このニュース、
昨日からメディアで取り上げられていて。
久々の
ボーイング737型ジャンボジェット機の墜落事故なので。
私的に
けっこう気になっていました。
そこで
続報を待っていたら
日本メディアが今日も取り上げていたので。
そのニュース記事に
ブックマークを付けてみました。
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乗員乗客132人が搭乗したジャンボジェット機の墜落事故で。
搭乗者の生存は絶望的、という状況。
この大惨事を
知的好奇心の興味で追いかけるのは
不謹慎である事は重々承知しています。
けど、
出てくるニュースの内容を聞いたら、
ちょっと
普通では有り得ない状況での事故が発生したようなので。
一体何が起きたのか気になって
不謹慎とは思いつつも興味が尽きません。
今回、
ブックマークを付けたニュース記事の中に、
興味を惹かれる事故状況が書かれているのですが。
今回のジャンボジェット機墜落事故では、
『機体がほぼ垂直に落下』したと。
これは
墜落機を追跡していたレーダーの高度記録と。
それから、
墜落現場付近に設置されていた監視カメラに
墜落事故を起こしたジャンボジェット機の事故当時の様子が映っていて。
カメラの映像にも、
ほぼ垂直に落下していく事故機の映像が記録されていたそうで。
高度記録データと映像と、
両者が同じ状況を指し示しているので。
ほぼ垂直に墜落した、と。
ザックリ言えば
『ジャンボジェット機が真っ逆さまに落ちていった』というのは
間違いないようです。
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とまあ、
言葉で乱暴に書きましたけど。
これ、
普通なら絶対に有り得ません。
というのも、
飛行中は
エンジンが熱した空気を噴射することによって、
ジャンボジェット機の機体には
前へ進む力が強烈に加わっているので。
何かのトラブルによって、
エンジンが止まった、とか。
浮力が得られない状態になったとしても、
それまで
ジャンボジェット機の機体に加えられていた前へ進む力=速度は、
そのまま慣性によって維持されます。
なので、
撃ち出された砲弾のように、
山なりの曲線的な弾道軌道を描いて落下していくはずです。
飛行の途中で直角90度近く折れ曲がった軌跡を描いて
地面に向かい真っ直ぐに落下していく、とか。
そんな動きにはなりません。
この様な動きになるには、
機首……ジャンボジェット機の先端を無理矢理に地面に向けて、
地面に向けて加速していく場合にしか起きません。
それも、
ただ機首を地面に向けただけでは、
山なりの軌道から
徐々に機首が沈み込んで地面に向かうだけなので。
90度直角に近い角度で急降下するような軌道には
なりません。
こういう軌道が見られるのは
おおよそ
背面飛行から、
つまり飛行機を半回転させて上下逆さまになった状態で、
機首をひねり込むように地面に向けた場合、
とか。
大雑把に言えば、
機体が安定性を失って、
錐揉み状態になって浮力を失い、
機首か機尾が下がって墜落落下した場合、
などが考えられます。
ただ、
この場合もいきなり失速して浮力をなくす、ってのは
考えにくいので。
操縦者が飛行中に意図して機体を落下させたとしか、
考えられません。
もしくは、
『爆発』など、
機体に別の運動エネルギーが強烈に加わって。
爆発四散したことで、
前へ進む推力を失い、同時に浮力も失って、
一気に失速。
そのまま爆散した機体の残骸が、地面に向かって落下した、とか。
そういう状況が
今回のデータを見た結果として一番有り得そうなんですよね。
で、
そうなると一体『何が』爆発したの、って
疑問が出てくるわけですが。
一番有り得そうなのは、
エンジントラブル。
それも最悪のシチュエーションで翼が吹っ飛ぶレベルの事故発生。
次が
雷の直撃で。
操縦系統、電気系統全滅、全エンジンストップ制御不能からの墜落。
その次が、
『テロによる爆発物使用』
よくある事例が
この3点くらい。
それじゃあ今回は……どうなのかな。
中国旅客機墜落 132人搭乗 “機体ほぼ垂直に落下” 救助続く
中国の航空当局などによりますと、21日午後に内陸部の雲南省昆明から南部の広東省広州に向かっていた中国東方航空のボーイング737-800型機が広西チワン族自治区梧州の山中に墜落しました。
中国の国営メディアは、旅客機には乗客乗員合わせて132人が搭乗していたということですが、外国人は乗っていなかったと伝えています。
また広州にある日本総領事館によりますと、今のところ日本人が乗っていたという情報は入っていないということで、引き続き、確認を進めているということです。
墜落を受けて、習近平国家主席は、全力で救助を行い適切に対応にあたるよう重要指示を出し、現地では救助活動が続いていますが、依然としてけが人など詳しい状況は分かっていません。
一方、現場付近の建物に設置されていた監視カメラの映像では、機体がほぼ垂直に落下する様子がうつっていました。
また、旅客機が発信する位置や高度の情報をもとに飛行コースを公開している民間のホームページ「フライトレーダー24」によりますと、旅客機が高度およそ9000メートルから急降下する記録が確認されました。
中国政府は、飛行データを記録したブラックボックスの回収を急ぐとともに、中国東方航空の同型機をすべて運航停止にして墜落の原因を調べています。米ボーイング「より多くの情報を収集中」
今回の墜落を受けてアメリカの航空機大手、ボーイングは「私たちはメディアの報道を把握し、より多くの情報を収集しているところだ」とコメントしています。
関係者によりますと墜落した機体は737-800型機で、2018年から翌年にかけて相次いで墜落事故を起こした737MAXではないということです。