北朝鮮が、
またぞろ昨日の午後4時半頃に
日本海に向けてミサイルを発射しました。
発射されたミサイルは2発。
どちらも
日本のEEZ=排他的経済水域の外側の日本海に落下したそうで。
今のところ、
被害報告は出ていません。
当初、
日本政府の発表では、
発射されたミサイルは1発、となっていましたが。
その後、
韓国政府が発表した情報では、
2発のミサイル発射が確認されています。
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でまあ、
ミサイルを発射した
北朝鮮の意図なんですけど。
こちらは
あからさまでして。
アメリカ政府が
北朝鮮のロシアの民間軍事会社「ワグネル」への武器売却を非難する発表を
出した
その翌日に
ミサイルを発射していて。
しかも、
新しく開発された固形燃料を用いた物らしい、
という事で。
新開発の固形燃料ロケットの実験機会をうかがっていたところへ、
アメリカが
北朝鮮のロシアへ武器供与を非難する発表を出したのを見て。
これ幸いと、
アメリカ政府の発表に抗議する体で、
ミサイル発射に踏み切った。
とまあ、
私的には
そんな具合に見るのですけど。
ここまで
分かりやすいのは珍しいですね。
ひょっとしたら、
分かりやすく見せかけて、
何か他の
大きな意図が隠されているのかもしれませんねぇ。
防衛省によりますと、23日夕方、北朝鮮から弾道ミサイル、少なくとも1発が発射され、日本のEEZ=排他的経済水域の外側の日本海に落下したと推定されています。北朝鮮による弾道ミサイルの発射は今月18日以来で、防衛省が警戒を続けています。
防衛省によりますと、23日午後4時31分ごろ、北朝鮮の首都ピョンヤン近郊から弾道ミサイル、少なくとも1発が東の方向に発射されました。
最高高度は50キロ程度、飛行距離はおよそ300キロで、日本のEEZ=排他的経済水域の外側の日本海に落下したと推定され、変則的な軌道で飛行した可能性があるとしています。 日本の船舶や航空機への被害の情報は入っていないということです。
北朝鮮が弾道ミサイルを発射したのは、今月18日以来で、北朝鮮によるミサイル発射は、ことし36回目です。
【ソウル聯合ニュース】韓国軍の合同参謀本部によると、北朝鮮は23日午後4時32分ごろ、平壌・順安付近から朝鮮半島東の東海に向け短距離弾道ミサイル(SRBM)2発を発射した。18日に軍事偵察衛星の実験と称して準中距離弾道ミサイル(MRBM)2発を発射してから、5日ぶり。
この日のミサイルはそれぞれ約250キロ、約350キロを飛行した後、東海に弾着した。韓米の情報当局はミサイルの詳細な性能を総合的に分析している。
合同参謀本部は、北朝鮮の弾道ミサイル発射は朝鮮半島だけでなく、国際社会の平和と安定を損なう重大な挑発行為であり、国連安全保障理事会の決議に対する明白な違反と指摘。強く非難するとともに、挑発行為の即時中止を北朝鮮に促した。
また「わが軍は北の追加挑発に備え、韓米間の緊密な協力の下、関連動向を追跡・監視しながら、北のいかなる挑発にも圧倒的な対応を取れる能力をもとに確固たる態勢を維持していく」と強調した。
韓国軍は5日前のMRBMに続き、今回も飛行距離以外の高度や速度などを発表しなかった。
2発とも北朝鮮が最近開発した固体燃料のSRBMという。
特定の目標を狙わず、発射地点から北東方向に飛行し、東海に落ちたものとみられる。
平壌付近から発射されたことから、改良型や新型のSRBMの可能性が取り沙汰されている。
北朝鮮のこの日の発射は、米国が20日に最新鋭ステルス戦闘機F22(通称ラプター)を約4年ぶりに韓国に展開させ、米戦略爆撃機B52Hや韓国軍の戦闘機などと韓米合同訓練を実施したことに対する反発の可能性がある。
また米国は北朝鮮が先月中旬に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)を巡り国連安全保障理事会の議長声明採択を進めているほか、北朝鮮がロシアの民間軍事会社「ワグネル」に武器を売却したと発表しており、これらへの対抗措置との見方もある。
北朝鮮がこのほど軍事偵察衛星からの写真として公開した写真の画質を韓国の専門家が「粗悪なレベル」と指摘したことに対する反発の可能性も指摘されている。
韓国軍合同参謀本部は今月18日、北朝鮮が同日午前11時13分ごろから午後0時5分ごろにかけて北西部の平安北道・東倉里付近から朝鮮半島東の東海上にMRBM2発を発射したと発表した。
一方、北朝鮮は翌19日、国家宇宙開発局が18日に東倉里の西海衛星発射場で、テスト用偵察衛星を搭載したロケットを打ち上げたと発表。ソウル市内などが写っている衛星写真と「運搬体(ロケット)」と称する飛翔体の写真を公開した。
今年に入り北朝鮮の弾道ミサイル発射は37回目(計66発)。ほかに巡航ミサイル3回の発射がメディアを通じて発表されている。