kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

ほぼ予想通り……ww ―― 韓銀、政策金利2.5→3%に引き上げ

さて、
久々の
ドルウォン為替相場に関する
私的な雑感与太書きです。



本日、
韓国の中央銀行である
韓国銀行が、
政策金利の0.5%引き上げを発表しました。
で、
韓国メディアはこれについて、
『市場が注目している』とか
ホルホル大勝利的に派手に取り上げているのですが……
誰も注目してませんw
いやマジで、
多分、
市場取引関係者は
韓国国内の韓国人ディーラーでも注目してませんよ。
というか、
想定の範囲内
市場では
すでに織り込み済みの内容。
サプライズもないし、
『いまさらそんなこと言われてもなぁ』
という失望感というよりも
予定調和の安心感で
迷うこと無く
『セル・コリア』に力を入れますよ、ってものですw



実際、
今回の利上げで
韓国の政策金利が2.5%→3.0%になったのですけど。
利上げに踏み切る原因となった
昨今の物価高騰について。
その根本には
アメリ金利の急上昇、
米韓間の金利格差から誘発された異次元のウォン安があったわけでして。
これを解消するために、
韓国が
米国の後追いで金利を引き上げている状況です。
それなのに、
今回
韓国銀行が発表した政策金利引き上げでは
いまの米国金利との格差を解消できていません。
現在の
米国金利が3%強なので
今回発表された
韓国銀行の引き上げ幅では、
いまだに下回っていて。
金利差が残っている状態。
さらに、
米国の中央銀行であるFRBの議長が、
この先
年内に4.0%強まで金利を引き上げる見通しを
既に発表しています。
ここで
例えば
今回
韓国銀行が
1%の引き上げに踏み切ったとか発表していたら。
それだと、
0.75ポイント刻みで利上げしている米国に対して。
韓国の引き上げ幅が上回ってますから。
今後、
米韓金利差が逆転する未来図も見えたのですが。
韓国銀行が発表した引き上げ幅は0.5%。
米国のFRBが発表してきた引き上げ幅を下回っています。
これでは
年内に米国がさらなる利上げを発表したら
いまの金利差がさらに拡大するだけで。
韓国はいつまで経っても米国の金利に追いつかない。
つまり
今回の
韓国銀行金利引き上げ発表によって
来年以降の金利差が確定しているのです。
なので、
ドルウォン為替相場にプレイヤーとして参加している
ウォン売り方は
安心して、
ドル買ウォン売に励める環境になりました。



ということで、
いったん利益確定して
ウォン高に振れていたドルウォン相場を
9月末の水準まで戻してw
それで、
次のアメリカ利上げ発表を待ち構える、という。
おおよそ、
今の相場観はそんな具合です。
ただ、
私的には
9月下旬に
FRB議長が今後の利上げ見通しについて
1%~1.5%程度と言及した時点で。
正規手続きでの利上げ発表の場となっている
FOMC(米連邦公開市場委員会)の年内残りスケジュールは、
『11月1日 ~ 2日』
『12月13日 ~ 14日』
この2回のみ。
さらに
12月の日程は
米国では1年の中で最大商戦期間となる
クリスマス商戦のまっただ中になります。
ここで、
金利を大きく引き上げて
金融市場に冷や水を浴びせたら。
消費者マインドを一気に冷え込ませて
クリスマス商戦の売り上げガタ落ち、って結果も予想できるので。
年末発表を避けるために
それぞれ
スケジュールを1ヶ月前倒しして。
10月中に異例のFOMC開催金利引き上げ発表、
という。
異例対応の無茶ブリしてくるのではないかなぁ。
と、
ちょっと期待していましたw
だって、
アメリFRB金利引き上げは
今年のこれまでが
『0.75%3回連続連続引き上げ』、
それが
このまま行けば
『0.75%5回連続連続引き上げ』
という前代未聞、
過去に前例のない異常事態になるのが確実ですから。
そうなるのなら、
もう何でもアリだろ。
どんな無茶ブリ前例破りもアリでしょ。
とか、
考えたというか。期待したのですけども……
さすがに
そこまでの無茶ブリはないかw

 

 

japan.ajunews.com

韓銀、政策金利2.5→3%に引き上げ・・・二度目の「ビッグステップ」断行

 韓国銀行が基準(政策)金利を0.5%ポイント一度に引き上げる「ビッグステップ」を断行した。史上初の5連続政策金利引き上げであり、歴代2番目の「ビッグステップ」だ。 
 12日、韓銀金通委は同日午前、ソウル中区(チュング)の韓国銀行で金融政策方向会議を開き、政策金利を従来の2.5%から0.5%ポイント(50bp)引き上げた3.0%に決めたと発表した。この日の会議には李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁をはじめとする金融通貨委員7人全員が参加した中で行われた。
 金融通貨委員会が政策金利引き上げを断行したのは8月以後2ヶ月ぶりだ。金融通貨委員会が進めた最後の政策金利決定会議が8月だったという点を勘案すれば、事実上、連続的な金利引き上げだ。金融通貨委員会は4月以後に進行されるすべての金融政策方向会議で政策金利引き上げに手を挙げている。特に今回の決定は韓銀歴史上初の5回連続金利引き上げであり、7月に続き3ヶ月ぶりに断行された歴代2回目のビッグステップ引き上げということで注目される。

 

 

 

japanese.joins.com

ウォン相場22.80ウォン急落、KOSPIまた2200ポイント割れ

 11日の金融市場に寒波が押し寄せてきた。ウォン相場が2年7カ月来の大幅な下落となり、韓国総合株価指数(KOSPI)が再び2200ポイントを割り込んだ。米国の雇用状況が堅調なものと発表され米連邦準備制度理事会FRB)が利上げを継続すると予想される上に米国の対中半導体輸出規制まで発表され市場に冷や水を浴びせた。ここに韓国の貿易赤字がますます悪化し年間累積赤字300億ドルを超えたというニュースも不安心理を刺激した。
 この日ソウル外国為替市場でウォン相場は前営業日より22.80ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1435.20ウォンで取引を終えた。終値基準で1週間ぶりに1430ウォン水準が崩壊した。下げ幅も大きかった。1ドル=1428ウォンで取引を開始したウォン相場は取引時間中に1438.10ウォンまでウォン安が進んだ。終値基準で前営業日比の下落幅22.80ウォンは2020年3月19日の40ウォン以降で最も大きい。ウォン安は強まるドル高の影響が大きい。この日午後3時30分基準で主要6通貨に対するドルの価値を示すドル指数(1973=100)は113.33となった。ドル指数が110を超えたのは2002年6月以来だ。


◇今月11年ぶり対米貿易赤字危機…きょう金融通貨委員会「0.5%の利上げ」か

 KOSPIは前営業日より1.83%下落した2192.07で取引を終えた。KOSPIが2200ポイントを割り込んだのは先月30日の2155.49から5営業日ぶりだ。KOSPI市場で機関投資家が3101億ウォンを売り越し指数を引き下げた。KOSDAQは前営業日より4.15%下落の669.50で取引を終えた。
 これは10日の米ニューヨーク証券市場でダウ平均が0.32%、S&P500が0.75%、ナスダック指数が1.04%一斉に下落した余波とみられる。ニューヨーク証券市場は市場の予想より堅調な米国の雇用指標にFRBの緊縮速度調節に対する期待感が消え下落で引けた。7日の米労働省によると9月の非農業部門の新規雇用は26万3000人で8月の増加幅31万5000人を下回った。だが失業率は3.5%で前月より0.2ポイント改善し、50年来の低水準に下がった。
 米国の対中半導体輸出規制の余波でエヌビディアが3.36%、マイクロンが2.89%、クアルコムが5.22%など半導体株の株価が急落し、フィラデルフィア半導体指数が3.45%下落した点も韓国市場に影響を及ぼした。この余波で時価総額上位であるサムスン電子が1.42%安、SKハイニックスが1.1%安となった。証券市場に襲来した「寒波」は当分続くものとみられる。12日に韓国銀行金融通貨委員会の基準金利発表、13日に米国の9月の消費者物価指数(CPI)発表などのイベントが相次ぎ予告されているからだ。ハイ投資証券エコノミストのパク・サンヒョン氏も「世界的な不確実性と地政学的リスクが重なる複合危機を迎えている。変動幅はもっと大きくなるかもしれない」と話した。
 さらに10月に入っても韓国の貿易に警告灯は消えずにいる。1日平均輸出額は前年同期より約12%減り、貿易収支を支えた対米貿易まで約11年ぶりにマイナスに転じる危険に陥った。今月に入り38億ドルを超える貿易赤字が追加されて年間累積赤字も300億ドルを超えた。
 関税庁が11日に発表した10月1~10日の輸出入現況によると、この期間の輸出は118億ドルで前年同期比20.2%減少した。輸入は156億2000万ドルで11.3%減った。相対的に輸出減少幅が大きかった。これに伴い、10月上旬の貿易収支は38億2500万ドルの赤字を出したものと暫定集計された。今年の累積貿易赤字幅も327億1400万ドルまで拡大し300億ドルを突破した。これまで最大の赤字だった1996年の206億2400万ドルを8月に超えた後も赤字が拡大している。仁荷(インハ)大学国際通商学科のチョン・インギョ教授は「景気低迷とスタグフレーションに入り世界需要が減っている。韓国企業も為替相場変動、金利上昇などで環境が悪化しており操業実績まで落ちている」と話した。