北京オリンピック、パラリンピックが終了してから
堰を切ったように
新型コロナの感染情報が流れ出した
中国。
感染源は
北京周辺だったり、
深センだったり、
先週からは、
上海で始まったロックダウンが
注目を集めています。
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ただ、
上海の場合、
世界有数というか
いまや船便貨物取り扱い高では
世界第一位の貿易拠点になっていて。
それらをさばくために
世界中から人が集まっているので。
その分だけ
世界からの注目を浴びています。
世界中から集まった人たちが、
それぞれ所属する国のコミュにティーに向けて
ＳＮＳを通して
続々と情報を発信しているので。
現地・上海の状況が、
リアルタイムでほぼ筒抜け状態。
ロックダウンになったため
上海に出入りできなくなってしまって。
物流がストップ。
食料、日用品や燃料の配送が
すべてにおいて止まってしまい
それぞれの値段が一気に高騰。
野菜が
日本の二倍になった、とか。
ガソリンが数倍になった、とか。
便乗値上げもあったりして、
場所によってまちまちらしいのですけど。
物価が軒並み高騰しているそうな。
それでも、
物が入ってこないので背に腹はかえられず。
次々と
飛ぶように売れて。
品切れ続出。
食料、燃料などが手に入らない
買い物難民が発生して。
毎日の食事でも困窮するような状況になり、
店や役所に抗議に詰めかける、という。
暴動まで発生しているそうな。
それで、
上海地方政府とか、
共産党中央政府とかが鎮圧に乗り出して。
併せて、
食料飲料など必要最低限の物資の
配給を始めたり。
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ひとくちに上海といっても、
かなり広い地域なので。
場所によって
かなりムラがあるようで。
対応も地区ごとで異なるみたいなのですけど。
かなり
混乱しているようですね。
でもねぇ、
中国政府、
そして
各地域の行政府が公式発表している
感染者報告数を見てみると、
昨日４月１日のばあい、
１日あたりの新規感染者報告数が９０４０人。
これ、
上海だけとかではなくて、
中国全土で
この数字ですよ。
中国全土の報告をあわせても、
日本の５分の１。
それで、
ここまでの大騒ぎになるのだとか。
日本人も多く居住、上海西部を封鎖…１６００万人外出禁止・ゴミ出しできず
【上海＝南部さやか】中国上海市の日本人が多く住む西部で１日、ロックダウン（都市封鎖）が始まった。住民１６００万人を対象にＰＣＲ検査を２回実施し、外出を原則禁止する。３月２８日から封鎖されていた東部でも感染者が見つかった地区は封鎖が継続される。
西部では封鎖開始前の１日未明から、歩道の人通りが途絶えた。夜が明けると各地区でＰＣＲ検査が行われ、あるマンションでは、住民約４０人が抗原検査で陰性が確認されると、徒歩３分の検査場に向かった。住民らは検査後、早急に帰宅するよう促される。５日に解除予定の封鎖期間中、３日に２回目の検査が予定される。期間中はゴミ出しも禁止され、検査以外では一歩も外に出られない。
一方、東部では感染者がゼロになるまでＰＣＲ検査を繰り返し、段階的に封鎖を解除する計画だ。すでに３月１２日から封鎖生活を強いられている東部の女性（３５）は「先が見えなくてつらい」と話した。
中国政府は１日、新型コロナウイルスの３月の市中感染者数は無症状を含め累計１０万人を超えたと発表した。湖北省武漢市で最初に感染が拡大し始めた２０２０年と２１年の２年間の累計患者数を１か月で上回った。
