kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

お悔やみ申し上げます ―― サッカー元日本代表監督、イビチャ・オシム氏が80歳で死去

享年80歳だそうで。
そうかぁ、
もうそんなになるのですねぇ……
この方、
日本サッカーに直接関わったのは、
2003年のジェフ市原監督に就任して以降、
2006年に日本代表監督に就任してから
2007年に脳梗塞を発病して退任するまでの
わずか5年にも満たない短い間なのですけど。
その後の
日本サッカーに与えた影響は甚大でしたよ。
今の日本代表サッカーのスタイル、
欧州型の組織的なショートパス中心をした
ポゼッションフットボールへの
端緒をひらいた。
というか、
この方が直接それを目指して日本に広めた、
って、
そのような動きは無かったのですけどね。
結果として、
今振り返ってみると。
欧州型の組織的なショートパス中心をした
ポゼッションフットボールに必要な土台、
基礎となる豊富な運動量とか、
瞬時に盤面、複雑なパス回し、を理解する戦術眼、判断力とか、
それまでの
日本サッカーが世界で戦う上で
決定的に欠いていた能力を
集中して訓練することで指摘してみせたのは
この方の功績だと。
私は一日本代表サッカーファンとして
そのように感じています。
それまでも、
色々な強化スタイルを試していたのですけど。
今ひとつ、というか。
芯が通らず上辺だけの真似で終わってしまって
南米や欧州の強豪には
まったく歯が立たず。
運に恵まれれば、まぐれで勝てるかもしれない。
という、
それが日本代表サッカーの実力でした。
それが、
相手の調子が悪ければ、
そこそこ互角の試合が出来る、
そこそこ勝てる、
アジア最強と言われるまでの
今の日本サッカーの実力に上り詰めていく、
その端緒を開いたのが、
この方ですよ。
もちろん、
それはこの方ひとりの功績ではなくて。
他にも
関わった方がたくさんおられるのですけど。
そんな
他の方も含めて
この方の功績抜きではあり得ません。



脳梗塞を発症して
急遽代表監督退任となってしまったのが……
かえすがえすも残念でなりません。
お悔やみ申し上げます。

 

 

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サッカー元日本代表監督、イビチャ・オシム氏が80歳で死去…「オシム語録」で注目

 サッカー日本代表の元監督で、Jリーグのジェフ千葉の監督なども務めたイビチャ・オシム氏が死去したと1日、オーストリアのサッカークラブ「シュトルム・グラーツ」が発表した。80歳だった。
 1941年、ボスニア・ヘルツェゴビナサラエボ生まれ。現役時代は大型フォワードとして活躍し、64年の東京五輪ではユーゴスラビア代表として来日。日本戦では2得点を挙げた。現役引退後は指導者の道を歩み、ユーゴスラビア代表監督に就任。90年のワールドカップ(W杯)イタリア大会でストイコビッチ(元名古屋グランパス監督)らを擁して8強入りを果たしたが、その後はユーゴスラビア分裂の戦渦に巻き込まれ、代表監督を辞任した。
 94年からはオーストリアグラーツを率い、2003年にジェフ市原(当時)の監督に就任。低迷していたチームをリーグ戦の優勝争いに加わるまで躍進させ、05年のナビスコカップでクラブ史上初のタイトルをもたらした。
 06年7月、ジーコ氏の後任として日本代表監督に就任し、07年アジア杯で準決勝に進出した。07年11月、脳 梗塞こうそく のため千葉県内の自宅で倒れ、監督を退任。リハビリ生活の後、グラーツで療養生活を送っていた。
 人生と人間に対する深い洞察から、機知に富んだコメントを残し、「オシム語録」として注目を集めた。