昨日の昼頃に
北朝鮮から発射された弾道ミサイルらしき
飛翔体について。
その詳細を分析した情報を
韓国軍が公表したのですが。
それを
韓国メディアが取り上げている
ニュース記事がありましたので。
そちらにブックマークを付けてみました。
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と言っても、
ブックマークを付けたニュース記事は
北朝鮮から発射されたミサイルについて、
あーだこーだと論じているのではなく。
それに関連した
韓国軍の軍事訓練の様子を報じている中で。
昨日
北朝鮮が発射したミサイルは、
この
韓国軍の軍事訓練に対する抗議、挑発の意図だという
韓国軍の分析を紹介しています。
いや
逆なのかな。
北朝鮮のミサイル発射の意図を説明するために、
韓国軍の軍事訓練の様子を紹介した、
とも
読めますね。
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韓国軍が発表した内容と、
韓国メディアがコメントを求めた専門家の分析を
まとめると。
28日午前11時59分から
19分間隔で
江原道通川郡(トンチョングン)一帯から
SRBM2発を
日本海に向けて発射。
咸鏡北道吉州郡(キルジュグン)の
日本海上というか、半島東側沿岸にある無人島「アル島」に向けて
発射されたとみられています。
そして
飛行距離、軌道などを分析した結果、
今回発射されたのは
地対地ミサイルのKN-24(北朝鮮版エイタクムス)と
推定されるのだとか。
さらに、
この先
31日からは
5日間の日程で
米韓軍事演習・大規模な連合空中訓練「ビジラントストーム」が
予定されているのですが。
北朝鮮はこの演習を口実にして
さらなる
弾道ミサイル発射などの挑発行為を
実施するだろう、と
専門家は推測していたり。
ただ、
最近メディアがやたらと騒いでいる
核実験については
以前より
アメリカの締め付けが強くなっているし。
韓国も
対決姿勢をとっているので、
核実験までは進めないだろう、との
見通しを提示しています。
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まあまあ、
突飛な北朝鮮推しも無く
日本国民目線で見ても
極めて
常識的な無難な内容ですね。
前政権の
狂気の文オジサンとそのお仲間たち政権の時代なら。
日本の軍備強化、軍国主義復活が
北朝鮮を刺激して。
北朝鮮が
強硬な態度をとっているのは仕方が無い、
みたいな。
どこをどう見たらそうなるんだ的な超解説が
韓国メディアを
支配していたのですが。
そういう
従北キャンペーンは止めたのかなぁ……
韓国政府が上陸訓練公開…護国訓練終盤にSRBM2発発射した北朝鮮
北朝鮮が28日昼、短距離弾道ミサイル(SRBM)2発をまた東海(トンヘ、日本名・日本海)に発射した。17日から始めた大規模野外機動訓練の護国訓練の最終日にまた挑発したのだ。
韓国軍の合同参謀本部によると、北朝鮮は28日午前11時59分から19分間隔で江原道通川郡(トンチョングン)一帯からSRBM2発を東海上に発射した。韓米軍当局は2発とも約24キロの高度で約230キロ飛行したと探知した。速度は約マッハ5(音速の5倍)と把握された。
軍消息筋によると、北朝鮮が発射したミサイルは咸鏡北道吉州郡(キルジュグン)の東海上の無人島「アル島」に向けて発射されたとみられる。これに関しミサイル専門家のクォン・ヨンス元国防大教授は「射程距離など飛行特性や過去の事例と比較すると、地対地ミサイルのKN-24(北朝鮮版エイタクムス)と推定される」と話した。
北朝鮮が弾道ミサイルを発射したのは14日以来2週ぶり。当時、北朝鮮は韓米の多連装ロケット(MLRS)射撃訓練を口実に前日の13日夜から14日未明まで4時間37分の間、砲射撃と軍用機の戦術措置線侵犯、SRBM1発発射など同時多発的な武力示威をした。この時に北朝鮮が発射したミサイルは「北朝鮮版イスカンデル」と呼ばれるKN-23と推定された。
これに先立ち北朝鮮は10日の労働党創建記念日に合わせて先月25日から半月間実施したミサイル発射を「戦術核運用部隊の軍事訓練」と主張した。北朝鮮はKN-23・KN-24など韓国全域を射程圏とする複数のミサイルの発射場面も公開し、核ミサイルの脅威を高めた。その後、北朝鮮は韓米の射撃訓練と護国訓練などを口実に多様な追加攻勢を見せた。護国訓練直後の18日夜から19日昼までは東海岸と西海岸から約350発の砲射撃をした。
続いて24日未明には北朝鮮軍の偽装船とみられる貨物船1隻が西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)を侵犯し、韓国海軍艦艇が警告射撃する事態が生じた。また北朝鮮はこれを口実にペクリョン島から約15キロ離れた長山串(チャンサンゴッ、黄海南道)一帯から放射砲(多連装ロケットの北朝鮮式表現) 10発も撃った。
これを含めて北朝鮮が最近発射した砲弾はほとんど「9・19南北軍事合意」で設定したNLL北側の海上緩衝区域に落下した。軍当局は「明白な合意違反」として数回にわたり対北朝鮮通知文を送ったが、まだ北側から返答はない状態だ。◆「複合挑発で緊張を継続」
現政権に入って初めて実施した護国訓練は以前より規模が大きかった。護国訓練の一環として韓国海軍が実施した「西海合同訓練」には、在韓米軍のアパッチ攻撃ヘリコプター、A-10攻撃機など米国側の戦力も参加した。
また政府は4年ぶりに海兵隊の大規模上陸訓練も電撃公開した。有事の際、敵陣の後方を奇襲する上陸作戦は攻勢的な性格を帯びる。このため文在寅(ムン・ジェイン)政権では南北対話を理由に北朝鮮が敏感に反応する上陸訓練現場を公開しなかった。北朝鮮は人民軍総参謀部の声明や対外宣伝メディアを通じて、護国訓練を「北侵略戦争演習」と激しく非難し、相次ぐ挑発の理由とした。
梨花女子大の朴元坤(パク・ウォンゴン)北朝鮮学科教授は「北が最近『複合挑発』を敢行するのは韓半島(朝鮮半島)の緊張を高めて崖っぷちに追い込もうというものだ」とし「7回目の核実験をするまで各種挑発で緊張を続けるとみられる」と話した。
韓米軍当局は31日から5日間の日程で実施する大規模な連合空中訓練「ビジラントストーム」を口実に北朝鮮がさらに挑発をする可能性があるとみて注視している。ただ、空軍のF-35A、米海兵隊のF-35Bステルス戦闘機など約240機の軍用機が動員される訓練であるため、北朝鮮が軍事的に対応するのは難しいという見方もある。朴教授は「連合空中訓練期間には韓米の監視・偵察資産が強化されるだけに、北が7回目の核実験をするのは難しいだろう」と予想した。