現在、
この与太書きを書いているのが
午前６時過ぎ。
前日深夜から始まった
ニューヨーク市場での取引がその日の営業を終了して。
為替市場の値動きが
この後、
午前９時前後から
アジア・オセアニア市場で取引開始となるまで
いまは
いったん止まっています。
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午前６時すぎ
今現在の
ドルウォン為替相場は、
１ドル＝１３７８ウォンで取引を終了。
終了の数時間前、
本日未明には
１ドル＝１３８０ウォンを突破して
１ドル＝１３８１ウォンに迫るまでウォン安が進んでいます。
先週末の終値が
１ドル＝１３６４ウォン近辺でしたから。
そこから
わずか２営業日かそこらで、
１５ウォンも
ドル高ウォン安が進んだ勘定になります。
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これ、
マジでヤバイですよ。
韓国メディアで
どのように取り上げているのか、
私は
全部チェックできていないので、
いまいち掴めていないのですけども。
ざっと見た限りでは、
従来のウォン安傾向の延長線上の問題として
捉えていて。
特別な危機感を持っていないように見受けられます。
でも、
私が見たところでは、
先週末、
というか
日本時間で言えば
先週金曜日深夜方、
アメリカＦＲＢ総裁が講演で
『今後も利上げは随時進めて
景気後退を引き起こしたとしても緩めない』
と発言してから。
明らかに
様相が変わっています。
というのも、
その直後の金曜日深夜から
昨夜深夜今朝方未明まで、
ドルウォン為替相場で
ドル買ウォン売が続いているのは
従来通り変わらずなのですが……
ほぼ
売り一辺倒。
しかも
アジア市場から欧米市場、
そして
翌日のアジア市場と。
ほぼ、
切れ目無く
ドル買ウォン売が続いています。
ウォン売りが止まりません。
しかも、
何かのアクシデントが発生して
突発的に売りが集中する、
セイリングクライマックスのような
極端な売買では無くて、
売り一辺倒に集中してサーキットブレイカーが入らないように、
勢いを
絶妙にコントロールしながら、
売り崩している、
そんな風に見えます。
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これが、
従来の動きと大きく異なるんですよ。
これまでなら
売買が交錯して綱引きしているような
様相を呈していたのが。
ここ数日は、
売り方と買い方が争うのではなくて、
売り方が買い注文も出して、
相場の勢いを調整している、
そんな流れになっています。
ウォン買ドル売不在です。
あくまで、
私が見た印象ですけど。
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それで
１ドル＝１４００ウォン突破も目前になりました。
これ、
ヘタしたら
年内１ドル＝１６００ウォンを目指す展開も
あるんじゃないの。
マジで。
ウォン一段安、1ドル＝1370ウォン割れ…1カ月で73ウォン下落
5日のソウル外国為替市場では、ウォンが一段安となり、1ドル＝1371.40ウォンで取引を終えた。ウォン相場が対ドルで1370ウォンを割り込むのは、世界的な金融危機当時の2009年4月1日（1379.50ウォン）以来13年5カ月ぶりだ。ウォン相場は1日から3営業日連続で安値を更新した。取引時間中には一時1375ウォンまでウォン安が進んだ。
ウォン相場は、年初来で15.4％下落した。直近の1カ月で73.1ウォン（5.6％）もウォン安が進んだ。米連邦準備理事会（FRB）が6、7月に続き8月も「ジャイアントステップ（0.75％利上げ）」に踏み切る可能性が高いとの見方からドル高が続いているためだ。ユーロなど主要6通貨に対するドルの価値を示すドルインデックスは同日、一時110.27を記録し、02年6月以来20年ぶりに110を超えた。
8月の韓国の貿易収支赤字が94億7000万ドルとなり、月次ベースで過去最高だったことから、韓国からドル資金が流出することへの懸念が増幅され、ウォン安をあおったとの分析も聞かれる。KB国民銀行のエコノミスト、ムン・ジョンヒ氏は「為替レートの下落速度が速まり、心理的にさらに不安が増し、ドル買いがさらに優勢になっている。1ドル＝1400ウォンに達する可能性を念頭に置くべきだ」と述べた。
ウォン安が急激に進行する中、防波堤の役割を果たす外貨準備高は、年初来減少し続けている。 韓国銀行によると、8月末の外貨準備高は4364億3000万ドルで、前月末に比べ21億8000万ドル減少した。年初来の8カ月での減少幅は266億9000万ドルに達する。昨年末の外貨準備高の5.8％が蒸発した。秋慶鎬（チュ・ギョンホ）経済副首相は同日午前、緊急マクロ経済金融会議を招集し、「外国為替市場の需給をモニタリングし、市場を混乱させる行為に対しては厳正に対応する」と述べた。秋副首相は「貿易収支が悪化し、経常収支黒字が縮小する可能性がある」とも指摘した。
