今朝、というか
昼前に速報が出たこのニュース。
北朝鮮がミサイルらしき飛翔体を発射した、と。
速報では
そこまで伝えていたのですが。
それ以上の内容はなく、
どこへ飛んでいったのか、
どこまで飛んでいったのか、
弾道ミサイルなのかどうか、
とか。
詳細な情報は全く公表されなかったので。
その後の
続報を色々と探してみたら……
どうも、
今回の
北朝鮮のミサイル発射は『失敗』だった、とかw
発射した、というか。
上昇が確認された直後に爆発四散した、みたいで。
確認出来なくなったのだそうな。
それじゃあ、
日本もアメリカも韓国も、
情報が得られないのは仕方ないワナw
まったく空を飛んでいないので、
飛行軌道なんて確認できないし。
軌道が確認出来ないと、
弾道ミサイルかどうかの判定が出来ませんし。
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ただ、
推測として
日韓のメディアがニュースの中で触れているのが。
北朝鮮は
今年に入って9回のミサイル発射試験を実行していて。
今回は10回目。
これまでの9回のミサイル発射試験では、
それなりの成績を収めてきた中で。
今回10回目では、
発射直後、
飛翔に到る前に
墜落か、もしくは爆散してしまってレーダーから反応が消えてしまいました。
なので、
これはこれまで発射されてきたミサイルとは
何か異なる新たな技術によって作られたミサイル=新型ICBMの
試験を行おうとして、
失敗したのではないか、と。
そのような
推察が出ています。
従来と同型のミサイルなら、
技術的に、
発射から飛行安定までのプロセスは確立されていたので。
今回のように
発射直後に不具合が発生することは考えにくい。
おそらく、
ロケット部分がこれまでとは異なる新型、
宇宙空間への打ち上げ用途に使う大型ブスーターではないか、と。
これについては
数日前から
アメリカの衛星写真解析などで
北朝鮮内で
弾道ミサイル発射の兆候が見られる、との
情報を発信していたので。
それらと繋げた上で
新型ICBMの発射試験をしようとしたのではないか。
との推論になっているようですね。
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もう少し時間が経てば、
さらに
情報が集まって。
詳細がハッキリするのかなぁ……
あと、
明日には
北朝鮮の公式発表もあるでしょうし。
あるのかなどうだろう。
なんにしろ、
続報待ちですね。
北の飛翔体発射、日韓とも「失敗」の見方…新型ICBMかは不明
【ソウル=豊浦潤一】韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が16日午前9時半頃、首都 平壌ピョンヤン 郊外の 順安スナン 一帯から 飛翔ひしょう 体を発射したが、直後に失敗したと推定されると発表した。ミサイル発射だとすれば今月5日以来で、今年10回目となる。
韓国軍関係者は、「発射後に高度が上がらなかったと分析している」と本紙に語った。
岸田首相は16日午前、首相官邸で記者団に「今、情報収集中だ」と述べた。
松野官房長官は16日午前の記者会見で、「現時点において弾道ミサイルの飛翔は確認されていない」と述べた。日本の船舶や航空機への被害も確認されていないと説明し、「米国、韓国と緊密に連携しながら、必要な情報の収集・分析、警戒監視に全力を挙げる」と語った。
北朝鮮は2月27日と3月5日に計2発、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の弾道ミサイルを発射した。
韓国メディアは13日、韓国政府高官の話として、北朝鮮が新型ICBMを近日中に発射する準備を進めていると一斉に報じていた。今回発射された飛翔体が、新型ICBMだったかどうかは不明だ。
北、弾道ミサイル発射か 韓国軍は「失敗」と分析
【ソウル=時吉達也】韓国軍合同参謀本部は16日、北朝鮮が同日午前9時半ごろ、首都平壌(ピョンヤン)の順安(スナン)付近から飛翔(ひしょう)体を発射したが、発射直後に失敗したとみられると明らかにした。日本の防衛省関係者は、飛翔体は弾道ミサイルとみられるとしている。
現地の順安空港付近では今月上旬、ミサイル発射台付き車両(TEL)を置くためとみられるコンクリートの土台の設置が確認された。軍用車両などの動きも活発化しており、北朝鮮が近く大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の長距離ミサイルを発射する可能性が高いとみて、日米韓は警戒を強めていた。
北朝鮮は2月27日と3月5日、「軍事偵察衛星の開発目的」と称して弾道ミサイルを発射。日米韓は、新型のICBM級発射システムが用いられたとの見解を示している。
平壌(ピョンヤン)の順安(スンアン)飛行場で大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射支持台とみられるコンクリートの土台が確認された。米国は、ミサイルの軌跡を追跡できる偵察機を韓半島に投入した。北朝鮮の「怪物ICBM(火星17)」挑発が秒読み段階に入ったとみられる。
米政府系放送局のボイス・オブ・アメリカ(VOA)は15日、民間衛星会社プラネット・ラボが12日に撮影した衛星写真を基に、順安飛行場にコンクリートの土台2個が設置されたと報じた。これらの土台は、幅50メートル、長さはそれぞれ220メートル、100メートルで、8、9日頃に設置されたとみられる。北朝鮮は2017年7月と11月に、火星(ファソン)14、15(ICBM)挑発の時も、コンクリートの土台を設置した後、移動式発射台(TEL)をその上に載せ、ミサイルを発射した。今回も火星17の発射用土台であるとみられている。軍は、挑発が差し迫った有力な兆候と見ている。
米国も対応に動いた。14日の信号情報収集機に続き、15日にはミサイルの飛行軌跡を追跡する偵察機RC135Sコブラボールまで西海(ソヘ・黄海)と首都圏上空に出撃させた。ウィルズバック米太平洋空軍司令官は14日(現地時間)、空軍協会所属のミッチェル・インスティチュートが主催したビデオ対談で、北朝鮮のICBM発射の可能性について、「私たちは対応体制を整えている」とし、「もし命令が下されれば、実行する準備もできている」と述べた。