昨日、
知床遊覧船遭難事件関連のニュースが
幾つか出ていたので。
私的に
気になったものにブックマークを付けてみました。
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まずは一つ目。
遭難後、行方不明となっていた乗員乗客のうち、
ロシアが実効支配している地域に漂着した3人分の遺体。
それらの
引き渡しを日本政府が求めていた件について。
ロシアが
2人分については
日本側に引き渡す旨を口頭で回答してきそうな。
それが
ニュースになっていました。
今回ロシア側が
引き渡しを回答した2人分の遺体は、
先に
国後島の沿岸で発見されたものだそうで。
発見された順に
返還される事になりますね。
返還場所が
サハリン南部、となっていて。
発見された国後島とは異なっていますけど。
これは、
ひょっとしたら日本側の要望なのかな。
北方領土内での引き渡しだと、
日本政府が
ロシアの行政権を認めた形になりますから。
遺体の引き渡しが難航していた理由は、
そういった、
どこで引き渡すのか
外交上の駆け引きがあったのかもしれませんね。
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というか、
今回の
日本政府発表が
『ロシアが口頭で』と述べているので。
まだまだ
駆け引きの真っ最中みたいですね。
知床 観光船事故 国後島発見の2人の遺体 ロシアが引き渡し希望
北海道の知床半島沖で観光船が沈没した事故のあと、北方領土の国後島の沿岸で見つかった男女2人の遺体について、木原官房副長官は、ロシア側からサハリン南部での引き渡しを希望すると口頭で連絡があったことを明らかにしました。
ことし4月に知床半島の沖合で観光船「KAZU 1」が沈没した事故のあと、北方領土の国後島の沿岸とサハリン南部の沿岸で合わせて3人の遺体が見つかり、日本とロシアの外交ルートを通じて、引き渡しに向けた調整が進められています。
木原官房副長官は記者会見で、3人のうち国後島で見つかった男女2人の遺体について、25日、ロシア側から、サハリン南部での引き渡しを希望すると口頭で連絡があったことを明らかにしました。
そのうえで「今後の調整は、ロシア側の正式な回答を踏まえ行う必要があるが、人道的観点から一日も早く引き渡しを実現できるようロシア側と調整を進めたい」と述べました。
一方、関係者によりますと、先月、サハリン南部の沿岸で見つかり、DNAの資料が行方不明の乗客と一致しているもう1人の遺体についても、引き渡し方法などについて調整が進められているということです。