このニュース、
日本国内の主要メディアでも
そこそこ大きく取り上げていました。
そのくらい
情勢が緊迫しているみたいですね。
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北朝鮮の船が
黄海上に設定された南北軍事境界線を超えて南進。
韓国側に入ったため、
韓国の護衛艦が
北朝鮮の船舶に警告、さらに威嚇射撃。
その結果、
北朝鮮の船舶は、
北朝鮮側に戻っていった、という。
これが
韓国側の言い分で。
しかし、
同じ件について
北朝鮮側も大本営発表を出していて。
これが
韓国側の発表とは、ほぼ真逆の内容になっている、という。
韓国軍の艦艇が黄海の海上軍事境界線を侵犯して
北進してきたので。
北朝鮮の軍艦が警告、威嚇射撃をして
韓国軍艦を追い払った、という。
さらに
この件に関して、
韓国への抗議と、
韓国軍への警戒、威嚇を意図して、
午前5時15分に放射砲弾(ロケット弾)10発を海に向けて発射したそうな。
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って、
またも
未明に北朝鮮がミサイル(ロケット弾)を発射しました、
という結果になるのですが。
今回の件が
これまでと大きく異なるのが、
南北軍事境界線において、
今回は
海上になりましたけど。
そこで、
軍艦が侵入した、してないない、
それで
威嚇射撃を行った、
という
小規模な紛争が起きている点です。
韓国、
北朝鮮、
それぞれに言い分がありますけど。
どちらも、
威嚇射撃を行った、と言う点では
証言が一致しています。
つまり、
南北軍事境界線を超えて侵入してきた相手に向かって
発砲した。
と。
お互いに言い張っている。
韓国、北朝鮮、
それぞれが発表した内容は水掛論になっていますけど。
どちらも
武器の行使を否定していません。
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これはヤバいですよ。
紛争が既成事実化されて。
韓国にとっても。
北朝鮮にとっても。
警戒のために
南北軍事境界線に兵力を展開する口実になります。
それは、
さらにエスカレートした局面へ繋がる
入り口になるわけで。
韓国も、
北朝鮮も、
その程度の見通しは承知の上でしょうけど。
それでも
踏み込んでいくのかどうか。
踏み込んでいくのなら、
これまでとは
明らかに異なるステージになった、って判断なんでしょうね。
韓国軍 境界線侵犯の北朝鮮商船に警告射撃=北はロケット砲発射
【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は24日、同日午前3時42分ごろに黄海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)に近い白(令+羽)島の北西(約27キロ)で北朝鮮の商船1隻がNLLを侵犯し韓国側に入ったため、警告通信と警告射撃を行ったと発表した。商船は北朝鮮側に引き返した。
軍当局は商船がNLLを侵犯した意図や経緯を確認中だ。
一方、北朝鮮は韓国軍の艦艇が黄海の海上軍事境界線を侵犯したと主張し、警告射撃した。
朝鮮人民軍総参謀部は朝鮮中央通信を通じた報道官発表で、同日午前3時50分ごろ、韓国海軍の護衛艦が船舶取り締まりを口実に白(令+羽)島の北西20キロの海上で海上軍事境界線を2.5~5キロ侵犯したとして、西部戦線の海岸防衛部隊に監視・対応体制の徹底を指示し、午前5時15分に放射砲弾(ロケット弾)10発を発射して初期対応措置を取ったと主張した。
また、「最近、地上戦線での砲射撃挑発と拡声器による挑発に続き、海上侵犯挑発まで敢行している敵に改めて厳重に警告する」と強調した。
韓国軍当局は、北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射、南北軍事境界線(MDL)近くでの威嚇飛行、南北軍事合意により禁止されている海上緩衝区域内への砲射撃などの挑発に続き、NLL付近で意図的に軍事的緊張を誘発したのは、新たな挑発の口実作りとともに韓国側の準備体制を探ろうとする意図があるのではないかとみている。