先日、
北朝鮮が日本海に向けて
ミサイルを
何発も発射した件について。
当事者である
北朝鮮が
大本営発表を出していたので。
それらを取り上げたニュース記事に
ブックマークを付けてみました。
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いやぁ、
久々の
ミサイル発射大本営発表です。
と言いたいところですが、
内容に華々しさがなくて。
軍事訓練でした。
という
簡潔な内容で終わっていて。
将軍様の写真が掲載されているだけ、
という。
新たな技術とか威力とかを誇る文言はなく、
これまでの
ミサイル発射の総括、みたいな内容になっています。
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さて、
この大本営発表がニュースとして発表されたのが10日のこと。
その翌日に。
昨日10日は
北朝鮮にとって
根幹をなす
朝鮮労働党の創立記念日だったそうで。
その記念日に合わせて、
北の将軍様が
農場を視察するニュースが
発表されました。
しかも、
農場視察の方には
将軍様の写真(というか映像、動画といった方がいいのか。この場合)が
ふんだんに使われていて。
素人目には、
『こちらの農場開発の方に力を入れているのかなぁ』
とも、
思える内容になっています。
でも、
金額で換算すれば、
明らかにミサイル開発、試射の方が
お金が掛かっているんですよねぇ……
開発費から考えると
一発で億円単位になるはずものを、
今年だけでいっても
数十発は発射してますから。
その費用と比べると、
温室=ビニールハウスと、
住宅=プレハブ小屋を
数百棟も並べた農場の建設費用がどのくらいになるのか、
と考えると……
しかも、
今回発表されたのは
試験的に建設された1カ所のみですし。
日本海に試射しまくっている
ミサイルの開発費とは比べものにならないですよねぇ。
発射されたミサイル一発の開発費で、
大々的に発表された農場群を
数件は作れるんじゃないのかな。
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やっぱり
アンバランスだよなぁ。
金正恩氏「対話の必要感じない」 戦術核運用部隊の訓練指導
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は10日、9月25日以降に行った7回にわたる弾道ミサイルの発射について、戦術核運用部隊の発射訓練だったと報じた。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)がいずれも現地指導したとし、訓練の様子を収めた写真を公開した。正恩氏は「敵と対話する内容もなく、必要性も感じない」と述べ、「核戦闘武力を百方に強化していく」と表明した。
今回の訓練は、これらの弾道ミサイルに小型核弾頭の搭載が可能だということを鮮明にしたものとみられている。いずれも韓国を打撃圏としており、核による威嚇を強めた格好だ。
金正恩氏は、韓米日の共同訓練などを念頭に「今も敵たちのあわただしい軍事的行動が感知されている」とし、「米国と南朝鮮(韓国)政権のこうした持続的かつ意図的、無責任な情勢激化行動はわれわれのより大きな反応を誘発するだけだ」と指摘。「敵たちが軍事的威嚇を加える一方で対話や交渉をうんぬんしているが、対話する内容もなく、必要性も感じない」と述べ、非核化などを巡る韓米との対話を拒んだ。
朝鮮半島では韓米などと北朝鮮が強硬姿勢で対峙(たいじ)する局面が続くとみられ、北朝鮮の挑発の度合いによって一段と対立が激化する見通しだ。
金正恩氏は、韓米などの軍事的行動に「必要なら相応のあらゆる軍事的対応措置を強力に実行する」と警告したうえで、「核戦闘武力を百方に強化していく」と表明した。核兵器の開発などを進めて核能力を一層強化していく姿勢を明確にしたものとみられ、この先、小型核弾頭の開発と威力向上を目的に7回目の核実験に踏み切る可能性が一段と高まった。
朝鮮中央通信は、9月25日に貯水池の水中発射場で戦術核弾頭の搭載を模擬した弾道ミサイル発射訓練を行ったとし、ミニ潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を水中から発射する様子を収めた写真も公開した。
同28日の弾道ミサイル発射は、戦術核弾頭で韓国の飛行場を無力化させる訓練だったと明らかにした。
また、日本の上空を通過した10月4日の中距離弾道ミサイル(IRBM)については「新型の地対地中長距離弾道ミサイル」だったとし、4500キロ離れた太平洋上の目標水域を打撃したと報じた。
9日未明のミサイル発射は「敵の主な港への打撃を模擬した超大型放射砲の射撃訓練」だったと伝えた。
北朝鮮 キム総書記「野菜生産施設」で生活改善アピールか
北朝鮮のメディアはキム・ジョンウン(金正恩)総書記が、核兵器の運用部隊の視察に続き、野菜の生産施設のしゅんこう式に出席したと伝え、核・ミサイル開発を進める一方で、国民生活の改善も行っていると国内に向けてアピールするねらいがあるとみられます。北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、朝鮮労働党の創立記念日を迎えた10日、東部ハムギョン(咸鏡)南道で国内最大規模だとする野菜の生産施設のしゅんこう式が開かれ、キム・ジョンウン総書記が出席したと伝えました。
映像ではキム総書記が、生産施設の建設を担った軍人らと笑顔で記念撮影をしたり、温室の野菜を見て回り幹部らに指示を出したりする様子が映っています。
この施設は、空軍の基地を温室に作り替えるという、キム総書記の肝煎りの事業とされ、党の創立記念日までの完成を指示していました。
敷地内には800棟以上の温室や住宅などが整備され、労働新聞は「党から人民への愛の贈り物」だと強調しています。
また、キム総書記は「人民に野菜を多く供給するため、このような大規模な温室を各地に建設すべきだ」と指示しました。
キム総書記は、軍の戦術核運用部隊の視察が10日伝えられたばかりで、党の節目に合わせて核・ミサイル開発を進める一方で国民生活の改善も行っていると国内に向けてアピールするねらいがあるとみられます。