kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

うーん…… ―― 「女性には女性の、男性には男性のよさが」NTT社長が入社式で

言ってることは、
『間違い』ではないんですよねぇ。
男は女になれないし。
女は男になれないし。
性転換とか。
薬を使ったりとか。
特殊な手段を用いて
限りなく近づけることはできますけど。
今の
科学力では、
完全に入れ替わることはできません。
その上で、
『男』と『女』という
2つの尺度だけを取り上げて。
そこに言及することに、
どんな意味があるのか……、
という話。
というか、
ブックマークを付けたニュース記事のテーマは、
男/女の二元的な区別をする意義について
問題視している、
という。
これも正論。



この辺の『感覚差』というのかなぁ。
認識のバイアスは……認知バイアスというべきなのかそれらは、
世代間で
けっこう隔絶していて。
私には、
その原因の一つに
インターネットの普及がある、と。
インターネットの普及によって、
ネットユーザーの間で
男女間の性差に対する認知バイアス
かなり薄れたなぁ。と。
ダイバーシティー』とか言われる多様性の肌感覚で理解するのに、
インターネットが大きな役割を果たした、と。
そのように
見えるんですよねぇ。



これはあくまで私の印象で、
正式に何かの調査をしてデータ取りした、
そういう裏付けはありません。
ただ、
ネット利用している経験から、
ネット上での
コミュニケーションって、
たとえば
簡易的なSNS上でのやりとりとかでも。
性差とか年齢差とか、
ほとんど意識しないんですよ。
というか、
だいたいの場合が
相手の属性を示す情報が表示されないまま、
姿は見えない、
声も聞こえない、
単なる
『個』として登場する環境が多くて。
どこの誰だか判らないまま、
年上とか年下とか、
男性とか女性とか。
そういう
属性を意識しないまま、
とにかく
その場にいるよく知らない相手(個)と
会話なりアクションなりの
コミュニケーションを成立させますから。
だから、
相手が
年上なのか年下なのか、
男なのか女なのか、
どんな民族なのか、人種なのか、
ほとんど意識せずに交流が進みます。
また
相手の属性を示す情報が表示されていた場合であっても、
その情報が『真』である、という。
そのような真実は
誰も保証してくれませんし、その場で容易に判別できませんし。
嘘の情報を表示することなんてしょっちゅうあるわけで。
で、
仲を深めた後で、
相手の正体が判明して大問題になったりするのですけど。
そんな状況で、
年齢とか性差とか、
そういう属性でラベルを付けて相手を判断する、
というような。
これまでの従来的な認知にとらわれずに、
対象を
単なる『個』と認識して。
いちいち属性を詮索しない、という
習慣が普及しました……



だから、
インターネットが普及した後の世代って、
属性で十把ひとからげに判断されることに不満を抱く、というか。
おおよそ懐疑的なんです。
そういうのは『星占い』程度の内容だよね、と。
この辺が
現実世界のコミュニケーションと大きく異なる点です。
現実世界のコミュニケーションの場合、
まず、
何よりも視覚情報に引きずられますから

 

 

 

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「女性には女性の、男性には男性のよさが」 NTT社長が入社式で

 NTTの澤田純社長が1日、東京都武蔵野市の拠点で開かれた入社式のあいさつで、男女で「能力や特性の得意な分野が違う」と発言した。
 入社式は非公開だったが、報道各社にあいさつの内容が公開された。澤田社長はリモートワークの拡大など「新たな経営スタイル」を説明するなかで、女性の「活躍」に触れ、課長クラスに今年任用された女性が全体の約3割に達したことを報告。「女性であれ、男性であれ、責任を持つ立場になっていただきたい」と語った。
 ただ、その途中で「私たちは女性と男性は違うと考えています。人間という意味ではもちろん一緒ですけれども、能力や特性の得意な分野が違うと思います」との見解を示した。
 社員評価のあり方についても「女性が得意な分野で男性も測定してしまうと、男性にとってはビハインドになりますし、逆に男性にとってのみ得意な分野で、女性が苦手な分野を強く評価してしまいますと、それは女性にとってはやはり難しい。女性には女性のよさ、男性には男性のよさがある」と語った。
 こうした認識に対し、ジェンダー問題に詳しい東京工業大准教授の治部れんげさんは「女性を励まそうと思ってこうした発言をする例はよくある。善意に基づくものでも、ジェンダーバイアスにとらわれた発言で残念」と指摘。「男女それぞれに何かの特性があると決めつけることは、それと異なる人々の行動や希望を制約しかねない」と問題視する。
 NTTの広報によると、あいさつは澤田氏自身が内容を考えたもの。広報は、取材に対して「一般論として男性と女性の能力が違うといわれているが、我々はそうではなく、多様性を認めていくということを伝えようとした。誤解を与えているようであれば、大変申し訳ございません」とコメントした。