開戦から1週間が経過した、
ロシアの
ウクライナ侵略戦争。
開戦当初の1週間前の時点では、
ロシアの動向と、
それを支援する中国に気兼ねして。
なにより、
ここまで大規模無差別な攻撃を
ロシアが実行する、とか。
大半の人は、
まったく想像出来ていませんでしたから。
私も、ですが。
専門家ですら、
過去の経緯も含めて
合理的、理性的に判断して、
どう考えても
現在の国際社会との間で落着点が見当たらず、
意味不明、理解不能でしたからね。
なので、
多くの国が政治的な立場を保留していたのですけど。
・
・
・
開戦から1週間が経ち、
どのような理由があれ、
ロシアの暴挙は、
到底認められるものでは無い。と。
世界中から
反ロシアの声が挙り始めています。
ロシアは、
これを欧米の謀略、言いがかり、だと。
ロシアを貶めるための
フェイクニュースだと、
弁明していますが。
ロシアが武力を用いて、ウクライナを侵略している映像が、
毎日毎日、
朝から晩まで、
ウクライナ現地から発信されて。
世界中に拡散している中で、
それが全部フェイクだと言い張るのは無理がありすぎます。
さらに、
攻撃を受けて
ウクライナから脱出する人達も後を絶ちませんし。
ここまで
大規模な戦争になって、
あらゆる
物証が山積みで。
それらを全部見なかったことして無視するとか、
できません、って。
・
・
・
そこで、
問題なのは……
今回の
ロシアによるウクライナ侵略戦争に関して、
このような
国際世論の動き、というか。
自由主義市場からのロシア切り離し、
ロシア・パージの動きは、
まだ
始まったばかりで。
これから、
どんどん増えていくだろう、という点です。
それが
単に
人の流れやモノを流れを止めるだけの話で済めばいいのですが。
パージされたロシアが、
ロシア以外のパージされた勢力、
反自由主義を掲げるテロリスト勢力と手を結んで、
彼らを大々的に支援して
自由主義陣営を攻撃する事も予想されるわけで。
そうなると、
単に、
経済とか人的交流の断絶だけでは済まなくなります。
・
・
・
今の時点では、
何の証拠もない
私の単なる妄想ですが。
ウクライナ相手に
戦争を始めた今のロシアを見ていると、
そこまで突き進みそうなんですよねぇ…
ロシア軍の即時撤退を要求、国連決議採択…賛成141か国・反対5か国
【ニューヨーク=寺口亮一、ワシントン=蒔田一彦】ロシアによるウクライナへの侵攻を受け、国連緊急特別総会は2日、露軍の即時撤退などを求める総会決議を米欧や日本など141か国の賛成で採択した。反対はロシアなど5か国にとどまった。武力による現状変更を試みるロシアに対し、国際社会の姿勢を示す結果となり、ロシアの孤立が浮き彫りになった。
反対はロシアのほか、ベラルーシ、北朝鮮、エリトリア、シリア。中国やインド、イランなど35か国は棄権に回った。平和と安全保障に関する重要問題で採択に必要な投票の3分の2の賛成を上回った。
「ウクライナに対する侵略」と題する決議は、ロシアによる「特別軍事作戦」の宣言を非難し、侵攻を「国連憲章違反」だと断じた。さらに、ロシアによる侵略に「最も強い言葉で遺憾の意を表明する」として、即時撤退のほか武力行使の即時停止も求めた。
米欧やウクライナ、日本など計96か国が共同提案国として名を連ねた。総会決議に法的拘束力はないが、多くの賛成票を集めてロシアを孤立させるため、米国などが各国への根回しを進めていた。
2月28日に始まった緊急特別総会は3日間で、193の加盟国のうち約120か国の代表が演説した。ウクライナのセルギー・キスリツァ国連大使が採決に先立ち「ウクライナでの流血を人ごとだと思っているのなら間違いだ。悪が止まることはない」と警告し、決議案への賛同を求めた。
ロシアのワシリー・ネベンジャ国連大使は不支持を呼びかけたが、総会議場の画面に投票結果が表示されると、多くの国の代表が立ち上がって拍手を送った。
国連のアントニオ・グテレス事務総長は採択後、記者団に「ウクライナでの戦闘行為を終わらせ、武器を置き、対話と外交に扉を開くよう求める総会のメッセージは明確だ」と語った。
総会が2014年3月、ウクライナ南部クリミア半島のロシア編入に関する住民投票を無効とする決議を採択した際には、賛成100、反対11、棄権58だった。
米国のブリンケン国務長官は2日の記者会見で、今回の決議がこれを上回る賛成を集めたことに触れ、「歴史的だ」と評価した。反対した5か国の名を挙げ「メンバーになりたいクラブではない」と皮肉った。
北京パラ ロシアとベラルーシの選手出場 一転して認めず IPC
IPC=国際パラリンピック委員会はあす開幕する北京パラリンピックに、RPC=ロシアパラリンピック委員会と、ベラルーシの選手の出場を一転して認めないことを決めました。
当初 “個人出場なら可”も各国の大会不参加意向相次ぎ決定覆す
PCはロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けて、2日夜にRPCと、ロシアと同盟関係にあるベラルーシの選手について中立的な立場の個人として出場を認めました。
しかし、IPCによりますとこの決定に対し、多くの国からこのままなら出場を見送るという訴えが寄せられたことなどから、決定を覆してRPCとベラルーシの選手の北京パラリンピックへの参加を認めないことを決めました。
IPCのパーソンズ会長は3日に発表した声明の中で「選手の安全と安心を確保することは、われわれにとって最も重要だが、選手村の状況は悪化して手に負えなくなっている。パラリンピックを成功させることがわれわれの義務であり、すべての参加者の安全を守るため、ロシアとベラルーシのパラリンピック委員会からの選手の出場を拒否することを決定した」と説明しています。
そのうえで「オリンピック休戦を破った政府の行動で、83人の選手が直接的な影響を受ける。この選手たちは各国政府の行動の犠牲者だ。しかし、もしRPCとベラルーシが北京に残れば各国はおそらく撤退し、本来の大会を行うことができないだろう」として、今回の決定への理解を求めました。ウクライナパラリンピック委会長「参加できたことは奇跡」
ウクライナの選手団は2日北京に到着し、ウクライナパラリンピック委員会のワレーリイ・シシュケービチ会長らが3日午後、北京のメインメディアセンターで記者会見しました。
車いすで登壇したシシュケービチ会長はまず、「お集まりいただきありがとう。みなさんに注目してもらうことはウクライナの人々にとってとても重要だ」と挨拶し、「パラリンピックに参加できたことは奇跡だ」と北京に無事に到着できたことを喜びました。
そして、IPCがRPCとベラルーシの選手の大会への出場を一転して認めないと決めたことについて「IPCの理事会の決定はすばらしい。戦争に対する公平な決定が下された。多くのパラリンピック委員会がともに戦うと言ってくれ、地球上のあらゆるところでわれわれを支持し戦争に反対してくれたことにありがとうと言いたい。平和のために戦い戦争を止めるという希望のもとにこの北京に集える」と話し、IPCの決定に感謝の意を示しました。
また「このパラリンピックの舞台には戦争で障害者になりパラリンピアンになった選手もいる。ロシアとベラルーシは、その舞台を戦争に利用しようとしている。自国の兵士を洗脳し正しいことのようにウクライナ人を殺している。生き続けたいと願う子どもたちを殺している。最も恐ろしいことだ」とロシアを厳しく非難しました。そして、「みなさんの平和と健康を願う。連帯して立ち向かおう」と呼びかけました。
北京パラリンピックにウクライナからは20人の選手がクロスカントリースキーとバイアスロンに出場する予定で、バイアスロンは開会式翌日のあさってから、クロスカントリースキーは6日から競技が始まります。専門家「排除はパラリンピックの価値を守るために必要なこと」
パラスポーツと社会の関わりについて研究している日本福祉大学の藤田紀昭教授は、今回の決定について「平和であること、差別がない社会というものが、スポーツが成り立つ上での土台となる。その平和な土台があってこその大会だ」と話しました。
そのうえで「パラリンピックでは共生社会や多様性を認める社会を目指しているが、ロシアの軍事侵攻は力による現状変更で、多様性を認めないことだ。IPCがロシアのパラリンピックへの参加を認めると、そうした姿勢を認めると捉えられる可能性がある。きのうからきょうにかけて大きな転換となったが、ロシア、ベラルーシを排除することは今回において、パラリンピックの価値を守るために必要なことだ」と話しました。
そして「スポーツが危機的状況に置かれていることを認識して、パラリンピックやオリンピックがどうあるべきか、平和を維持することがどのぐらい重要なのか、私たちも考える機会だ」と話しました。