kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

やっぱり現実は厳しかった ―― 死亡の10人、ライフジャケット着用状態の人も

遭難通報から
すでに丸2日近く経過した
北海道知床の観光船遭難事件……
私は
今回のケースは人災だろう、と見てますので。
『事件』って書きますけど。
昨日から今日にかけて。
観光船の乗客が次々に発見されていますが……

意識不明の状態で発見されて病院へ搬送。
搬送先で
死亡が確認される、という。
予想はしていましたが
最悪のケースになっています。



昨日遭難者が発見されたのは、
知床岬の突端の方だそうで。
岬の先端部分に
観光船の備品とみられる
かなりの漂着物が打ち上げられているそうで。
遭難者も、
それら漂着物と一緒に岩場に打ち上げられていたところを
発見されたのだとか。
さらに、
今朝は
新たに子供も発見されました。
でも、
こちらも意識不明です。
そして、
新たに子供が発見された場所は、
公表されている情報によると
岬の東側の海上を漂流していたのだとか。
昨日発見された乗客10人は知床岬の西側でしたが。
今回は東側の海上
波に運ばれて、
岬を越えて、その先の海洋まで流されていった、
と推測されます。
岬からの距離が詳しく発表されていないので、
おそらく
それほど離れていない、とは思われますけど。
さらに言えば、
子供なので体重が軽いですから。
波にどんどん運ばれて
乗員乗客の中で一番遠くまで流されたのではないかな。
捜索側はそのように推察していると思うんですよねぇ。
潮流とか、
波の状況とか、強さとか速さとか、計算しているはずなので。
それで、
遭難通報があった
「カシュニの滝」周辺の海域から、
徐々に捜索範囲を広げていって。
昨日は
知床岬の突端部西岸で遭難した乗客を発見。
そして
今朝はさらに岬の先の海上で乗客の子供を発見していて。
計算通りに
要救助者を発見している、と推測できます。
そして
今日は海底探知機を使っての海中捜査と
ダイバーによる潜水も始めるそうで。
漂流しているだろうと予測した範囲は
ほぼ捜索を終えて、
まだ見つからない人が居るので。
あとは
沈没した船内に閉じ込められているのではないか。
と、
そのような判断が働いたのかな。



なんというか、
予想されていた事態で。
今更驚く内容は何一つ無いのですが……
厳しいですねぇ。
奇跡は起きなかった……
まだ、
すべてが終わったわけではないので。
可能性は残されていますけど。
それでも、
乗員乗客26名の内、
昨日から今朝にかけて発見されたのが11名。
およそ半数が
捜索によって発見されて、
意識がある生存者なしです。
水温5度以下の海に放り出される、という
絶望的な状況で。
身近な物で例えるのなら
氷水の風呂に裸で浸かって出られない状態ですよ。
そのまま1時間も浸かっていれば
体温がどんどん奪われていきます。
そして
低体温症になって死に至る、という。
順当な結果と言えば、
その通りなのですけど。
その通りなのですけど。
現実は無慈悲だなぁ……
是非も無し。

 

 

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死亡の10人、ライフジャケット着用状態の人も…知床岬の突端付近で相次ぎ発見

 北海道・知床半島の沖合で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU I(カズワン)」(19トン、定員65人)が消息を絶った事故で、第1管区海上保安本部(北海道小樽市)は24日、乗船していたとみられる男女10人を知床岬周辺で発見し、全員の死亡が確認されたと発表した。現場海域では、1管や航空自衛隊、道警などが残る16人の捜索を続けている。
 海上保安庁によると、知床岬の東の海上で24日夜、子供とみられるもう1人を救助したとの情報もある。
 事故を受け、国土交通省は24日、カズワンを運航する「知床遊覧船」(北海道斜里町)に対し、海上運送法に基づく特別監査を開始した。事故や船の管理状況などを詳しく調べる。運輸安全委員会も船舶事故調査官3人を現地に派遣。1管は、業務上過失致死、業務上過失往来危険容疑を視野に捜査する方針だ。
 1管の発表では死亡したのは男性7人、女性3人。身元を確認中だが、子供は含まれていない。10人は24日午前、カズワンが前日に出航した斜里町ウトロから約40キロ、消息を絶った「カシュニの滝」付近から約15キロ離れた知床岬の突端付近で相次いで見つかった。一部の人はライフジャケットを着用した状態だった。
 関係者によると、カズワンの乗客は子供2人を含む24人で、北海道、東京都、大阪府兵庫県香川県など9都道府県から訪れていた3~78歳とみられる。

 

 

www.yomiuri.co.jp

知床岬東側の海上で子供1人を救助、意識ない状態…複雑な潮流により流された可能性

 北海道・知床半島の沖合で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU I(カズワン)」が消息を絶った事故で、第1管区海上保安本部(北海道小樽市)は25日未明、新たに乗船者とみられる子供1人を海上で救助したと発表した。救助時、意識のない状態だったという。
 関係者によると、これまでに死亡が確認された大人10人(男性7、女性3)は、いずれも、船が消息を絶った知床岬の西側の海上や岩場で発見された。新たに子供が見つかったのは岬の東側の海上で、複雑な潮流により流された可能性がある。観光船には乗員2人のほか、乗客24人が乗っており、このうち2人は7歳と3歳の子供だったとみられる。

 

 

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子ども1人救助、意識なし 不明者捜索、範囲広げ続行 知床の観光船遭難

 北海道・知床半島沖で子ども2人を含む乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)=19トン」が浸水後に消息を絶った遭難事故で、第1管区海上保安本部(小樽)は25日、新たに性別不明の子ども1人を救助したと明らかにした。24日深夜、知床岬の東側の海域で巡視船が見つけ、搬送時に意識はなかった。見つかったのは計11人となった。
 安否不明者の捜索は夜を徹して続行。24日に死亡が確認された大人とみられる男女10人のうち、多くが見つかった知床岬先端周辺を中心に範囲を拡大。新たに見つかった子どもを含めた11人の身元特定も急ぐ。
 1管などは現場海域の潮の流れや風向きを考慮して捜索範囲を決めた。カズワンが消息を絶った知床半島西側のオホーツク海に加え、東側の根室海峡も対象にした。船体は沈没している可能性があり、一部の巡視船は音波探知機(ソナー)で海底を調べる。
 一方、運航会社「知床遊覧船」(斜里町)に対する特別監査を始めた国土交通省は、同社関係者から船の運航状況などを聞き取りする方針。