つい先日、
日本政府の役人が必要書類を揃えなかったため
今年、来年中の世界文化遺産登録が不可能になった事実が
発覚した、
佐渡金山。
この事実を知った、
佐渡金山の世界文化遺産登録を目指して活動していた人たちが
日本政府役人の仕打ちにブチ切れ、
政府に抗議する自体になっています。
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とまあ、
ここまでは
割とよくある話。
ですけど、
この件が韓国メディアでも大きく取り上げられていましたので。
関連するニュース記事にブックマークを付けてみました。
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私的に、
今回の日本政府の対応、
書類の不備については。
日本政府内で活動している
韓国ともめ事を起こしたくない人たちが
登録に反対している韓国との軋轢を嫌がって、
意図的にサボタージュした結果、だと。
そのように見ています。
なので、
韓国メディアにそのようなニュースが掲載されて、
ホルホル大勝利みたいな、
そういうマンセー記事が掲載されている、
と思ったのですけど。
韓国メディアが取り上げているのは、
日本国内で報道されている内容と大差なくて。
ガッカリしています(笑
「説明も謝罪もない」「信頼関係が損なわれた」…佐渡金山の推薦書不備に怒りの声
「 佐渡島さど の金山」の世界文化遺産登録を巡り、政府の推薦書に不備があったとして来年中の登録が困難な見通しになったことについて、新潟県選出国会議員らから政府の対応を批判する声が相次いでいる。
自民党の国会議員有志による「世界遺産登録を実現する議員連盟」で事務局長を務める細田健一衆院議員(新潟2区)は、政府が2月下旬に国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)から書類の不備を指摘されていたにもかかわらず、事実関係を説明しなかったことを問題視。「少なくとも新潟県や佐渡市とは情報を共有すべきだ。今まで政府側から公式な説明も謝罪も行われていない。絶対に許せない」と厳しく非難した。
党県連会長の高鳥修一衆院議員(比例北陸信越)も「指摘を受けてから約5か月間、全く情報共有がなかった。そのことで信頼関係が損なわれた」と述べた。
同党は7月29日、同議連や外交部会などの合同会議を開き、政府に対して今回の事態を招いたことに強い反省を促し、「世界文化遺産への登録実現に向けて、新潟県、佐渡市と連携し、しっかりとした体制を構築する」ことなどを求める決議をまとめ、末松文部科学相に申し入れた。
「強制動員」佐渡金山、来年の世界遺産登載は困難…その理由は?
日本政府が提出した推薦書は不十分
ユネスコ、審査に着手せず
日本「推薦書を再提出する」朝鮮人強制動員が大規模になされた新潟県の佐渡金山のユネスコ世界遺産登載が、来年には困難な状況になった。日本政府が提出した推薦書に不備があり、ユネスコの審査がなされずにいるためだ。
末松信介文部科学相は28日、記者団に会い「ユネスコ事務局から(2月1日に提出した)推薦書の一部に不充分な点があるとの判断が出た」として、来年の登載は「難しい状況」と述べた。「推薦書を再び提出する他はない。9月末までに暫定推薦書を提出し、来年2月1日までには正式に出す」と述べ、ユネスコがどこを充分でないと指摘したかは説明しなかった。推薦書の提出が1年遅れ、佐渡金山の登載決定も2024年6~7月頃に延期されることになった。
末松文部科学相はこうした事実を岸田文雄首相に報告した。NHKは「岸田首相は『まことに遺憾ながらやむをえない』と述べ、登録の実現に向けて新潟県などと連携して全力で取り組むよう指示した」と伝えた。
これに先立って共同通信は、ユネスコが佐渡金山の範囲を示す書類に不備な点があるとし、推薦書を民間諮問機構である国際記念物遺跡協議会(ICOMOS・イコモス)に渡さなかったと報道した。ユネスコの登録過程によると、推薦書を3月1日までにイコモスに送り、4月から書類審査と現地調査を進める筈だった。
韓国と日本の政府は、それぞれタスクフォース(TF)を作り、佐渡金山のユネスコ登載問題に対応している。韓国外交部は、佐渡金山の世界遺産登載について「日本政府が韓国人強制労働のつらい歴史を無視して『佐渡金山』を世界遺産に搭載推進するのを決めたことに対し、深い失望と共に抗議の意を表わす」と明らかにした状態だ。日本政府は、1467年から1989年(廃鉱)という佐渡金山の歴史全体のうち、江戸時代(1603~1867年)に評価期間を狭め、この時期になされた伝統的手工業方式の金生産体制だけに限定し推進する構想だ。朝鮮人強制動員が集中的になされた1939~1942年は除外した。