いつもの、
韓国政府防疫当局発表の
感染状況報告。
韓国国内で新たに確認された感染者は
2万6906人でした。
そのうちわけですが、
市中感染者、
海外からの流入組、
さらに
市中感染者のうち
首都圏の感染者については
今回
データが見つけられなかったので。
記載なしです。
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それから
重症者と死者については、
重症者の数が196人。
これは
昨日の報告から37人減りました。
そして、
コロナ関連死者の数は22人。
こちらは
昨日より8人小さい数字になっています。
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さて
感染者数について
1週間前と比べてみますと。
韓国全体で前週比1.18倍(先週2万2844人
市中感染で前週比????倍(先週??????人
首都圏で前週比????倍(先週?????人
という結果です。
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さてさて、
今回の報告では
新規感染者報告数が
前週の数字から大きく増加しています。
ざっと、
4000人超え。2割増です。
これはもう、
偶然でもフロックでもなくて、
次の
感染拡大、
新型コロナの流行が始まった、と見るべきでしょう。
実際、
先週は前週とほぼ同数、
そして
今週は前週超え、
と。
これまでずっと前週を下回ってきた状況とは
2週にわたって異なり、
順繰り増加傾向を示していますから。
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ただ、
これについて
韓国政府防疫当局も
同様の評価を下しているか、というと。
韓国政府防疫当局のコメントでは、
現状は
『再流行の始まり』ではなくて。
『下げ止まり』という
楽観的な評価を出しています。
まあねぇ、
今のところ一時的に数字が跳ねただけで。
ひょっとしたら、
この後、
来週になったら減少する可能性もありますし。
今回、
今週の結果だけで感染拡大期に入った、と断言するのは早計だ、
という。
韓国政府防疫当局の態度も
判らないでもありません。
韓国、新型コロナ新規感染者2万6906人…前週比4000人以上増加
韓国の新型コロナ新規感染者数の減少傾向が停滞する中、22日の新規感染者数が1週間前に比べて4000人以上増えた。
中央防疫対策本部は22日0時基準で一日の新型コロナ新規感染者数を2万6906人、累計2527万1078人と発表した。
新規感染者数は前日(2万4751人)より2155人多い。1週間前の15日(2万2832人)比で4074人増、2週間前の8日(1万9422人)比で7484人増など、新型コロナ感染が冬が近づくにつれてまた増加する兆候が表れている。
韓国、9週ぶりコロナ拡大に転換…「新しい変異株が流行主導する」
落ちついていた新型コロナの流行が9週ぶりに拡大に転じた。防疫当局は直ちに再流行が始まるとは判断しにくいとしながらも、近づく流行拡大に備えた防疫強化計画を発表した。
◆9週ぶり減少停滞…当局「反騰はまだ」
21日、イ・ギイル中央災難安全対策本部(中対本)第1総括調整官(福祉部第2次官)は中対本会議の冒頭発言で「流行の程度を表す感染再生産指数が1.09と、9週ぶりに1を超えた」とし「今日のコロナ感染者は2万4000人台と、5週連続で2万人水準を維持している」と明らかにした。感染再生産指数は患者1人が周辺の何人を感染させるかを表す指標で、1以上なら流行が拡大していることを意味する。
パク・ヒャン中央事故収拾本部防疫総括班長は直ちに再流行の開始を意味するとは考えにくいと述べた。パク班長は「週間平均値をみると、反騰というよりも減少が停滞した状況」とし「直前の週(10日)と2週間前(10日)は休日があって検査者の数が減った傾向があり、その後は感染者数が増え、持続的に減少幅が鈍化している様相」と説明した。続いて「1週分だけ見て判断するのは難しく、推移を見守る必要がある」と話した。
政府は室外マスク着用が全面解除され、秋の紅葉ピークと行事シーズンを迎えて観光客が急増することに備え、観光地防疫強化対策を発表した。17市・道の主要観光地に約2500人の防疫管理要員を集中配置し、観光施設の消毒と防疫守則、分散誘導などを案内し、仁川(インチョン)空港および7カ所の地方空港に検疫支援のための人員を追加で配置する方針だ。◆専門家「BQ1、BQ1.1が再流行を主導する」
では、本格的な再流行はいつ始まるのか。専門家らは早ければ11-12月と予想する。BF.7、BQ1、BQ1.1など新たなオミクロン下位変異が多数登場した中、これら変異株が主導権競争をして優勢種が決定されると説明する。
鄭載勲(チョン・ジェフン)嘉泉大学医大予防医学科教授は前日、自身のSNSに「まだ、わが国では特別な変異株の増加が目立っていないが、11月初めから中旬になればある変異種が急激に増えると予想する」と伝えた。続いて「わが国はBF.7が増加していて、米国と欧州はBQ1とBQ1.1が占める比率が高まっている」とし「個人的な推測では、わが国でBF.7が初期の増加をもたらし、BQ1とBQ1.1が本格的な再流行を主導するとみている」とコメントした。
鄭ギ碩(チョン・ギソク)新型コロナ特別対応団長兼国家感染病危機対応諮問委員長は17日の会見で「他国の流行パターンを考慮すると、韓国は12月初めに本格的な再流行が発生する可能性がある」とし、高危険層を中心にワクチン接種が必要だと強調した。
政府は特にこの冬に新型コロナとインフルエンザが同時に流行するツインデミックを憂慮している。イ・ギイル第1総括調整官はこの日、「10月第2週にインフルエンザ患者は外来患者1000人あたり6.2人、特に1-6歳は7.2人と全体より高い」とし「冬季にコロナとインフルエンザの同時流行の可能性があり、いつよりも徹底的な対応が必要な時」と強調した。また「インフルエンザ感染時に重症化の可能性が高い子どもと高齢者は予防接種を積極的にしてほしい」とし「政府も冬季の再流行に徹底的に備え、高齢者・小児とともに感染に脆弱な人たちを保護する」と話した。