私的には、
日本国内主要メディアが
連日、
プロ野球を差し置いて
メジャーで活躍する大谷選手の動向ばかり
取り上げているのが
かなり
気にくわないのですが……
ただまぁ、
大谷選手は
100年に一度の記録を更新してしまう、
そういう
100年に一人出るかどうか、という大スター。
なので、
メディアが注目するのは当然。
と言われれば
その通りなんですよね。
・
・
・
ということで、
大谷選手が
100年ぶりの大記録を打ち立てたのが、
昨日から今朝まで、
いや
昼のワイドショーでも取り上げられていますけど。
私も
関連するニュース記事にブックマークを付けました。
日本のメディアだと
身内びいきの視点で書かれた内容になっている
ニュースばかりなので。
今回は
韓国メディアが配信しているニュース記事に
ブックマークを付けてみました。
・
・
・
これで
大谷選手は
米・メジャーリーグの野球殿堂入り確実。
このさき、
記録を更新すれば
米・メジャーリーグの歴史に
100年ぶりの名前を刻むスーパースターですね。
メディアは
『104年ぶり』とか、
簡単な説明を付けてますけど。
これ、
第二次世界大戦以前の記録ですから。
第一次世界大戦が終戦したのが、
1918年11月11日ですよ。
ベーブルースが記録を達成した日付までは確認出来ていないのですが、
メジャーリーグ公式戦で達成記録ですから。
メジャーリーグ公式戦なら
11月はオフシーズン入りです。
104年前の記録は
つまり10月以前に達成された、という。
第一次世界大戦中、
ヨーロッパ大陸で血みどろの戦争が
繰り広げられている時に
アメリカで生まれた大記録、ですね。
ちなみに
アメリカは1917年4月に参戦しています。
さらに付け加えれば
ロシア革命が起きたのも1917年です。
・
・
・
とまあ、
104年前の記録が達成された
当時の
歴史的な事件を列挙してみましたが。
それで
何が言いたいのか、というと。
104年ブリに大記録を達成した大谷選手が
100年に一人のスーパースターである事は間違いありません。
が、
100年以上も前に、
この大記録を
戦争中という状況下で達成した
『ベーブルース』は
大谷選手以上のスーパースターだったんだな、
と。
当時は
今みたいに
メディアが発達していなかったので。
今ひとつ、
そのすごさが記録というか記憶として残らずに
風化してしまっていますけど。
その
風化されてしまった記憶が
大谷選手の活躍によって
掘り起こされて。
改めて
その偉大さを思い知らされた次第です。
大谷翔平が104年ぶりの大記録を打ち立て、大リーグの歴史に自身の名前を残した。
米大リーグ、エンゼルスの大谷は10日(日本時間)米カリフォルニア州オークランド・コロシアムで行われたアスレチックスとの試合に2番・投手として出場した。
大谷はこの試合までに投手として9勝を記録していた。9勝目の後3回の登板では勝利を追加できなかった。すでに本塁打は2桁に達した。10勝さえ達成すれば1918年のベーブ・ルース以来となる1シーズン2桁勝利、2桁本塁打を記録する選手になることができた。ベーブ・ルースは当時13勝11本塁打を記録した。
大谷は4回目の挑戦で「伝説」のベーブ・ルースと肩を並べることになった。大谷はこの日6イニングで4安打3四球5奪三振無失点の完ぺきな投球をしてマウンドを降りた。投球数は91。
大谷がマウンドを降りた時にエンゼルスは5-0でリードしていた。勝利要件を満たしていた。その得点も自身が主導した。6回までで投球を終えた大谷は7回表に4-0から5-0へとリードする本塁打まで放った。
大谷はベーブ・ルースを超え大リーグ史上初めて投手で10勝、打者で20本塁打を記録した打者になった。
大谷翔平「2桁勝利・本塁打」、ベーブ・ルース以来104年ぶりの快挙に「光栄なこと」
【オークランド(米カリフォルニア州)=帯津智昭】米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平(28)が9日(日本時間10日)、敵地でのアスレチックス戦に先発投手兼2番指名打者で出場し、メジャー5年目で自身初の2桁となる10勝目(7敗)を挙げ、「野球の神様」と呼ばれたベーブ・ルース以来、104年ぶりとなる「2桁勝利、2桁本塁打」を達成した。試合は5―1で勝った。
6回4安打無失点、5奪三振の好投を見せた大谷は、三回に日米通算1000奪三振に到達し、打者では七回に25号ソロ本塁打を放ち、投打の二刀流の偉業に花を添えた。メジャー通算118本塁打はイチロー(マリナーズなど)を抜き、日本人選手単独2位。1918年に13勝、11本塁打を記録したルース以来となる快挙について、大谷は「光栄なこと。単純に(投手と打者の)二つをやっている人がいなかったというだけで、当たり前になってくれば、もしかしたら普通の数字かもしれない」と語った。
アメリカン・リーグ最優秀選手に選ばれた昨年は、9勝(2敗)、46本塁打で2桁勝利、2桁本塁打に肉薄。ルースの孫娘からも激励メッセージが届くなど注目を集めていた。