kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

ヒロポン、って……(呆 ―― ヒロポン急増する韓国市場

韓国内での
新型コロナ流行関連の情報を集めていた時に、
ちょっと
珍しい話題を見つけたので。
関連するニュースにブックマークを
付けてみました。



韓国で販売されている
(自称)機能性食品……
そういうカテゴリーが韓国内にあるのかどうかは
微妙なのですが。
今回は
日本人に理解しやすい表現にするために、
そのような言葉を用います。

話を戻しますと、
韓国で
発売されている機能性食品で
とくに
ネット通販などで売買されている物の中に、
覚醒剤の成分を含んでいる商品が
販売されていて。
広く流通しており、
一部で
健康被害が発生している、という。
その事実は
以前から知られていて。
韓国メディアが
たびたびニュースに取り上げているのですが。
今回は
日本語版のニュースサイトを見ていたら、
其の手のニュースに
ヒロポン』って言葉を使っていましたw



いやぁ、
ヒロポン』って
いまの日本では死語になっていて。
知っている人は
ほとんど居ませんけどね。
昭和の、
それも
戦中、戦後……
それも
戦後は
戦後黎明期とでも言うべき、
焼け野原にバラック闇市の時代に
使われていた言葉です。
私が体験してきた肌感覚で言うと、
私の祖父が
社会人として活動していた
昭和40年代頃にはすでに死語と化していて。
その代わりに
覚醒剤』とか『シャブ』とか、
こちらの言葉が広まっていました。
その後は
『(脱法)ドラッグ』(Sとかスピードとか)という表現が
一般的になっていますね。
平成世代以降の若者とか中年に
ヒロポン』とか
会話に使っても、
その手のネタに興味関心の高い人以外、
通じません、って。



韓国では
いまだに
この手の言葉が一般流通しているんですねぇ。
それは
裏を返すと
世俗、風俗、文化の更新が行われず。
戦中戦後黎明期から停滞してしまっている事実の
裏返しなんですけど。
ちょっと驚きですが。
まあ、
それが現実なんでしょう。

 

追記:
ざっと調べてみたところ、
日本国内では
特定医薬品名に『ヒロポン』って薬剤が存在していて。
現在の日本国内で
ヒロポン』と呼称する場合、
こちらの医薬品錠剤を指します。
この医薬品、
成分は覚醒剤そのまんま。
主に
興奮剤とか、
意識を覚醒させる、意識レベルを引き上げる時に使うとか。
劇薬扱いで
特定の目的に利用されています。
『麻薬としての覚醒剤』を指して
この言葉が使われる機会は
ほぼ
ありません。

 

 

 

japanese.joins.com

ヒロポン急増する韓国市場…「キムチプレミアム」付く理由あった

 仁川(インチョン)税関は最近、米国からケタミン7.3キロを密輸した容疑者を検挙した。ケタミンは動物用麻酔剤として使用されるが、人体に投薬する場合は興奮と幻覚作用を誘発するため麻薬類に指定されている。税関は米国土安全保障捜査局(HSI)と協力し、国際統制配達(Controlled Delivery)で容疑者検挙に成功した。統制配達とは、麻薬犯罪容疑者の身元を確認するために捜査機関が監視する状態で麻薬類を隠した貨物を通常手続きで配達する捜査技法をいう。
 6月、仁川空港物流倉庫にドミニカの職印が押された特送物品が到着した。中国茶の包装紙の中には茶の葉と共に大麻草128グラムが入っていた。仁川税関は茶に見せかけて大麻草を密輸した外国人4人を検挙した。
 有名人の麻薬事件が少なからず発生する中、密輸した麻薬を摘発する最前線は慌ただしく動いている。仁川空港と仁川港で麻薬摘発を担当する仁川税関の人たちだ。最近は麻薬密輸が大型化している。メタンフェタミンヒロポン)密輸規模は1グラム単位から1キロ単位に増えた。仁川税関が摘発した1キロ超過のヒロポン密輸件数は今年1-8月で36件にのぼる。1キロ超過のヒロポン密輸は2019年が22件、20年が18件、21年が29件と増加傾向にある。仁川税関のムン・フンホ麻薬調査第1課長は「税関が摘発した密輸1件あたりのメタンフェタミン平均重量は2019年の約1キロから今年は1.6キロに増えた」と話した。
 これまで韓国は麻薬密輸の経由地や積替地として利用されていたが、最近は最終消費地に変わっている。特に東南アジア発の麻薬密輸が多い。仁川税関によると、ゴールデントライアングル(タイ・ミャンマーラオス国境地)を含む東南アジア発の麻薬摘発重量(1-8月)は125キロにのぼる。これは前年同期(72キロ)と比較して73%増えた数値。この地域からはヒロポンと合成大麻が主に密輸されているが、該当の麻薬類で東南アジア発の密輸品が占める比率はそれぞれ69%、51%にのぼる。
 新型コロナ拡大が落ちつき始めた中、旅行者を麻薬運搬手段として活用する件数も増えている。仁川税関は「海外旅行客の増加で、国際犯罪組織と関連した中南米、アフリカ発入国旅行者が大量の麻薬類を密輸して摘発される事例が増えている」と伝えた。海外旅行者が仁川空港に麻薬を持ち込んで摘発された件数は2020年には大麻2件(0.008キロ)にすぎなかったが今年はヒロポン4件(21kg)に増えた。
 最近、麻薬の密輸が急増しているのは相対的に高い国内市場価格のためだ。東南アジア地域の麻薬供給過剰と国際相場下落のため、相対的に麻薬が高く売れる韓国市場を相手にした密輸が増えている。ヒロポン1グラムあたりの韓国国内取引価格は25万ウォン(約2万5800円)水準で、タイの3万ウォン、米国の3万5000ウォンと比べて8倍以上高い。暗号資産市場で呼ばれるキムチプレミアムが麻薬取引でも似た形で作動しているのだ。キムチプレミアムとは、国内で取引される暗号資産の相場が海外取引所と比較して高いために登場した新造語だ。
 関税庁は増える麻薬密輸に対応している。最近は密輸麻薬品目が大麻からヒロポンに変わり、探知犬の訓練にもヒロポンを活用している。仁川税関の関係者は「担当捜査組織および麻薬探知イオンスキャナなどを活用して麻薬密輸の封鎖に注力する計画」と述べた。