kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これなぁ…… ―― 対戦車砲「ジャベリン」、ウクライナ抵抗の象徴に

いまだに
終わりが見えない
ロシアのウクライナ侵略戦争
今月の24日で、
戦争開始から1ヶ月がすぎました。
開戦当初は、
ロシアが動員しようと揃えた戦力が圧倒的で。
ウクライナは、
わずか数日……それこそ2~3日で敗北し
ロシアがウクライナ支配下におさめると。
そのような見解が主流でしたが……
しかし、
現実なそのような結果にはならずに。
ウクライナ
ロシア軍に対して激しく抵抗し、
ロシア軍はウクライナを攻めあぐねて。
戦いがズルズルと戦線を拡大し長引いています。
そして、
1ヶ月が経った今、
ウクライナ軍がロシア軍の侵攻を押し返す
ところまできました。



とまあ、
当初発表された専門家の予想を見事に覆した
ウクライナの大奮闘善戦に対して、
メディアは開戦から1ヶ月も経過したいまになって
その原因をあれこれと解説しているのですが、
その中で
最近しばしば大きく取り上げられているのが、
今回ブックマークをつけた記事のような内容……
アメリカが
ウクライナに供与して、
それがために
ロシアが今回の侵略戦争を決断した、とも言われる。
歩兵の携行型ミサイルランチャー、というか。
対戦車ミサイルとして開発された
歩兵携行式多目的ミサイル『ジャベリン』です。
これ、
目標(ターゲット)を捕捉(ロック)して撃ったら、
後は
発射したミサイルが
ミサイル自身で目標に向かって飛んでいき命中する、という。
一昔前なら、
イージス艦とか戦闘機から発射していたミサイルを、
歩兵が持ち歩いて、
戦場で敵に向かって撃つことができる大きさに小型化してまとめました。
という、
アニメ漫画に出てきそうな性能をした、
とんでもない兵器です。



現在、
ウクライナ軍は
そんな高性能ミサイルをバカスカと惜しみなく使いまくって。
それで
ロシアの戦車や装甲車、輸送車を次々に破壊し。
それが
ウクライナ軍大善戦の原動力になっている、
と。
メディアでは
もっぱらそのように喧伝しています。
この内容は
多分にウクライナ側の士気昂揚のための情報操作が混じっていて。
メディアが公表している情報だけを聞いていると、
無敵の超兵器に見えますが。
実際には、
見通しが良い場所で敵の姿を捉えて狙いを定めなければ、
ミサイルは命中しません。
それは裏を返すと、
敵からも自分の姿が見える状況で、
敵に気がつかれるよりも先に狙いを定めてミサイルを発射する、
という。
かなりのリスクを背負っています。
で、
ここからが
私がこの件で一番に気にしている点ですが……
ウクライナ兵士にとって
ロシア軍の戦車を見通せる場所ってどこかと考えたら、
ロシア軍の陣地を見下ろせるような高所、
たとえば、
高層ビルの屋上とか。
市街地に近づいてきたロシアの戦車を、
建物の上から見下ろして
狙いを定めてミサイルを発射する、とか。
それで
発射した後は、すぐさまその場から退去して。
別の建物に移動。
そこでも
ロシア軍の車両に狙いを定めてミサイルを発射する、
と。
これをやると、
ウクライナ兵は
街に近づいてくるロシア戦車とか兵士を狙い放題で、
ミサイルをバカスカ撃ちまくって。
次々に餌食にすることができます。
だから、
ロシア軍は
視界に入った高層ビルを次々に破壊する。
おそらく

ウクライナで行われている戦闘って、
そういう内容なんですよ。
住民を避難させた上で、
高層ビルとかの建物を砲台にして
携行式多目的ミサイル『ジャベリン』を使って
ロシア軍の戦闘車両を狙い撃ちにしている。



でも、
そういうウクライナ軍の戦闘の実態は
西側メディアは
一切報じていません。
どのニュースを見ても
この件を直接言及している報道はありません。
ただ、
直接言及はしていませんが、
情報を読み込んで突き合わせていくと。
おおよそ、
概要が見えてきます。
今回ブックマークつけた記事は
もともとのオリジナル原稿は外信のものですけど。
そこにも
『室内から発射することが可能』とか書かれていますし。
ウクライナ軍は
肉を切らせて骨を断つ、って
エグい戦い方をしてるんですよねぇ。

 

 

www.jiji.com

 

戦車砲「ジャベリン」、ウクライナ抵抗の象徴に ゲリラ戦で有効

【AFP=時事】ロシアの侵攻を受けるウクライナで、同国軍部隊が米国製の対戦車ミサイル「ジャベリン」を肩に担ぐ画像が世界に伝えられ、ウクライナの抵抗の象徴になっている。ジャベリンは、最新式の装甲を貫通する能力を持ち、ゲリラ戦では特に有効だ。(写真はウクライナキエフの空港に到着した米国製の対戦車ミサイル「ジャベリン」)

米、ウクライナへの軍事支援圧力に苦心 「攻撃性」線引き困難
 ロシアと直接的に交戦せずにウクライナ軍を支援したい西側諸国は、ロシアが先月24日にウクライナに侵攻した後、同国への武器供与を大幅に拡大した。米高官によると、ウクライナは数百のジャベリンの発射装置を含め、約1万7000基の対戦車兵器を受け取った。
 ウクライナ軍は、英国の軽対戦車兵器NLAWやスウェーデン製の携行対戦車弾AT4などの供与を受けたが、ジャベリンが第一の選択肢になっている。キリスト教の聖女マグダラのマリアが、黄色と青のウクライナ国旗を背景に後光に照らされ、対戦車砲を誇示する「聖ジャベリン」と呼ばれるイメージがインターネット上に拡散している。
 ジャベリンは、ウクライナ側に立つ米国の支援のシンボルになるとともに、技術的な特徴からウクライナ軍に重用されている。
 ジャベリンは、タンデム弾頭を備え、戦車に着弾するとまず小さなサブ弾頭が爆発し、その後により強力なメイン弾頭が爆発して装甲を貫通する。特に、弾頭の爆発を分散させて被害を食い止める爆発反応装甲を備えたロシアのT90戦車など、最新式の戦車の装甲を貫通する能力を持つ。
 射程は2500メートルで、戦車などに直撃させるためのダイレクトアタックモードと、最大160メートルまで上昇して装甲が脆弱(ぜいじゃく)な上部を狙うトップアタックモードがある。また、上空に向けて発射すれば、低空で飛行するヘリコプターを撃墜することも可能。
 戦車や装甲車は、乗員が出入りするハッチが上部に設置されており、この部分が攻撃に対して脆弱であり、ジャベリンのトップアタックモードによる上空からの弾道の軌道が戦車にとって最大の脅威だ。

ビデオゲームのよう
 ジャベリンは、三脚を必要とする他の対戦車兵器に比べて軽量であり、兵士の肩に乗せて発射できる。ミサイルは、発射筒から押し出された後に飛行用の推進装置が点火するため、室内から発射することが可能だ。
 「撃ちっ放し」型の兵器で、発射前にロックした標的に向かって自律飛行する。このため、射手は、ミサイルが標的に命中する前に退避することができるのも特徴だ。米軍兵士がAFPに、「もしビデオゲームをやるなら、使うことができるだろう」と語るように、扱いは容易だ。
 赤外線カメラやGPSを備えた発射指揮装置は、繰り返して使用できるほか、「弾薬なしでも、(敵を)追跡したり、観察したりするのに使える」(米兵)ために現場で役立つ。
 米防衛大手レイセオン・テクノロジーズ、ロッキード・マーチンの両社が製造しており、米国防総省の2021年予算によると、発射指揮装置とミサイルを合わせた価格は17万8000ドル(約2100万円)で、追加のミサイルは1発7万8000ドル(約930万円)前後だ。【翻訳編集AFPBBNews】