご飯論法だ』とか言われてしまうかもしれません。
でも、
発言者が意図していない内容を拡大解釈されて
言葉が独り歩きした結果、
後から補足訂正答弁をして『そういう意味では無い』とか弁明すれば、
言葉を勝手に解釈して誤解していた受け手から見れば。
まるで騙されたみたいに感じられて、
非常に印象が悪いんです。
それなら、
最初から事実だけに限定して述べて
突き放されている方が
言葉は冷たく感じられますけど、
誤解しない分、
弁明を受ける必要も無くて
ずっとずっとマシなんですよ。



総裁選の頃から、
この人の答弁をずっと見てきて
『言葉が軽いなぁ』と感じてしまうのは、
おそらく
この部分が原因なんでしょうね。

 

 

 

岸田首相 ウクライナからの避難民 日本への受け入れを表明 | NHKニュース

相変わらずコイツは阿呆だ……

2022/03/03 00:45

 

岸田首相 ウクライナからの避難民 日本への受け入れを表明

 ロシアの軍事侵攻をめぐり岸田総理大臣は2日夜、記者団に対し、ウクライナから避難した人の日本への受け入れを進める方針を明らかにしました。
 この中で岸田総理大臣は「国際社会における重要な局面で、ウクライナの人々との連帯をさらに示すべく、ウクライナから第三国に避難された方々のわが国への受け入れを今後進めていく」と述べ、ウクライナから避難した人の日本への受け入れを進める方針を明らかにしました。
 そのうえで「まずは親族や知人が日本にいる人たちを受け入れることを想定しているが、それにとどまらず人道的な観点から対応する。今後もウクライナを強力に支えるためにG7=主要7か国をはじめとする国際社会との連携を強化していきたい」と述べました。
 そして受け入れの時期について「至急、実務を調整したい。具体的に調整が済んだとは聞いていないが、ウクライナ情勢は緊迫しており、毎日、毎日、多くの難民が出ているので、わが国としてもこうした状況に対応すべくできるだけ早く手続きを進めたい」と述べました。

ウクライナからの国外避難 87万人以上に
 UNHCR=国連難民高等弁務官事務所は1日、ロシアによる軍事侵攻を受けてウクライナから国外に避難した人の数がこれまでに87万人以上に上ったと明らかにしました。
 このうち半数を超える45万人以上がポーランドに避難したということです。
 このほか、
ハンガリーがおよそ12万人
モルドバがおよそ8万人
スロバキアがおよそ7万人
などとなっています。