kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

やっちまったなぁ…… ―― 米国人記者、キエフ郊外で銃撃され死亡「ロシア軍が殺害」

このニュース、
欧米では大きく取り上げられていて。
まあ、
欧米のジャーナリストが
ウクライナ侵略戦争の現地取材に行って。
ロシア軍に殺害された、という内容ですから。
大騒ぎするのは当然なのですけど。
アジア圏のメディアでも、
それなりに取り上げられています。
ただ、
中華圏では……どうかな。
私が探した範囲だと、
今のところ見ていません。



ロシア軍が市街地への攻撃を強めていて
毎日毎晩、
ウクライナ市民からも
ロシア軍の攻撃によって死傷者が出ている状況ですから。
市民と一緒に行動している
外国人だって死亡する事も有り得るわけでして。
今回は、
そんな不幸な事例が発生してしまった、と。
それだけの話なんですけど……
ニュースとしてのインパクトは
非常に大きな物があります。
ジャーナリストは、
市民と並んで非戦闘員の代表格です。
それが
兵士によって戦闘に巻き込まれて殺害されたのですから。
しかも、
ウクライナ市民ではなくて、
直接関係のない
外国人ジャーナリストです。
無抵抗な非武装市民を
ロシア軍が虐殺した、と。
ロシアの蛮行の象徴として、
これから
欧米メディアが
ロシアを攻撃する手段の一つとして繰り返し使われるでしょうね。
ロシアの言い分としては、
殺害したのはウクライナ兵で
ロシアを貶めるために
ウクライナと欧米が共謀して仕掛けた謀略だ、
と。
そのような言い訳を出すのかな。



何にせよ、
この出来事によって
欧米メディアは
これまでの『傍観者』としての立場から
ロシアの侵略戦争によって
直接の犠牲を受けた
『当事者』になってしまいました。
ロシア軍の攻撃は、
施設や建物ではなくて『面』『地域一帯』に対する、
全面攻撃で。
その地域に存在するものは全て破壊する、
武装無抵抗でも殺害する、
と。
それは今回の一事に象徴されています。
そういう状況において、
この先
欧米は、
そして日本はどのように対処するのか。
メディアは、
現地から脱出するのか。
色々な
転機になりそうですね。

 

 

 

www.yomiuri.co.jp

 

米国人記者、キエフ郊外で銃撃され死亡…地元警察「ロシア軍が殺害」・避難住民を取材か

 英BBCなどは13日、ウクライナの首都キエフ郊外で、ロシア軍の侵攻に関する取材活動をしていた50歳代の米国人男性記者ブレント・ルノーさんが、銃撃を受けて死亡したと伝えた。侵攻を巡り、外国人記者に死者が出たのは初めてとみられる。別の記者も負傷したという。
 キエフ警察当局の幹部は13日、ルノーさんは「ロシア軍に殺害された」と説明した。ルノーさんは、避難する住民を取材していた可能性がある。
 この幹部によると、ルノーさんは米紙ニューヨーク・タイムズの記者証を所持していた。13日付の同紙電子版は、ルノーさんが過去に同紙ほか大手メディアとも協力して報道に携わっていたと伝えた。

 

 

japanese.joins.com

 

「米ジャーナリスト、ロシア軍から銃撃されて死亡」ウクライナ、NYT過去身分証を公開

 ウクライナで米国国籍の映像ジャーナリスト1人がロシア軍の銃に撃たれて亡くなったと外信が報じた。
 13日(現地時間)、ドイツ国営テレビ局であるドイチェ・ヴェレ(DW)、英国ガーディアン誌など欧州メディアによると、キーウ(キエフ警察庁長官アンドリー・ネビトヴ氏はフェイスブックに「米国国籍の映像ジャーナリストがキーウ近郊の街で銃撃されて死亡した」と主張した。
 ネビトヴ氏が言及したジャーナリストは20年以上映像ジャーナリストとして働いてきた51歳のブレント・ルノー氏だと外信は伝えた。ネビトヴ氏は該当ジャーナリストの死亡を主張し、遺体の写真やメディア身分証、米国パスポートなどを公開した。
 当初、キーウ警察は現場で発見されたブレント・ルノー氏の身分証などを証拠に彼がニューヨークタイムズ(NYT)特派員だと主張したが、NYTのクリフ・レビー副編集長はツイッターを通じてブレント・ルノー氏が2015年ごろまでNYTの仕事をしていたが、現在はNYTの所属でないと伝えた。
 ブレント・ルノー氏はキーウ郊外のイルピン地域でロシア軍がある車両に発砲した時、銃に撃たれて亡くなったとみられると外信は報じた。
 ドキュメンタリー監督として知られたブレント・ルノー氏は兄弟であるクレーグ・ルノー氏とともに「ルノーブラザーズ」として活動し、イラクアフガニスタン、ハイチなど世界各地紛争、または惨事現場を訪ねて映像物を制作してきた。国際放送系の権威のある賞と知らされたジョージフォスターピーボディ賞などを受賞したという。
 また、DWは事実確認ができていない一部のビデオで別のジャーナリスト同僚が負傷して病院で治療を受けている姿が登場したと報じた。この同僚もブレント・ルノー氏とともに車両にいたが銃撃を受けたという。
 AFP通信とロイターなども現場にいた同僚らと医療スタッフの証言などを引用して今回の銃撃事実を報じた。
 ネビトヴ氏は「米国市民であるブレント・ルノー氏は記者という職業が危険であるにもかかわらず、加害者の残忍さや無慈悲さを強調するために命を捧げた」と語った。