これ、
韓国メディアでは
かなり大きく取り上げられているニュース、
なのですが。
日本国内の主要メディアだと、
速報的に簡単に報じるだけで。
日本と韓国で、
かなりの温度差があるネタです。
ただ、
それだと
日本側の政治家の中から
誰か困った人が出てきてしまうのか。
昨夜の
NHK夜7時のニュース枠で
大きく取り上げられていました。
いきなり
大きくネジ込んできたので、
かなり浮いていましたけどw
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ということで
昨日
NHK夜7時枠のニュースを見ていたら
番組内での
このネタの浮きっぷりが、
あまりにも酷く目についたので。
関連するニュース記事に
ブックマークを付けてみました。
なんかもうね、
無理矢理ニュースの尺を取れって命令が出たのか、
日韓ワールドカップの話まで、
時代背景を遡って説明付けて。
今更何じゃそりゃ、って
ポカーンとしてしまいました。
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ニュースそのものは、
日本・羽田~韓国・キンポ空港を結ぶ航空路線が、
昨日
運航再開となった件。
韓国の金浦(キンポ)空港では
わざわざ路線再開記念式典を用意して。
テープカットしそうな勢いでお祝いしました。
その一方で、
日本の羽田空港はいつもと変わらずの営業体勢で。
特別な式典などは一切なかった、
という。
ただそれだけの内容ですが。
この
航空路線の利用再開については、
日本と韓国両者の対応は
天と地ほどの差があって。
わざわざ
長々と尺をとって
テレビニュースとして大きく取り上げたのだから。
日韓間の温度差について、
両国の違いを詳しく掘り下げて取り上げればよかったのに、
なぜか温度差については
まったく触れられていません。言及無し。
そのかわり、
日本メディアが
羽田空港でインタビューした相手として
選んだのが
日本に滞在している韓国人ばかり。
という、
『日本人の利用客はいないのかよ!』って
ツッコミを入れたくなるニュース構成。
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なんかもうね、もうねぇホントに、
コレわざと、
こういう偏った構成にしたんですかね。
と言いたくなるニュース構成ですよ。
日本国内の現地インタビューで
回答者に韓国人だけしかチョイスしない、ってのは。
非常に珍しい、というか。
外国人観光客への現地インタビューと
ほとんど同じ扱いですよ。
ブックマークを付けた記事の中では、
『交流が増えて、両国がビザ免除を再開する日を願っています』
とか、
『互いの国を行き来したいという声は大きい』
とか、
日韓相互交流の活発化を謳う文言が踊っていますけど。
メディアが取り上げるのは、
韓国から日本へ向かう人の話ばかり。
日本から韓国へ向かう人は、
アイドル絡みか、帰省か、
かなり限定された状況にある人たちばかり、だという。
そういう
日本国内の主要メディアの取り上げ方でいいのですかね。
このネタを
無理苦理ニュースに仕立てた感が
ハンパないのですけど。
羽田~韓国キンポ路線 運航再開 新型コロナ影響で2年余中断
新型コロナウイルスの影響で2年余り中断されていた羽田空港と韓国 ソウル近郊のキンポ(金浦)空港を結ぶ路線の運航が29日再開されました。
両国の首都の中心部にアクセスしやすい羽田空港とキンポ空港の路線は、新型コロナウイルスの影響でおととし3月から運休が続いていましたが、水際対策の緩和で、29日、2年3か月ぶりに運航が再開されました。
新型コロナの感染拡大前は、週に84往復が運航されていましたが、当面は、週に8往復の合わせて16便が運航される予定です。
韓国 キンポ空港では
キンポ空港の出発ターミナルでは、29日朝、記念の式典が行われました。
式典には、韓国政府や日本大使館の関係者が出席し、乗客の代表に花束や記念品が手渡されました。
出張で東京に向かうという韓国人の会社員の男性は、「これまでは成田空港とインチョン(仁川)空港の路線を使っていましたが、東京に行きやすくなり、取り引き先とも近くなります。仕事の上ではありがたいです」と話していました。
29日午後には羽田空港からの便が到着し、ターミナルでは、空港の関係者などが韓国の民族衣装を着て出迎え、到着客に花束や記念品を渡して、歓迎していました。
東京から観光で訪れた女性は「東京とソウルの中心に近い路線なので、とても使いやすいです。観光ビザの取得は記入することも多く大変でしたが、5年ぶりに韓国に来たので、おいしい食事や買い物を楽しみたいです」と話していました。
ソウルを視察するため出張で訪れた日本の旅行会社の男性は「出国も入国もスムーズでした。韓国で観光したい人も日本に行きたい人もそれぞれ多くいると思うので、交流が増えて、両国がビザ免除を再開する日を願っています」と話していました。
韓国政府は、これに先立って6月1日から観光ビザの発給も再開していて、今回の路線再開で両国間の人の往来が活発になることが見込まれます。
ユン・ソンニョル(尹錫悦)政権も路線の再開について、「日韓間の交流を活性化させる呼び水になることを期待する」としています。
羽田空港では
29日午前、羽田空港にあるキンポ行きの便のチェックインカウンターでは、ビジネス客などが搭乗手続きを行っていました。
日本で暮らす30代の韓国人の会社員は「羽田の近くに住んでいて便利なので、この路線を選びました。3年ぶりに家族に会えるのでとてもうれしいです」と話していました。
一方、キンポ空港から到着した便の乗客は、正午ごろ、到着ロビーに姿を見せました。
仕事で日本に来た50代の韓国人の男性は「実際に利用して便利さを実感しました。これからすぐに仕事に向かいたいと思います」と話していました。
大韓航空東日本支店の妹島禎也支店長は「互いの国を行き来したいという声は大きいので、一層の水際対策の緩和や本格的な観光客の往来を期待している」と話していました。