kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

戦争なんてこんな物…… ―― キーウ近郊 多くの市民が路上で死亡

まあ、
ある程度予想されていた事態が
現実のものになりました、
というか。
望んでいないし、
出来れば実現してほしくなかった現実なのですけど。
やはり、
こうなってしまったかぁ……



古今東西
どの歴史書を探してみても。
戦場で
『お行儀の良い軍隊』ってのは、
存在しません。
アメリカ軍もそうですし、
かつての
日本軍もそうですし、
略奪、暴行、当たり前。
市民の虐殺とか、
降伏した無抵抗者の殺害も、
定番の事例。
自衛隊
海外へ派遣された先で概ね歓迎されるのは、
戦闘行為に参加せず、
このような
略奪、暴行、虐殺とも無縁だから。
というのが
大きな理由の一つです。
ただ、
日本国内では、
この点に注目していませんけど。
市民を攻撃しない軍隊、というのは
現地住民にとっては
とてもありがたい存在『安パイ』ですから。
どうせ、
どこかの軍隊が駐留するのが避けられない状況なら、
出来るだけ安全な相手に居てもらいたいのです。



で、
話が少しがそれてしまいましたけど。
軍隊ってのは、
戦場に居る相手を破壊なり殺害なりして、
無力化する目的で戦闘しているわけで。
一番手っ取り早く目的を達成するには、
皆殺しにしてしまうのが、
確実なんです。
ただ、
メディアに監視されている状況で
それをやってしまうと、
他者からの
猛烈な批判、非難の嵐にさらされることになって。
敵の抵抗は激しくなるし、
行動を支持して味方になってくれる勢力は減少するし、
で。
不利な立場に追い込まれるので。
マイナス面の大きさから手を出さないだけです。
戦場の最低限のルールを定めた
国際条約などもありますけど。
これも
今まで厳守された事なんてありませんから。
現実の戦争は、
ルールはあるけど守られない。
究極なんでもありのパワーゲームです。
というのが
これまでの人類の歴史であって。
今回も
それに続きました、という話です。
そもそも
侵略戦争を始めた時点で、
相手の
人権・権利なんて認めていない、もしくは否定しているから、
戦争を始められるわけで。
相手を尊重していたら戦争なんて出来ませんから。
権利を認めない人間の扱いなんて、
ペット以下になります。
兵士の
個人的な感傷によって殺傷を忌避する、
って事はあり得ますけど。
それとは逆に
兵士の
個人的な感傷によって視界に入った市民を殺傷しまくる、
って事はあり得ますし。
抵抗する意思を根こそぎへし折るために、
見せしめとして
軍隊が組織的に民衆を皆殺しにする場合だってありますし。



だから
究極的には
相手の侵攻をはね除けて、
こちらの実力を示した上で
相手との妥協点を探り合意する、という。
まさに
ウクライナが進めているプロセスそのまま、
侵攻された側が身を守るためたにはこういう手段しか残されていないのです。
ところが、
日本人の一部が
この王道セオリーを頭から否定して
夢想を詰め込んだ空虚なとんちんかん持論を披露して
大騒ぎするんだよなぁ。
こういう人たちは、
自分が目立ちたいだけで人の命を弄ぶペテン師か。
それとも、
希代の阿呆なのか。
どっちなんだろう。



ところで、
ウクライナの地名について
最近、
ロシア語読みの「キエフ」から、
現地ウクライナ読みの「キーウ」への改訂が
急速に進んでいます。
今回ブックマークを付けたニュース記事でも
「キーウ」表記になっていて。
ただこれは、
後々
そこだけ直せばいいのか。って話になるので。
今回は
ロシアが仕掛けた侵略戦争のドタバタで
なし崩しに進んでいますので。
きちんと、
まとめてほしいなぁ。

 

 

www3.nhk.or.jp

キーウ近郊 多くの市民が路上で死亡 国際社会に衝撃広がる

 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、ロシア軍が撤退した首都キーウ近郊で多くの市民が死亡しているのが見つかりました。ロシア側は関与を否定していますが、フランスのマクロン大統領が「数百人の市民が卑劣にも路上で殺害されており、耐え難い」と非難するなど、国際社会に衝撃が広がっています。
 ウクライナに侵攻したロシア軍は首都キーウ近郊まで部隊を前進させたものの、ウクライナ軍の抵抗を受けて撤退を進めていて、ウクライナの国防次官は2日、キーウ州全域をロシア軍から奪還したと発表しました。
 ところが、ロシア軍が撤退したキーウ北西のブチャにロイター通信などの記者が入ったところ、軍服を着たり武器を所持したりしていない市民とみられる人々が路上で死亡しているのが見つかりました。
 ブチャの市長はロイター通信の取材に対し、300人以上の住民が殺害されたとしたうえで「手を縛られ、頭を撃たれた人もいる」と話しています。
 また、ウクライナのベネディクトワ検事総長は自身のフェイスブックを更新し「これまでに410人の民間人の遺体が運び出された」と明らかにしました。
 そして「ロシアによる残忍な戦争犯罪の決定的な証拠だ」として、国内外の法廷で責任を追及していく考えを強調しました。

ゼレンスキー大統領「市民が拷問受け 殺害された」
 ウクライナのゼレンスキー大統領は、3日に公開したビデオメッセージで「何百人もの市民が拷問を受けて殺害された。路上には遺体が並んでいる。そして遺体にまで地雷が設置されている」と述べ、ロシア軍が残虐行為を行ったと強く非難しました。
 そのうえで「世界ではこれまで多くの戦争犯罪が起こってきたが、これで最後にするために全力を尽くす時だ」と訴えました。
 さらに「ロシアには追加の制裁が科されるだろうが、それだけでは足りない」と述べて、なぜウクライナがこれだけの被害を受けたのか、その経緯にも目を向けるよう国際社会に求めました。

ロシア国防省ウクライナや欧米側のねつ造”と反論
 ロシア国防省は「ウクライナ側が発表した写真や映像は新たな挑発行為にすぎない。ロシア軍が街を支配していた時に市民に暴力を振るったことはなく、人々は自由に行動できていた」などと否定し、遺体の映像はウクライナや欧米側がねつ造したものだと反論しました。
 責任追及求める声 国際社会で広がる
 しかしイギリスのジョンソン首相が「プーチン大統領やロシア軍が戦争犯罪を行っていることを示すさらなる証拠だ」と指摘したほか、国連のグテーレス事務総長も「深い衝撃を受けている。説明責任につながる独立した調査が不可欠だ」とする声明を出すなど、国際社会には衝撃が広がるとともに責任を追及すべきだという声が相次いでいます。
 ウクライナとロシアとの停戦交渉は4日も続けられることになっていますが、キーウ近郊での悲惨な状況が明らかになったことでロシアに対する国際社会の圧力が一層強まりそうです。

 

 

 

www.yomiuri.co.jp

地下室に手足縛られバラバラに切断された子ども…ロシア軍兵士の略奪横行か

 ウクライナに侵攻しているロシア軍の地上部隊が、首都キーウ(キエフ)近郊ブチャで多数の民間人を殺害していた疑いが、現地入りしたウクライナ軍や報道機関の指摘で浮上した。他の都市でも露軍部隊による民間人殺害や暴行が報告されており、ブチャの惨状は氷山の一角とみられる。
 2日、ブチャに入ったAFP通信の記者は、「静かな並木道に、見渡す限り遺体が散乱していた」と表現した。記者が確認した約20人の遺体は、いずれもジーンズやスニーカーなどを身に着けており、軍人には見えない服装だったという。
 遺体は露軍の激しい攻撃で廃虚と化した市内各地に点在している。英紙サンデー・タイムズは2日、ブチャの民家の地下室で、両手両足を縛られた子どもを含む男女18人の遺体が見つかったと報じた。遺体はバラバラに切断されていたという。
 犠牲者の多くは18~60歳の男性だとの情報もある。撤退決定を受けて露軍が組織的に住民を殺害したとも考えられる。露軍部隊が遺体や民家に地雷を仕掛けているとされ、民間人被害の全容把握には時間がかかりそうだ。
 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は3日、米CBSニュースのインタビューで、「ジェノサイド(集団殺害)だ。ウクライナの国と国民全体を抹殺しようとしている」と強く非難した。英国のエリザベス・トラス外相は3日、「無実の市民への無差別攻撃は戦争犯罪として調査されなければならない」との声明を発表した。
 ウクライナのイリナ・ベレシュチュク副首相は3日、露軍が占拠していたキーウ近郊の村長が拉致、殺害されていたことが露軍の撤退後に明らかになったと述べた。ロシアへの協力を拒否したためとみられる。
 露軍兵士の統率の乱れも犯罪行為に拍車をかけているようで、略奪や女性への乱暴などの報告が相次いでいる。ウクライナ軍の情報機関は2日、ウクライナ北隣のベラルーシに撤退した露軍兵士が略奪品を扱う露店を開き、冷蔵庫や車、宝飾品などを売りさばいているとの情報を明らかにした。旧ソ連構成国ジョージアから一方的に独立宣言した南オセチア自治州などから増派された露軍兵士のうち約300人が「脱走した」とも報じられている。

 

 

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ウクライナ奪還の街で「280人埋葬、全員が後頭部撃たれた」…ロシア軍による戦争犯罪の可能性

【ロンドン=深沢亮爾】ウクライナのハンナ・マリャル国防次官は2日、自国への侵攻を続けるロシア軍から、首都キーウ(キエフ)があるキーウ州全域を奪還したと明らかにした。AFP通信などによると、解放されたキーウ近郊ブチャでは、民間人とみられる多数の遺体が確認された。露軍は首都周辺から撤退する一方、東部や南部の制圧を目標として攻撃を強めている。
 マリャル氏は自身のSNSで、キーウ北西に位置するブチャ、イルピン、ホストメリの地名を挙げ、「侵略者から解放した」と表明した。
 人口約4万人のブチャは露軍が猛攻をかけた後、約1か月間、占拠されていた。ブチャの市長はAFPの取材に、「街中に遺体が散乱している。少なくとも約280人を集団墓地に埋葬した。女性や子どもも含まれ、全員が後頭部を撃たれていた」と述べた。
 遺体の多くは、武器を持っていないことを示す白い布を身に着けていたという。現地入りした英BBCも、路上などで約20人の遺体を確認した。後ろ手に縛られた複数の遺体の映像も報じた。
 戦闘員ではない民間人の殺害は、「人道に対する罪」に該当する。露軍の地上部隊が、制圧した地域で戦争犯罪を繰り返していた可能性が浮上した。
 露国防省は3日、公式SNSで、ブチャに関する報道について「偽情報だ」と主張し、関与を否定した。
 露軍部隊がキーウ州から撤退したことに関し、米政策研究機関「戦争研究所」は、「キーウなど主要都市を攻略する当初作戦が失敗し、修正した結果だ」と分析した。
 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は2日のビデオメッセージで、ロシアが東部のドネツク、ルハンスク(ルガンスク)両州全域と南部の「占拠」を目指していると指摘し、「防衛のため、あらゆることをしよう」と抗戦を呼びかけた。
 英国防省は2日、露空軍が南部や東部に活動を集中させていると分析した。ロイター通信によると、露軍は3日、黒海に面した南部の海上輸送拠点オデーサ(オデッサ)近郊の燃料貯蔵施設と石油精製施設をミサイル攻撃した。東部ポルタワ州にある国内最大規模の石油精製施設も標的にした。ウクライナ軍の補給に打撃を与える狙いのようだ。
 一方、露軍が包囲する南東部マリウポリでは3日も、赤十字国際委員会(ICRC)の支援で住民の退避を目指した。露国防省は2日、ウクライナ側と赤十字側の「準備や対応の遅れ」によって退避が進まないと主張しており、難航が予想される。