kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

ううぅーむ……の続き ―― 北朝鮮、今月末の韓米首脳会談狙い「計算された挑発」

昨日、
突如
北朝鮮から発射された弾道ミサイルらしき飛翔体について。
すでに
半日ほど経過していますが、
詳細な分析情報が公表され始めました。
ということで
関連するニュース記事にブックマークを付けてみました。



韓国軍が発表した分析結果によると、
今回発射されたのは『弾道ミサイル』で、
発射地点は、
朝鮮半島の西側
平壌ピョンヤン)の順安(スナン)付近から
日本海に向けて発射、飛行。
日本の排他的経済水域EEZ)外に落下。
飛行距離は約470キロメートル、
高度は約780キロメートル。
最高速度マッハ11。
となっています。
これについて、
韓国軍の国防部長官候補……
これ、
政権交代が6日後に迫っているので
すでに
次期国防部長官と発表されている人物が
現場を仕切っているんですよね。
その人が、
韓国国会の人事聴聞会で
ミサイルの種類を問われて
ICBMの可能性もあるが、
 これよりも射程距離がやや短い可能性もある』
と答弁しています。
つまり
今のところはミサイルの種類、性能を特定できるだけの
詳細な分析はまだ進んでいない、
これからの作業、
って話ですね。
ただ、
北朝鮮が開発した
ICBM『火星15』とか
新型ICBM『火星17』とか。
その可能性を念頭に置いているようです。



このような
今回の北朝鮮のミサイル発射示威行為について。
韓国の専門家からは、
北朝鮮
 韓国新政府の発足や韓米首脳会談が予定された5月頭から
 緊張を高めて韓米を圧迫しようとしている』
とのコメントを出しています。
まあ、
順当に考えて
今、
喫緊で思い当たる政治スケジュールがそれしかないので。
なにせ
政権交代して新政権発足が6日後で。
その後、
今月下旬20日に米国バイデン大統領が
初の訪韓、韓国入りしますからね。
これまでは、
日韓首脳が訪米して直接対面、顔合わせをしていますが、
米国バイデン大統領はアジアを訪れていません。
ということで、
米国バイデン大統領初のアジア外遊となります。
そこにめがけて
北朝鮮
政治的なデモストレーションを行った、と。
誰が考えても
そのような推測が出てきますよね。
ただ、
米韓を『圧迫』というよりも、
米国バイデン政権になってから
北朝鮮
全く相手にされていないので。
なんとか
交渉窓口を開きたい、というか。
表には情報が出てこない、
外交裏取引は何やら行われているみたいですが、
米国前トランプ政権のときのような
表舞台での直接交渉の場を設けたい、と。
北朝鮮の望みは
それなんでしょう。
そのための
『挑発』行為、というのが適当だと。
私的には
そのように見えます。

 

 

 

japanese.joins.com

 

北朝鮮、今月末の韓米首脳会談狙い「計算された挑発」の可能性

 北朝鮮が4日午後12時3分ごろ、平壌順安ピョンヤン・スナン)から東海(トンへ、日本名・日本海)に向かって弾道ミサイル1発を発射した。今年に入ってミサイル・ロケット砲など通算14回目の武力示威だ。特に韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府発足を6日後に、韓米首脳会談を17日後に控えての挑発だ。
 韓国合同参謀本部によると、弾道ミサイルの飛行距離は約470キロメートル、高度は約780キロメートルだった。最高速度はマッハ11であることが確認された。日本防衛省は飛行距離は約500キロメートル、最高高度約800キロメートルで飛翔し、日本の排他的経済水域EEZ)の外側に落下したと推定すると発表した。
 飛行距離などでみると大陸間弾道ミサイルICBM・射程距離5500キロメートル以上)には至らない。韓国のミサイル専門家であるクォン・ヨンス氏(元国防大学教授)は「高角で発射した弾道ミサイル」としながら「正三角(30~45度)で発射した場合、射程距離は1500キロメートルに至らない準中距離ミサイル(MRBM・射程距離1000~3000キロメートル)級の水準と推定される」と説明した。
 イ・ジョンソプ国防部長官候補はこの日、国会の人事聴聞会で北朝鮮が発射したミサイルの種類に関連して「ICBMの可能性もあるが、これよりも射程距離がやや短い可能性もある」とし「正確なミサイルの種類は結果が出次第、報告する」と述べた。一部は北朝鮮が燃料を満タンにしないやり方で射程距離を縮め、ICBMである「火星15型」や「火星17型」を発射した可能性も提起した。
 軍関係者は「韓米が北朝鮮ミサイル発射の動きを事前に捕らえて備えた」と伝えた。米国はこの日、弾道ミサイル発射の事前兆候を捕らえて発射時間に際して東海に弾道ミサイルの軌跡を追跡する偵察機「RC-135Sコブラボール」を飛ばし、綿密に監視した。
 北朝鮮のこの日の発射は、新政府の発足と韓米首脳会談を狙って長距離ミサイルの発射や核実験などの高強度連続挑発の開始を知らせる信号弾ではないかとみられている。また、金正恩キム・ジョンウン)国務委員長が先月25日の閲兵式の演説で「わがの国の根本利益を侵奪しようとすれば、我々の核武力は自らの使命を決行しないわけにはいかない」とし「先制核攻撃」の可能性を公開的に言及してから初めての挑発という点で注目される。
 イ・ジョンソプ候補は今回の発射が「国連安全保障理事会決議違反だ」と述べた。合同参謀本部は「北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射は韓半島朝鮮半島)はもちろん国際社会の平和と安定を害する重大な威嚇行為」と非難した。
 クォン・ヨンス氏は「最高高度が低軌道衛星の軌道(250~2000キロメートル)に該当する。今回も衛星発射体を装って弾道ミサイルを試験発射した可能性がある」と述べた。北朝鮮は今年2月27日と3月5日に弾道ミサイルを発射しながらも、官営メディアを通じて「偵察衛星開発のための重要な試験」と発表した。クォン氏は「北朝鮮が宇宙上空でいくつかの衛星を軌道に乗せる試験を行う可能性がある」とし「この技術をICBMに転用すれば多弾頭ミサイルを完成することができる」と懸念した。
 北朝鮮大学院大学校の梁茂進(ヤン・ムジン)教授は「北朝鮮が新政府の発足や韓米首脳会談が予定された5月頭から緊張を高めて韓米を圧迫しようとしている」としながら「韓半島問題の主導権が自分たちにあることを誇示しようとする意図があるとみられる」と述べた。
 梨花(イファ)女子大学北朝鮮学科のパク・ウォンゴン教授は「北朝鮮は今後核実験を含めてさまざまな核・ミサイルを『速度戦』形態へと発展させるだろう」としながら「現在の韓米ミサイル防衛体系を無力化し、核・ミサイル開発を完了する絶対目標に向かって疾走している」と述べた。ウクライナ事態などを見て核保有の必要性を痛感した金委員長が核・ミサイルの高度化はもちろん迅速化を通じて体制安全を確保しようとしているという説明だ。