つい先日、
地上走行試験に成功した韓国の国産超音速戦闘機KF-21。
本日、
初の飛行試験に挑み、無事に空を飛んだそうなw
ということで、
さっそく
韓国メディアがニュースとして取り上げていましたので。
関連するニュース記事にブックマークを付けてみました。
・
・
・
って、
この話題、
日本国内では全く取り上げられていませんねw
さすがに、
韓国ウォッチャーの間でも、
ごくわずかの軍事関連界隈で
取り上げられているくらいで。
さほど
注目されていませんw
まあねぇ、
何事もなく無事終了しました、
という。
私みたいな
野次馬からしたら
見ていて一番面白くない結果ですからw
・
・
・
ただ、
報告された
試験内容を見てみると。
さすがにこれは事故も起きないだろう、
って。
本当に
初歩の初歩的なことしか
してなかったようで。
超音速戦闘機なのに
時速400キロ程度の飛行速度にとどめたって。
それ
失速して墜落しないように
離陸速度のまま飛び続けましたって具合ですよね。
F1カーで例えれば、
時速300キロで走れるマシンの初走行で
時速50キロ程度でコースを走りました、って状態ですよ。
限界走行どころか、
慣らし運転にすらなっていないだろう、ってレベル。
そんな
おっかなビックリの試験飛行で
この先大丈夫なのかな。
・
・
・
あと、
開発担当者の弁が公開されているのですけど、
これも、
言っている内容がいささかおかしいんですよね。
『約2000回に及ぶ飛行試験を通じて飛行領域を拡張し……』
って。
これは、
現時点で開発仕様となっているフルスペックを満たす性能には
なっておらず、
ここからさらに改良を加えて性能を引き上げていく、
と。
そういう意味にも受け取れるんですが……
索敵、火器管制システムなど、
実際に搭載し使用して調整が必要な機器について。
これから
ブラッシュアップをしていく、っていうのは判るのですけど。
エンジンなどの出力系統を
これから拡張していく、となると……
ひょっとして、
現時点で
まだ超音速……マッハで飛行できないのか?
だとしたら
開発スケジュールとしては
あと3年かそこらでマッハを突破して。
それに合わせて
各種武装を搭載、調整して
実用レベルに引き上げるのは絶望的なんだけど。
国産超音速戦闘機 試験飛行に成功=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国の防衛事業庁は19日、韓国初の国産超音速戦闘機KF21の試験飛行が同日午後に実施され、成功したと発表した。初の試験飛行は南部の慶尚南道・泗川付近の上空で行われ、KF21は33分飛行したという。これにより韓国は世界で8番目の超音速戦闘機開発国へと大きく近づいた。
KF21の試作機はこの日午後3時40分ごろに離陸し、同4時13分ごろ着陸した。今回の飛行では超音速まで速度を上げず時速400キロほどにとどめたという。
防衛事業庁は「今回の初飛行を通じ、国産戦闘機の開発は飛行試験の段階に入り、約2000回に及ぶ飛行試験を通じて飛行領域を拡張し、各種の性能確認および空対空武装の適合性などを確認すれば2026年にシステム開発が終了する予定」と説明した。
空軍と防衛事業庁によると、第4・5世代の戦闘機として開発が進められている同機は約2000回の試験飛行や戦闘に適合しているかどうかなどの判定を経て、26年に量産が始まる。
26~28年に40機、32年までにさらに80機を実戦配備する計画がすでに公開されている。
長期的には北朝鮮の核への対応はもちろん、中国、ロシア、日本が第5世代戦闘機の実戦配備に拍車を加える状況で、KF21がこれに対応する役割も担うと予想される。
KF21は2000年11月に当時の金大中(キム・デジュン)大統領が国産練習機「KT1」の出庫記念式で開発を宣言。開発宣言から初飛行まで約22年を要した。