kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

今度は成功しました ―― 知床沈没観光船カズ・ワン引き揚げ完了、入港へ

知床で沈没した観光船『KAZU1』の引き揚げ作業。
つい先日、
海底から引き揚げ
海中水深10メートルとか20メートルに吊した状態で曳航中、
船体にかけていたロープが外れて
海底に落下してしまいました。
それを
再度引き揚げて、
今度は見事に成功。
ついに
昨日
船体が海上に現れました。



って、
昨日船体が落下した24日当時の状況を報じていた
ニュース番組の動画を
改めて視聴してみたのですけど……
いや、
アレは、
あの状況、天候下で吊り下げ曳航するのは、
無理ですワ。
沈没船が落下した24日の
現場天候、海面は
時化と言ってもよいような大荒れ。
というか、
時化ですよねコレ。
空は一面の曇天で灰色。
雲の位置がかなり低くて
海面は
目立つ三角波こそ見当たらないものの。
グネグネと派手にうねっています。
以下、
当時の現場海面を見た
私的
素人なりの印象ですけど。
あの
激しく時化た状況で
海中水深20メートル、というと
かなり海面に近い位置。
吊された船体は
時化た海面、荒波の力を
それなりに受けてしまいます。
荒れ狂う波と海流によって、
船体が破損することも十分に考えられ得る状況でした。
なので、
船体の保全、保持の目的で
いったん、
吊り下げ深度を足して海中に戻したか、
もしくは
緊急リリースして船体を解放したか。
海中とはいえ、
海上に近い位置で吊して船体を固定していたら、
波の影響を避けることが出来ず
力をまともに受けてしまいますから。
それを避けるために、
船体を
安全な海底へ着底させた、と。
ひょっとしたら、
そういう選択もあったのではないかなぁ。
昨日の
再引き揚げがアッサリ成功した、
一連の流れを見たら。
沈没船の海底安置から再引き揚げまで、
一連の流れがすべて計画に沿ったもの、と。
そんな風に思えたり。


追加発表された情報で、
沈没した観光船は
船体後部の機械室近辺の舷側に
そこそこ大きな破孔があるそうですから。
この手のFRP船って、
一度破れてしまうと、
力が加わるたびに
どんどん裂け目が拡がっていきますからね。
それを避けて
緊急避難的に海底に船体を安置しました、
と。
そうしたら、
船体につなげていたロープが外れてしまいました。
とかね。

 

 

www.yomiuri.co.jp

海面上につり上げられた「カズワン」、台船上への引き揚げ作業始まる

 北海道・知床半島沖で乗客乗員26人を乗せた観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没し、14人が死亡、12人が行方不明となっている事故で、移動中に水深182メートルの海底に落下したカズワンの船体が26日夕、海面上につり上げられた。
 つり上げ作業は26日午後3時に始まり、午後6時50分頃に白い船体が事故から33日ぶりに海上に姿を現した。その後、作業台船の横に固定されて浅い海域に移動し、午後10時半頃から台船上への引き揚げ作業が始まった。海上保安庁などは今後、船体を詳しく調べ、沈没原因の究明を進める。
 カズワンは4月23日の事故から6日後、水深約115メートルの海底に沈んでいるのが見つかった。今月24日、台船につり下げられて移動中、船体をつっていたナイロン製の帯の一部が切れ、斜里町ウトロ漁港沖約11キロの海底に落下していた。

 

 

 

www.sankei.com

観光船カズ・ワン引き揚げ完了、入港へ 知床沈没

 北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズ・ワン)」が沈没した事故で、作業船「海進」は27日未明、カズワンを船上に引き揚げた。同日中に網走港に入港する。海進に載せた状態で船内捜索や水抜きを実施し、早ければ29日にも陸揚げできる見通し。
 海上保安庁と契約した専門業者「日本サルヴェージ」は26日午後6時55分ごろ、船体を海面までつり上げた。「横抱き」と呼ばれる手法で海進の左側面に固定し、浅い海域までえい航後、27日午前3時20分ごろ、クレーンで船上への引き揚げを完了した。
 第1管区海上保安本部(小樽)などは27日、船舶と航空機で洋上捜索を継続。ロシアが実効支配する北方領土国後島で発見された2人の遺体についても情報収集を急ぐ。
 事故は4月23日に発生。これまでに乗客14人の死亡を確認し、乗客10人と乗員2人が行方不明となっている。

 

 

www3.nhk.or.jp

知床観光船沈没 船の左側面後方付近に穴 海上保安庁関係調べる

2022年5月23日 12時29分
 北海道の知床半島沖で観光船が沈没した事故で、海底に沈んだ船の左側面の後方付近に穴があいているのが確認されていたことが、関係者への取材で新たに分かりました。海上保安庁は船を引き揚げたあと、事故との関係を詳しく調べることにしています。
 知床半島の沖合で観光船「KAZU 1」が沈没し、14人が死亡、12人の行方が分からなくなっている事故から、23日で1か月となりました。
 現場海域では、行方不明者の捜索のほか、海底に沈んだ船の引き揚げに向けた作業が進められています。
 水中カメラや民間のサルベージ会社の潜水士による調査の結果、右に30度ほど傾いている船体の左側面の後方付近に穴があいているのが確認されていたことが、国土交通省海上保安庁の関係者への取材で新たに分かりました。
 穴は、船の進行方向を定めるかじの近くの「だ機室」と呼ばれる付近で確認されたということです。
 また、これまでの調べで、前方の窓ガラスの一部が破損し、窓枠が外側に向かって変形していたことなどから、関係者によりますと、船内から外部に向けて圧力が加わり、窓ガラスなどが破損した可能性があるということです。
 海上保安庁は、船を引き揚げたあと、船底の状態を確認するとともに、穴と事故との関係を詳しく調べることにしています。