kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

懐かしい…… ―― 「インターネット エクスプローラー」サポート終了

マイクロソフト社製
インターネットエクスプローラー
昔、
大変お世話になりました。
その
エクスプローラーが
本日でサービスを終了する。
ということで、
ニュースになっていましたので。
関連記事に
ブックマークを付けてみました。



思い返せば
初代が、
『ウィンドウズ95』に搭載。
そこから、
延々と続いて
その時々のトレンドに合わせて
改良を重ねながらも。
今27年目。
四半世紀、
一時代を築いたソフトですね。
というか、
このソフトが無かったら、
今のような
インターネット普及はありませんでした。
OS(ウィンドウズ95)に最初からバンドル(同梱)されていて、
そのまま
OS側との面倒くさい設定なしで
インターネットに接続できた、ってソフトでしたから。
基本仕様で
ウィンドウズ95がインストール済みの
メーカー製PCを購入したら、
ネット回線業者側で用意した
インターネット自動設定ソフトを利用して
そのまま半自動でインターネット設定を済ませて。
誰でも
すぐにインターネットに接続、
インターネットエクスプローラーを使って
各種サービスを利用できた。
という、
インターネットエクスプローラー
OS・ウィンドウズ95に同梱されているので、
ウィンドウズ95ユーザー向けサービスをする場合、
とりあえず、
インターネットエクスプローラーで利用できる環境を整えておけば、
最低限の事が足りる、
という。
インターネット初心者というか
パソコン初心者にとっては
神様仏様みたいなありがたいソフトでした。
メーカー側にとっても、
今で言う
プラットフォームが確定しているため、
そこに合わせてサービスを展開すれば
とりあえず
市場が存在する。という、
判りやすい状況になりましたし。
このソフトが登場する以前は、
ユーザーが
モデムソフトを用意して。
インターネットを利用したいときは、
その都度、
ユーザー自身でOS設定を変更。
パソコンをモデムを接続して。
そこからインターネットプロバイダに接続。
それで、
接続した後、
ようやくインターネット上の各種サービスが利用できる、
という状況で。
誰が
どんな環境で
インターネットを利用しているのか千差万別。
人によってまちまちでしたから。
インターネットサービス、というのは
万人向けではなくて。
特定の明確な目的を持ったユーザー、
というか
企業とか研究者向けで
基本的に
電話回線を通じて、
1対1で接続して情報を交換する、
という。
ごくごく限られた人向けの世界でした。
そういう
インターネットという
『閉じられた電脳空間』に、
万人共通のプラットフォームを用意して
門戸開放する役割を果たしたのが、
この
マイクロソフト社製
『インターネット エクスプローラー』でした。



って、
アラ50オヤジの昔語りを
ちょろちょろと書いてみましたけど。
いまや
インターネットの主役は
スマホ用』『検索ブラウザ』へと移行して、
『グーグル』とか『サファリ』とかが
大きなシェアを握り、
マイクロソフト社は出遅れ気味。
『エッジ』で巻き返しを図っていますけど、
一般ユーザーは
ほとんど奪われてしまった、印象が強いですね。
スマホ使っていたら、
インターネットエクスプローラーなんて、
まったく出会う機会がありませんからねぇ。
これも
時の流れ、
時代の移り変わり、というか。
かつては
一家に一台インターネットPCだったモノが、
今は
一人に複数台のスマホ・PC・携帯ゲーム機に、
自動車から家電から
なんでもかんでもインターネットプラットフォームに接続してくぞ。
という
とんでも世界になりつつあります。
その出発点がどこなのか、
というと。
やはり
この
『インターネット エクスプローラー』、
まさに
世界中の人の生活スタイルを変えたソフトですよ。
でも、
終わる時は
こんな感じに
ひっそりと消えていくんだなぁ。

 

 

 

www3.nhk.or.jp

「インターネット エクスプローラー」きょうでサポート終了

 インターネット閲覧ソフトとして広く使われてきた「インターネット エクスプローラー」は、利用する人が減る中、16日、サポートが終了となります。ソフト供給元のマイクロソフトは、後継となる「マイクロソフトエッジ」など別の閲覧ソフトの利用を呼びかけています。
 「インターネット エクスプローラー」は、「ウィンドウズ95」とともに1995年に登場し、インターネット上のウェブサイトを閲覧するためのソフトとして家庭や企業で広く使われてきましたが、16日でサポートが終了します。
 かつては圧倒的なシェアを占めていましたが、標準規格に対応しているグーグルの「クローム」などにシェアを奪われ、最近は利用者が減っていました。
 ソフトを供給するマイクロソフトは、今後、セキュリティー面で問題が発生した場合でも、更新プログラムを提供しないということで、後継の閲覧ソフト「マイクロソフトエッジ」の利用を呼びかけています。
 グーグルの「クローム」やアップルが提供する「サファリ」などでもウェブサイトの閲覧はできます。
 マイクロソフトによりますと、エクスプローラーを示す青い「e」のマークのアイコンは数か月以内に画面上からなくなり、利用できなくなるということです。
 ただ、ウェブサイトの中には「エクスプローラー」のみに対応したものもあります。
 このため、後継の「エッジ」には「インターネットエクスプローラーモード」という機能があり、会社では2029年まではこの機能を提供することにしています。
 日本マイクロソフトの春日井良隆さんは「一般の方が使うウェブサイトのほとんどはエクスプローラー以外の閲覧ソフトに対応しているので、ほとんどのケースで問題ないと思う。もしアクセスできないサイトがあった場合は、エッジのエクスプローラーモードでアクセスしてほしい」と話しています。

「インターネット エクスプローラー」とは
 「インターネット エクスプローラー」は、ウィンドウズ95とともに1995年に登場しました。
 青い「e」のマークのアイコンが特徴で、ウェブサイトを閲覧するソフトとして、1990年代のインターネット黎明期から2000年代にかけて、圧倒的なシェアを誇りました。
 その後、「エクスプローラー」は、マイクロソフトの技術に特化した仕様で機能を追加していきました。
 ただ、インターネットの普及に伴い、国際団体によってウェブサイトの仕様などに関する標準規格がつくられ、この規格に対応したグーグルの「クローム」やアップルの「サファリ」などの閲覧ソフトがシェアを伸ばす一方、対応していない「エクスプローラー」は次第にシェアを落とす形となりました。
 マイクロソフトによりますと、それでも日本と韓国での「エクスプローラー」の利用率は世界の中でも比較的高いということです。
 そして、マイクロソフトは2015年、エクスプローラーの後継ソフトとなる「マイクロソフトエッジ」の提供を開始。
 標準規格に対応させているほか、セキュリティーを強化し、スマートフォンでの利用もできるようにしました。

サポート終了にともなう注意点は
 「インターネット エクスプローラー」のサポート終了にともなう注意点をまとめました。
 一般の利用者は今後、「エクスプローラー」ではなく、後継となる「マイクロソフトエッジ」のほか、グーグルの「クローム」やアップルの「サファリ」など、ほかの閲覧ソフトを使うことになります。
 マイクロソフトによりますと、ウィンドウズ10以降のパソコンには「エッジ」が標準搭載されていて、新たにインストールする必要はなく、そのまま利用できるということです。
 また、「エクスプローラー」でお気に入りに登録しているウェブサイトについては、「エッジ」にデータを取り込むことができるということです。
 ウェブサイトのほとんどは「エッジ」「クローム」「サファリ」などで開くことができますが、なかには「エクスプローラー」のみに対応したウェブサイトもあるということで、この場合は「エッジ」の「インターネットエクスプローラーモード」という機能を使えば閲覧できるということです。
 一方、企業の会計や出退勤管理などのシステムの中には、「エクスプローラー」の利用を前提に開発されたものも多く、改修などの対応が必要になるケースがあるということです。
 こうした場合も「エッジ」の「インターネットエクスプローラーモード」を使えば利用を続けることが可能で、会社は7年後の2029年まではこの機能を提供するとしていますが、早めの移行を呼びかけています。
 日本マイクロソフトの春日井良隆さんは、「企業の方にはまだ7年ではなくて、もう7年しかないと考えてもらいたい。エクスプローラーでしか使えないということは、スマートフォンでも扱えないということだ。デジタル変革に後れをとることにもなるので、システムの刷新をぜひ検討してもらいたい」と話しています。

サポート終了のプログラム使用で思わぬ被害も
 サポートが終了したプログラムを使い続けると、サイバー攻撃など思わぬ被害を受けることがあります。
 徳島県の公立病院では、去年10月、「ランサムウエア」と呼ばれる身代金を要求されるコンピューターウイルスによって電子カルテなどが使えなくなり、2か月以上にわたって通常の診療ができなくなりました。
 この件で有識者会議の会長を務めた神戸大学大学院の森井昌克教授によりますと、システムのプログラムの一部でサポートが切れたことなどによるぜい弱性が狙われたと考えられるということです。
 有識者会議の報告書ではシステムの提供事業者の対応不足などをあげたうえで、事業者に運用を任せていた病院側にも「継続的な連携が必要だということを忘れてはならない」と指摘されています。
 病院の担当者はNHKの取材に対して「システム業者にすべて任せるのではなく、サポート切れのものは質問して説明を求めるなど連携して防ぐべきだという教訓を得ました。サポートの終了を狙ったサイバー攻撃は個人、法人を問わず起きるおそれがあるので、対岸の火事と思わず注意してほしい」と話していました。