昨日、
10回目と見られる大陸間弾道ミサイルの発射試験を
行った北朝鮮。
さらに、
今回は珍しく発射後に
北朝鮮指導部からの公式声明が
同じく昨日
発表されました。
ここ最近は、
短距離弾道ミサイルとか
頻繁に発射している北朝鮮ですけど。
即日というか
同日中に
ミサイル発射に言及する声明を出したのは、
今年の案件では
今回が
初めてじゃないのかな。
ということで、
関連するニュース記事にブックマークを付けてみました。
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日米、
そのほかの専門家の分析によれば、
今回
北朝鮮から発射されたミサイルは、
北朝鮮が開発した最新型大陸間弾道ミサイル
『火星17』だったそうで。
今年
これまでに何度か発射試験を繰り返してきました。
しかし、
専門家の評価では
そのどれもが失敗。
いまだ未完成品として、
アメリカはこれを
現時点での脅威とは、
みなしていませんでした。
つまり、
交渉材料にはならない、という立場を取っていました。
これに対して、
北朝鮮は、
そのような専門家の見解、
ひいては
アメリカ政府の姿勢に強烈な不満を抱き。
新型ミサイル『火星17』が、
アメリカ本土を攻撃できる能力を有する、
完成された
実用兵器である、と。
その性能を
世界中にアピールするために、
これまで
ミサイル発射試験を繰り返し、
データ取り→修正改善を進めて。
昨日、
ついに
アメリカを攻撃できる飛翔能力を持った
大陸間弾道ミサイルの性能が
マグレ当たりではないことを
証明して見せた。
と。
昨日、
北朝鮮がミサイルを発射した意図を、
日米その他の専門家はそのように分析しました。
そして、
それと同様のコメントが
北朝鮮から大本営発表として
アナウンスされています。
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つまり、
北朝鮮は
今回アメリカに対して具体的なカードを切りました。
これまでは、
ミサイルを発射しただけで沈黙を守っていたのが。
わざわざ同日コメントまで出して、
アメリカ本土を直接攻撃可能だと、強調しています。
これに対して、
日米韓、それ以外の国が
具体的にどのように動くのか。
どういった対抗措置を講じるのか。
そこが
問題なんですけど。
丸一日経過した現時点では
日米韓
コメントが出ただけで。
それ以外
目立った動きは公表されていません……
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うーむ……
日本国内だと、
この手の情報に関しては
一部の国民が強烈なアレルギー反応を見せて
大声で騒ぎ始めるので。
なかなか
表に出てこないんですよねぇ。
世間一般常識は
『戦争は起きない』って思考が前提になっているし。
自分で、
かき集めるしかないかなぁ。
北がICBM「火星17」の発射実験成功と発表、正恩氏立ち会う…昨日のミサイルか
【ソウル=中川孝之】朝鮮中央通信によると、北朝鮮は18日、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」の発射実験を行った。 金正恩キムジョンウン 朝鮮労働党総書記が現場で立ち会い、発射に成功したとしている。北海道・渡島大島の西約200キロ・メートル、日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海に着弾したミサイルを指すとみられる。
朝鮮中央通信によれば、火星17は平壌国際空港から発射され、約999キロ・メートル飛行した。最大高度は約6040キロ・メートルに達し、約69分間飛行した。日本海の公海上の予定水域に正確に着弾したとしている。
正恩氏は「いかなる核の脅威も抑止できる、最強の能力を確保した」などと述べた。
北ミサイルは米全土射程の「火星17」か…米韓は発射台打撃訓練の対抗措置
防衛省は18日、北朝鮮が同日午前10時14分頃、 平壌ピョンヤン 郊外から東方向に大陸間弾道ミサイル(ICBM)級1発を発射したと発表した。通常より高角度の「ロフテッド軌道」で打ち上げ、北海道 渡島大島おしまおおしま の西約200キロ・メートル、日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海に着弾した。
ミサイルの落下推定時刻に、北海道西方の日本海上空で自衛隊機が撮影した画像。防衛省は「ミサイルの航跡上に生成された雲の可能性がある」としている(防衛省提供)
防衛省などによると、着弾したのは、同日午前11時23分頃で、過去2番目の長さとなる約69分間飛行した。発射場所は 順安スナン 付近で、飛行距離約1000キロ・メートル、最高高度約6000キロ・メートルと推定される。これまでのところ船舶などへの被害は確認されていない。
浜田防衛相は同日、防衛省で記者団に、「弾頭重量などによっては1万5000キロ・メートルを超える射程となり得る」と述べた。韓国軍関係者も今回発射されたのが新型ICBMで、米全土を射程に入れる「火星17」(射程1万5000キロ・メートル以上)との見方を示した。米韓は、2段目を分離したことを確認しているという。
北朝鮮の弾道ミサイルが日本のEEZ内に落下したのは3月24日以来だ。北朝鮮はこの時もロフテッド軌道でICBMを打ち上げ、最高高度が過去最高の6000キロ・メートル超、過去最長の約71分間飛行した。
ICBMの発射は今月3日以来で、可能性のあるものも含めて今回で10回目となる。米本土に到達するICBMの開発を加速させ、米国に対する抑止力を強化する狙いがあるとみられる。
北朝鮮のミサイル発射は巡航ミサイルも含めて今年34回目、少なくとも計67発となった。岸田首相は18日、訪問先のタイの首都バンコクで記者団に、「これまでにない頻度で挑発行動を繰り返している。断じて容認できない」と強く非難。政府は北京の大使館ルートで抗議した。林外相は18日、韓国の 朴振パクチン 外相と電話で会談し、緊密に連携することで一致した。
韓国軍合同参謀本部によると、米韓両空軍は18日、ミサイル発射への対抗措置として、最新鋭ステルス戦闘機F35Aから精密誘導爆弾で移動式発射台(TEL)を打撃する訓練を韓国北東部・ 江原道カンウォンド の訓練場で行った。自衛隊と米軍も同日、日本海上空で戦闘機計8機による共同戦術訓練を実施した。