kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

最近のウクライナ状勢について思うこと…… ―― テリー伊藤がウクライナ人に発言...口論に

なんか、
日本の主要メディアに出演している
著名人の中に、
ロシアのウクライナ侵略戦争に関して
けっこうアレな暴言を吐いている人が
ちょくちょく存在していて。
ウクライナ人を激昂させてみたり。
多分、
番組を盛り上げるために、
相手が怒ると判っていて生の発言を引き出すために
ワザと言っているフシもありますけど。
それにして、
もうちょっと言い方、というものがあるだろう、
というか。
おそらく
状勢を正しく理解出来ていないので、
極論化した言葉、表現しか思いつかず。
それで
ウクライナ人の神経を逆なでにしているのだろうな、
と。
そんな風に思えて、
なんかもうね、
同じ日本人として
色々と恥ずかしいやら哀しいやら。
日本メディアの中の人は
ロクなものじゃないな。との思いを改めて再確認している
今日この頃。
日本メディアの主要パーソナリティーって、
ほぼバラエティー畑育ちで、
報道一筋なんて一人も居ないんだから、
そんなヤツらが
時事ネタに首突っ込んでもロクな結果が出て来ないのは
当然なんだけどさ。



私的には
この辺の暴言を吐いている人達は、
おそらくバックに中国の資金提供を受けていて。
いわゆる
『中国産毒饅頭』を食べている中国の走狗、というか。
中国の意見を代弁している
日本国内のロビイストじゃないのか。
と見ています。
まあ、
それは後ほど別の機会に語るとして。
今回は、
この手の人達が口にしない、というか。
意図的に避けている
ウクライナ侵略戦争について、
ウクライナ人は
なぜそこまで必死になって抵抗しているのか。
命がけで抵抗しているのか。
この点については、
日本の主要メディアとか、
国外の主要メディアでもほとんと語られていないので。
ここで、
私なりの見解をまとめておこうかな、
と。
ブックマークのコメントに
星を付けてくれた人が何人かいましたので。
その方たちへのコメ返しの意味の含めて。
今回は
ロシアがウクライナ侵攻で掲げている目標と、
それに対してウクライナ国民が命掛けで抵抗している、
その理由と。
ウクライナ人たちが戦争のゴールとして見据えている目標について。
私なりの解釈を書いていきます。
戦場からの避難、国外退避に対する
平和ボケした日本人の甘い見通し、現状認識の致命的な欠如については、
2月28日と3月1日のヨタ書きで
すてに触れたので、
ここでは繰り返しません。



メディアでは
ロシア・プーチン大統領
ウクライナ侵略戦争を仕掛けた意図を
ウクライナの非武装化とか。
NATO加盟、EU加盟の永遠不履行の保証とか。
ウクライナ
西側諸国に対するロシアの緩衝地帯にしたい、とか。
いろいろ並べていますけど。
これらの後ろに透けて見える
ロシア大統領プーチンの思惑、狙いを
ざっくり言えば。
ウクライナベルリンの壁を築いて旧ソ連圏の扱いに戻す』
=『ウクライナの半ロシア植民地化』
ですよ。
もっと言えば、
ロシアの秘密警察がウクライナに入ってきて、
ウクライナ政権を支配し、
ロシアに逆らう人間は、容赦なく逮捕してシベリア送りにする、
という。
現在
ロシアを支配している権力構造をウクライナまで拡げて
ウクライナを支配する、という。
ウクライナ国民にとっては、
とてもじゃないけど
全く承服出来ない要求です。
これに対して、
日本の中の一部の人達は
いったんロシアに降伏して受け入れてから、
もう一度立て直せば良い、
と軽々しく口にしますけど。
ベルリンの壁が崩壊して。
その後
ソ連邦が崩壊して。
その後、
30年近くかけて、
ようやくここまでの自由を手に入れたウクライナに、
それを手放せ、とか。
後で立て直せばいい、とか。
30年掛けて手に入れたものを、
それじゃあ、
次は何年待てばいいんだ、と。
50年か? 100年か?
その間、
ソ連の半植民地だった暗黒時代になるのをもう一度耐えろ、というのか。
と、
未来に関して具体的な目処すらなく、展望も持たず、
ただ
ロシアに降伏すればハッピーと言っている人達に
ウクライナ国民がブチ切れるのは
当然なんですよ。



じゃあ、
ウクライナ人は戦って、一体何を目指しているのか。
ですけど、
ロシアに負けるかもしれない。というか、
勝つのは難しい、
と。
それはウクライナ人も理解しています。
その上で、
ロシアの要求は、
今のウクライナの国境線をそのままベルリンの壁にしてしまう、
というものですが。
これを、
最悪、
ウクライナの中にベルリンの壁を作る事態にまでロシアに譲歩させれば。
それなら、
今のウクライナの自由をそのまま残して、
ロシアの権力構造から逃れる場所を維持できるわけです。
その場合、
ウクライナ
この先ロシアとの最前線に立ち続けて
圧力に晒され続けることになりますが……
それでも、
かつての
西ベルリンのように、
ロシアの支配を逃れてウクライナ人が自由に暮らせる場所が
ウクライナの中に残ります。
そして、
西側諸国はウクライナを西側の一員として支援し続け、
ロシアに対抗する、と。
それなら
今のウクライナがロシアに滅ぼされずに生き残れる。
そして
かつてのベルリンの壁が崩れたように、
いつか必ずウクライナの壁が崩れる日もやってくる。
ウクライナ人が頭の中に描いている
戦争の結果は、
最悪、最低ラインでこういう形でしょうね。
それを実現するために、
ロシアの大軍に命がけの戦いを挑んでいる、と。
とまあ、
そこまで見通して理解した上で、
それじゃあ、
そういう今のウクライナをどうしたらいいのか。
日本人はどのように受け止めて、
何が出来るのか、
何をするべきか、と。
ようやく
まともな会話が成立するスタートラインに立てるのだと、
この辺の
状勢理解がないと
机上の空論ではなく
厳しい現実の中を必死で生き抜いているウクライナ国民たちとは
全く話が噛み合いませんね。と。
私的には
そんな具合に感じています。

 

 

www.j-cast.com

 

ウクライナ勝てませんよ」「無駄死にしてほしくない」 テリー伊藤ウクライナ人に発言...口論に

  2022年3月14日に放送されたラジオ番組「垣花正 あなたとハッピー!」(ニッポン放送)で、ロシア軍のウクライナ侵攻に関して、テレビプロデューサーでタレントのテリー伊藤さんとウクライナ人のオクサーナ・ピスクノーワさんが口論する形になる場面があった。
テリー伊藤さん
ウクライナが戦わないで、そのまま殺されていいのかってことですか?」
   番組では、日本在住で通訳をしているウクライナ人のオクサーナさんと電話を繋ぎ、ロシア軍のウクライナ侵攻に対する思いを聞いた。
   オクサーナさんには、ウクライナの人々は「祖国を守らなければ」という気持ちだけでなく「全世界のために」という覚悟を持って戦っているとした。
テリーさんは、
「聞きたいんですけども、もちろん祖国のため、世界のためってお話ししてくれたんですけど、命ということがありますよね。状況としては、ウクライナに厳しいと思うんです私。このまま行くと、プーチンのことですから、さらに攻撃をするってことは民間人の死者がどんどん増えていくってことが現実になっていく時、私はそれは一番いけないことだと思うんですよね。(命を落とすことをいとわないという考え方は)避けたい」
との考えを示した。その上で「この戦争は5年10年20年と続きます。ですから今は、国民は一度安全な場所に移動してもう一度立て直す、という考え方はどうなんでしょうか」と問いかけた。
オクサーナさんは、
「テリーさんのおっしゃっていることがよく分からないんです。避難できる人はしています。別に、ちっちゃい子供やお年寄りが戦っているわけではないです。避難できた人は避難できています。できない地域もありますけど。ウクライナが戦わないで、そのまま殺されていいのかってことですか? 何の抵抗もしないで。まるでウクライナが戦争を続けたくて続けているような言い方にしか聞こえないんです」
と憤った。
ウクライナを見捨てたら次はポーランドです」
 祖国を守りたいという「気持ちは分かる」とするも「抵抗することによってウクライナの方が亡くなる可能性が多いじゃないですか」と話すテリーさんに対し、オクサーナさんは「抵抗しないで降参すればいいってことですか?」と尋ねた。
 テリーさんは「方法論はいくつかあると思うんですよ。たとえば、大統領が本当に今みたいに戦えと国民を鼓舞することは、正義としては正しい」としつつ「一般の方が死んでいくのは忍びない」とした。
 オクサーナさんは「私たちは大統領の命令で動いているわけではないんです。大統領の名前が誰であろうと、ウクライナは変わらないんです。独裁国家じゃないので、我々は民主主義を大事にしている国民なんです」として、ウクライナに対する誤解があるとした。
 テリーさんが「ウクライナはどうなっていくと思います?」と質問したのに対し、オクサーナさんは、「西側にあるウクライナの施設が攻撃されたという話がありましたけど、そこはポーランドの国境と25キロくらいしか離れてないんです。そう考えたら次はポーランドに行きます。次はどこどこの国にロシアが行きます。それで西側が止めないと大戦になります。そうやってウクライナを見捨てたら次はポーランドです」と答えた。

 これにテリーさんは「見捨てるつもりなんかないんですよ。ウクライナの人たちの命を助けたいんですよ」と強調した。

ウクライナは勝てませんよ」「無駄死にしてほしくない」
 その後、オクサーナさんは「みなさんが分かってないのは、ウクライナ人が抵抗していなかったら、ウクライナという国がなくなります」と述べた。するとテリーさんは、「それは分かりますよ。じゃあ抵抗して、たぶん今リアルな状況だと、ウクライナは勝てませんよ」「今この状態で、ウクライナの人がロシアのプーチンの無駄死にしてほしくないんですよ」と切り込んだ。
 オクサーナさんは呆れたような様子で「次は日本が頑張ってください。日本とロシアの戦争になりますよ。私たちは死んでもいいから」と応じた。「死なせたくないから言っているんです」とするテリーさんに、オクサーナさんは「死なせたくなければ、日本も含めていろんな国々が何らかのアクションを起こすべきでしょう」と反論した。
 これにテリーさんは「でも、現実問題として日本も(戦力などを)出せない、中国は当然出さない、アメリカだって第3次世界大戦は絶対にしないとバイデン大統領は言っている」「経済的な制裁はするけど、武力的なことはしないと思うんですよ」との考え。対してオクサーナさんが「武力的なことはしなくていいです。経済的なことをすればいいじゃないですか」と応じると、テリーさんは「経済制裁は効いてくるのが5年10年後ですよ」「経済制裁をしたからと言って、プーチンが逆に尻尾巻いて逃げますか? 経済制裁をすればするほど彼は逆にウクライナを攻めてきます」と主張した。
「降参するっていうことですね、よくわかりました、はい」と呆れた様子のオクサーナさんに、パーソナリティの垣花アナウンサーは「降参ということを我々が推奨しているわけではなくて、テリーさんの考え方も僕の考え方もラジオを聞いている方の考え方も違うし、オクサーナさんが仰っていることも、ましてやオクサーナさんが一番辛い立場にあることも分かった上で、こうしてご出演いただいているのに、大変失礼な発言もあったかもしれません」と話していた。