昨日から、
今日もメディアの一面、
ほぼトップニュース扱いで大きく取り上げられている
この事件? 事故?
内容は、
よくある交通事故ですが、
事故を起こした車両が……
横転した高速バスと、そのバスに追突した乗用車が
大破炎上。
とくにバスの方は、
ほぼシャーシの骨組みを残すだけになるほど、
燃え尽きるという。
しかも
乗員乗客が逃げ遅れて
燃え尽きたバスの中から遺体として発見され
死亡が確認される、とか。
私的に、
久々に衝撃を受けた大きなニュースなので、
記録を残しておくために
関連するニュース記事に
ブックマークを付けました。
バスの事故で興味を持ったのは
今から6年ほど前に起きた
軽井沢スキーバス転落事故以来ですね。
・
・
・
まず
第一報が衝撃的でしたから。
私が
この事件?事故?を知ったのは
昨日の昼帯ニュースでなのですけど……
そこで
流れていた映像が
高速道路の上でモクモクと真っ黒な煙を
まるで
狼煙のごとく炊き上げて
高速バスが炎上している光景でした。
一目見て、
中に人が残っていたら絶対に助からないな。
という状況で。
バスに乗用車が追突して炎上してるのは
映像を見て判るのですが。
事故を起こしたのは
どこのバスなのか、
乗員乗客の安否はどうなのか、
いったいどうしてバスが横転し炎上することになったのか。
などなど、
事故の詳細については
全くもって何も判らない。
判るのは、
バスが高速道路の上に横倒しになって
燃えている、という事実だけ。
しかも
高速バスが燃えている場所は、
名古屋市街の中心部に近い、
高架になった高速道路上です。
なんかもう、
全ての情報が噛み合わない、というか。
私の頭の中で処理しきれなくて、
それで、
このニュースを見た当初は
困惑しっぱなしでしたよ。
・
・
・
事故から1日以上経った今日、
この事故? 事件? について
少しずつ詳細が明らかになっています。
警察は
いまのところ事故の線で現場検証、
バスを運行していた運営会社の捜査を進めています。
そして、
バスの乗客のうち、
車内から脱出出来た人たちから、
事故当時の聞き取りなども
始まりました。
現場のタイヤ痕から
高速バスが車線走行中、
ハンドルを切って車線を変更、
曲がりながら
ノーブレーキで高速道路の分離帯に衝突。
分離帯を保護する
緩衝ポールに衝突した衝撃で跳ね返されて、
車線上に横転。
横倒しになって
車体の底面が無防備にさらされたところへ、
後続車が追突。
衝突の衝撃でエンジン、燃料タンクなどが破損、
出火した、と。
事故の概要は
そのように推測されています。
・
・
・
ただ、
物証や証言やから明らかになった状況は
現時点で、
常識的に考えて腑に落ちない点=ノーブレーキで分離帯に突入した事や、
乗客と事故目撃者の証言内容の食い違い、
なども見られて。
これから
さらなる解明が待たれるところです。
高速道路でバス横転炎上 2人死亡、7人軽傷―分離帯に衝突か・名古屋
22日午前10時すぎ、名古屋市北区新沼町の名古屋高速道路小牧線でバスが事故を起こし横転、炎上した。市消防局や愛知県警によると、約1時間半後に火はほぼ消し止められたが、バスの中にいた2人の死亡が確認された。ほかに20~50代の男性7人が搬送されたが、いずれも軽傷という。
現場は下り線の豊山南出口付近で、状況からバスは本線と出口に向かう車線を分ける分離帯に衝突し、乗り上げて左側に横転したとみられる。県警などは詳しい事故原因を調べるとともに、死亡した2人の身元確認を進めている。
横転したのは、名古屋市内と県営名古屋空港(同県豊山町)などを結ぶ路線バスで、同出口で高速道を降りる予定だった。県警によると、バスは黒煙を出して激しく燃え、ほぼ全焼。乗用車1台も横転したバスに追突して燃えた。軽傷の7人はバスの乗客6人と後続の車の運転手で、バスの運転手とは連絡が取れていないという。
バス運行会社のあおい交通(同県小牧市)によると、横転したバスは定員60人で、午前9時半にあいち航空ミュージアム(豊山町)を出発。同55分に名古屋市中心部の栄で折り返した後、県営空港経由で10時20分に同ミュージアムに到着する予定だった。
運転手は2019年から勤務する50代の男性社員で、勤務状況に問題はなく、出発前のアルコール検査でも異常はなかった。22日は午前5時前に出社し、午後2時ごろまで勤務する予定だったという。
国土交通省中部運輸局は同日、バスが所属する同社野口営業所(小牧市)に特別監査を実施。車両管理や従業員の労働時間などに法令違反がないかを調べる。また、国交省は事業用自動車事故調査委員会に調査を要請した。
あおい交通の松浦秀則社長は取材に「申し訳ない。なるべく早く事故の状況を把握し、安全対策を徹底する」と述べた。
名古屋高速バス炎上事故 ブレーキ痕なし、十分に減速せず衝突か
22日午前10時15分ごろ、名古屋市北区新沼町の名古屋高速道路小牧線で大型バスが横転し炎上する事故があり、愛知県警は22日、車内から心肺停止状態で見つかった2人が死亡したことを明らかにした。2人はバス運転手と乗客とみられる。ほかに20~50代の男性7人がけがをした。バスは本線と出口につながる側道を隔てる分離帯に衝突し、そこに乗用車が追突したらしい。県警が自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)などの疑いで、詳しい事故の原因を調べている。
捜査関係者によると、現場付近には目立ったブレーキ痕がなく、バスの右前方部分が大きくへこんでいた。バスは十分に減速せず、分離帯に接触した可能性があるという。
国土交通省は「特別重要調査対象事故」に指定し、同省の要請を受けた事業用自動車事故調査委員会が調査を開始した。また、中部運輸局がバスの運行会社「あおい交通」(愛知県小牧市)の野口営業所を特別監査したほか、名古屋北労働基準監督署も同社の本社などに立ち入り調査した。
同社によると、バスは午前9時55分に名古屋・栄を出発し、県営名古屋空港(同県豊山町)へ向かう途中だった。運転していたのは社員の大橋義彦さん(55)。10年近くの運転手歴があり、2019年1月に入社以来、事故歴や処分歴はなかった。この日は午前4時半すぎ営業所に出社。乗務前のアルコール検査などで異常は見られなかった。
同社の松浦秀則社長は報道陣の取材に「申し訳ない。亡くなった方のご冥福をお祈りする。事後処理に真摯(しんし)に対応し、安全対策を徹底したい」と話した。
現場は下り線の豊山南出口で名古屋空港の南西約2キロの地点。バスは車線変更して高速を降りようとした際、ハンドル操作を誤るなどして分離帯に衝突したとみられる。この事故で、楠ジャンクション(JCT)―小牧北インターチェンジ(IC)間の上下線は一時通行止めになったが、同日夜までに解除された。