正直、
輪番停電を経験してきた一市民としては、
破綻直前に
『節電』とか言われても、
たいした事は出来ないので
いっそ
輪番停電(計画停電)を復活させてもらった方が、
混乱が少なくて済むよなぁ、
などと感じております。
いきなり
ブラックアウトされるよりは
遙かにましですよ。
冷蔵庫の中身とか、
ヤバイことになりますけど。
ブラックアウトは、
それ以上にヤバい事態ですからねぇ(怖
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ただ、
電力供給を自由市場に任せたら、
このような
停電リスクが跳ね上がるのは自明の理でして。
ある意味、
何をいまさら的な話なんですよねぇコレ。
アメリカとかヨーロッパだと、
ごくたまに(日本人の感覚で言えば頻繁に)
停電が起きてますし。
向こうの人たちは、
それを当たり前のように受け止めてますし。
決して
納得して受け入れているわけではありませんが、
そういうリスクがあるのは
仕組み上当然だと、
理解しています。
日本は、
この辺り、
なぜか『万能論』的な、
原発神話にも通ずる
『無謬性』を備えた形で
自由市場が語られていて。
その大いなる勘違い、というかミスリードで国民をあおってきたツケが、
昨年と今年で
一気に回ってきた印象ですね。
「電力需給ひっ迫注意報」初発令 東電管内 あすの節電呼びかけ
厳しい暑さの影響で東京電力の管内では27日、電力供給の余力を示す「予備率」が5%を下回る見通しだとして、政府は新たに設けた「電力需給ひっ迫注意報」を初めて発令しました。熱中症の危険性が高まっているため冷房などを適切に使用しながら、使わない部屋の電気を切るなどの節電を求めています。
関東地方では26日、東京の都心で35度以上の猛暑日となるなど厳しい暑さとなっています。
27日も厳しい暑さが予想され、冷房の使用など電力需要が増えることが見込まれています。
資源エネルギー庁によりますとこれによって東京電力の管内では27日、電力供給の余力、いわゆる「予備率」が5%を下回る見通しだとしています。具体的には
▽午後4時から午後4時半にかけてが4.7%、
▽午後4時半から午後5時までが3.7%と厳しい見通しです。このため、政府は東京電力の管内に初めて「電力需給ひっ迫注意報」を発令しました。
注意報は5月、新たに設けられた制度で、ほかの電力会社から電力の融通を受けても予備率が5%を下回ると見込まれる場合に、前日の午後4時をめどに発令されることになっています。27日は なぜ夕方に電力需給が厳しくなる?
27日、最も電力需給が厳しくなるのは午後4時半から午後5時までの時間帯です。
これは日が傾いてくると太陽光発電の出力が落ちてくるからです。
東京電力によりますと27日も晴天が見込まれ、正午時点で太陽光発電の出力は大型の火力発電所、13基分にあたるおよそ1300万キロワット程度が見込まれるということです。
しかし、正午以降、徐々に出力は低下し、午後5時時点では3分の1以下の420万キロワット程度にまで落ち込む見通しだということです。
この時間帯、多くのオフィスや工場などはまだ稼働しているうえ、家庭でも夕食の準備などで電気が多く使われるため、電力需給が厳しくなるのです。
東京電力はダムの水を高い場所にくみ上げ、低い場所に流す際の水
の流れを使って発電する「揚水発電」を最大限活用することにしています。