kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

大事になったなぁ…… ―― 旅客船162事業者に不備・知床事故後の点検で

そろそろ
知床の遊覧船遭難事件から3ヶ月になろうか、
という時期になりましたね。
最近では、
行方不明者についての続報は
ほとんど見かけなくなりました。
あと、
遭難の結果、
26名の乗員乗客全員行方不明もしくは死亡、という。
悲惨な結果になってしまった原因究明も進んでいるはずですが、
それについての情報も、
目立つ物は出ていませんね。
その中で、
遭難発生後、
今回の事例を踏まえて
全国の観光船事業者に対して緊急安全点が行われた結果が
ニュースになっていましたので。
関連するニュース記事にブックマークを付けてみました。



点検の結果は
162事業者で合計計346件の不備がそうで。
これは
『この程度』と楽観できる数なのか。
それとも
『こんなに』と嘆くべき数字なのか。
ブックマークを付けた記事の中では、
行政処分などに相当する重大な違反はなく』と書かれているので。
即事故に直結するような不備はなかった、
って見ていいのかなぁ……
でも、
『携帯電話を通信設備としながら航路の一部が通信エリア外』という、
知床の遊覧船遭難事件でも、
今回の重大事故結果を招いた原因の一つ、
として考えられている不備が
他の業者でも見つかっていて。
それでも、
重大な不備とは認めず、おとがめ無し。
という。
この辺は
従来からの行政の判定なんですが。
ここは
今後認識が改められていくのかな。
というか、
今回は
旧来の規定にそって処分なしでも、
今後は
規定を改定して、
認識を改めていかないとダメですよね。



まあ、
『航路の一部』というのが
本当に
ごく限られた範囲で10分程度で通過できます、とか
そういった
航行には支障ないだろうと思われる程度なら。
行政処分は必要ないだろう、って
見解で問題ないですけどね。
そうではなくて
業者の事業継続に主眼をおいて
なあなあで済ませて
次の事故を招きました、とかなったら。
あの
悲惨な遭難で
いったい何を学んだのか……
何も改善されていません。
って結果になってしまいますから。

 

 

www.sankei.com

旅客船162事業者に不備 知床事故後の点検で

 国土交通省は15日、北海道・知床半島沖の観光船沈没事故を受け全国790の旅客船事業者を対象に実施した緊急安全点検で、海上運送法に基づく安全管理規程違反などの不備が、162事業者で計346件見つかったと発表した。行政処分などに相当する重大な違反はなく、いずれも是正を指導した。
 国交省によると、2業者で運航管理者や代行が事務所に不在のまま運航したケースがあり、52業者で出航中止の判断理由を記載していないなど記録簿の不備が見つかった。救命用具に船名を書いていない、反射材が剥がれているといった備品の問題も確認された。小型旅客船を対象とした船舶検査では、29事業者の33隻が携帯電話を通信設備としながら航路の一部が通信エリア外だった。それぞれ航路や通信設備を変える対応を取った。
 国交省の担当者は「不備があった事業者は今後重点的に監査や確認をし、問題のない状態が維持されるようフォローアップしていく」と述べた。