kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

何故いま…… ―― 全国で「艦これ」特需

ネットで
ニュースサイトを覗いて
時事ネタを流し見ていたら。
懐かしい名前を見つけたので、
思わず
関連するニュース記事に
ブックマークを付けてしまいました。



ということで
『艦これ』です。
私も
昔は『提督』してました。
たしか
5年か6年くらい前まで……
『艦隊これアーケード』が発表されて巷で稼働。
艦娘のカードダスが出回り始めた頃に
提督を卒業しました。
ちょうど、
原作のWEBブラウザゲームの方は、
行き詰まってしまったかんじで。
大型バージョンアップの話が出て、
遊び続けるのが
いろいろ面倒になってきて。
ちょうどいいタイミングに思えたので。
ゲームアカウントは残したまま
放置しています。



って感じで、
私と似たようなタイミングで
WEBブラウザゲームからアーケードに乗り換えたりして、
消えていった提督も数多くいました。
ブックマークを付けた記事中に書いてある、
『プレーヤーは全国に460万人超おり……』って数字は、
そういう
開店休業中のプレイヤーも含めた数でしょうね。
実際に
ゲームを動かして遊んでいるアクティブなプレイヤーの数は、
数万人程度かなぁ。
イベント時にのべ10万人超えているかなぁ、どうだろう、って
規模でしょう。
ただ、
この場合の、
いまでも残り続けてゲームを遊んでいるプレイヤーは、
限りなく『コア層』『ヘビーユーザー』ばかりになりますから。
途中加入組も含めて、
ゲーム開始から9年以上経過して、
ゲーム自体、
追加要素とか発展とかも
ほとんどなくなったのに。
それでも
残っているプレイヤーですからね。
ゲーム関連のキャラクターコンテンツへの執着は、
物凄いですよ。
アレです、
あればあるだけ手当たり次第。
ゲームコンテンツを補完してくれる、
新たな情報なり刺激なり機会なりが
得られるのなら、
生活費を削っても、
関連グッズやイベント参加に手を伸ばす人たちです。
そういう人たちが
いまだに
万人単位で残っているので。
『艦これ』って
ゲームとしては死につつあるのですけど、
コンテンツ事業としては
いまだに
一線級なんですよねぇ。



ただ、
ゲームとしては
ほぼ完成してしまって発展する余地がないので。
新規ユーザーの参入も見込みづらく、
いまさら、
一般メディアへの露出を増やす意味というか、
アドバンテージは
ほとんど考えられないので。
なんで
今回メディアがこうして記事化しているのか、
不思議に思えたのですけど。
ちょっと調べてみたら、
『艦これ』って
今年の秋に、
新作アニメの放映を予定しているんですね。
それで、
地ならし、というか。
アニメ封切りの3ヶ月前くらいの
今の時期から、
徐々に
世間一般への露出機会を増やしていって。
アニメを盛り上げ
売り上げを伸ばそう、という。
そういう
ロードマップの一環なのかな。

 

 

www.yomiuri.co.jp

全国で「艦これ」特需、海自基地のある港町に目立つ「提督」の姿…プレーヤー460万人超

 海上自衛隊の基地がある港町に若者の姿が目立っている。艦船を擬人化したキャラクターが戦うオンラインゲーム「艦隊これくしょん」(艦これ)に登場する舞台を、「提督」と呼ばれるファンが訪れているためだ。プレーヤーは全国に460万人超おり、自治体などはコラボ企画を打ち出し、地域経済の活性化を狙う。(宮山颯太)
 戦艦大和が建造された広島県呉市で4月23、24日、艦これの声優らによる音楽公演などがあり、延べ1万人が訪れた。福井県大野市の男性(22)は「潜水艦を間近で見られる公園など、イベント以外にもくぎ付けになる所が多い」と滞在を満喫していた。
 2020年、21年にはコロナ禍が直撃し、呉市の「大和ミュージアム」でも例年約100万人の来館者が25万人台に低迷する中、街は艦これ特需に沸いた。
 JRは呉―広島間で臨時列車を運行し、駅にコラボパネルを掲示。商店街は「おかえりんさい。提督さん」と記したポスターを貼り、20以上の飲食店が艦これの名前を冠した海軍ゆかりのカレーなどを提供し、宿泊施設もほぼ埋まった。
 実は19年の同様のイベント時、商店街は艦これ人気を把握しておらず、商機を逃した。その後「あのすごいイベントは何じゃったん?」などの声が上がり、市は今回、市制120周年記念事業の一環でイベントに協力し、街全体で受け入れ態勢を整えた。市観光振興課は「繰り返し訪れてもらえるよう、今後も『提督』が満足するプログラムを考えたい」とする。

舞鶴観光キャラ グッズ販売最高
 一般社団法人「アニメツーリズム協会」が選ぶ「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」は18年から毎年、呉市のほか、長崎県佐世保市など五つの港町を艦これ部門の聖地に選出している。
 各地で関連イベントが開かれ、京都府舞鶴市は昨年12月から地元ゆかりの軽巡洋艦「由良」がモデルのキャラクターが描かれた卓上飾りなどを限定販売。京都丹後鉄道は今月25日から、ラッピング列車を運行する。
 思わぬ形で人気に火がついたのが、特産のカニが水兵の格好をした舞鶴観光協会のキャラクター「チョキまる」だ。今年3月、神奈川県内のイベントに出演すると、関連グッズが飛ぶように売れ、過去最高の売り上げになったという。
 観光ビジネスに詳しい千葉千枝子・淑徳大教授は「若い世代では、ゲームやアニメの『聖地巡礼』が日常化しているが、ヒット作は次々と入れ替わる。一過性の人気で終わらせないためにも、自治体や住民らが協力し、ファンを長期的に受け入れる環境を整備することが重要だ」と話す。

  ◆艦隊これくしょん =旧海軍の「大和」「武蔵」など実在の艦船を擬人化したキャラクターを育てるゲームで、プレーヤーは「提督」として艦隊を指揮する。2013年にリリースされ、テレビアニメや映画にもなっている。