kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

アメージング!! ―― 侍ジャパン大谷翔平、3ラン連発で注目一身に

いやぁ、
もうねぇ
度肝を抜かれました(脱帽
普段なら、
練習試合を観戦した感想なんてイチイチ書かないのですけど。
さすがに
これは書いておかないとならないなぁ、
と思いまして。
というのも、
昨日の
WBC日本代表強化試合に出場したMBL大谷選手が
3ランホームラン、2連発。
さっそくやってくれましたネ、
ということで日本国内メディアが
テレビでも大きく取り上げていて。
大騒ぎになっているのですけどね。
何が凄いのか、
きちんと解説というか説明している人がいないのでね。
ちょっと書いておこうか、
と思った次第です。
とって言っても
私も素人ですから。
技術的な専門用語とか詳しい言葉は知りませんので、
見た目だけで判る範囲での解説になります。



大谷選手の昨日のホームラン、
アレの凄いところは、
というか、
大谷選手のバッティングスタイルって
アレ、
MBL選手のパワーヒッター、ホームランバッター特有の
スタイルです。
昨日の試合を
日本国内で行ってくれたために、
日本のテレビで
色々な角度のカメラで撮影して
同じ打席を
繰り返し見ることが出来たので。
ハッキリ認識できたのですけどね。
私が知っている選手で
近しいイメージの名前を挙げると。
ボブ・ホーナーとか。
バリー・ボンズとか。
日本人で、
このバッティングスタイルを実現できる人が居た、
というか。
日本人が
このバッティングスタイルを実現できるとは思ってなかったよ。
いやマジで、
昨日の
大谷選手のホームラン・シーンを
スポーツニュースのVTRで見たとき、
脳天がしびれましたネ(驚愕



普通というか、
大抵の選手は
バッティングにおいて
脚から腰を中心にした捻り回転運動と
バットを上から振り下ろす重心移動で
バットを振って。
腕と手首の動きでバットを上下に動かし位置を微調整、
ボールに当てる=ミートする。
ってのが
セオリーなんですよね。
これは
日本のプロ野球でもMBLでも変わりません。
ところが、
MBLの中の超一流として歴史に名を残している
パワーヒッター、
ホームランバッターたちは。
脚から腰までの回転で、
バットを振るスイング軌道をボールにアジャストして。
そこから、
上体の力……
腕と肩と胸と背筋の力で常に同一のホームランスイングを繰り出し
バットを振り抜くという
長打スタイルで
ホームランを打ちます。
これは
腰から下の動きでスイング位置を固定して、
そこから
上体の力で強振フルスイング。
それでボールをすくい上げてスタンドまで運ぶ、
という。
このスタイルは
腰を回転させる位置で
ボールに対して
スイング軌道をアジャストして固定。
そこを土台にして、
腰から上の
腕と肩と胸筋と背筋の力でフルスイング。
腰を回した瞬間に
フルスイングするための回転軸の位置を決定
していて。
ボールをミートするポイントが固定されており。
そこから
いつものフォロースルーでバットをフルスイングするだけ、
という。
なので、
打った瞬間は
いつも同じように上体がバットを振っているので。
簡単に打っているように見えるんですよ。
いともたやすく振り抜いているように見えるんです。
けど、
上体の力だけで
時速150キロとか160キロのスピードボールを叩き返して
バットを振り抜くのは、
並大抵ではありません。
一流の選手でも、
まず出来ません。
出来るのは、
本当に限られた選手だけです。



たいていの選手は、
スイング中に腕を使ってバット位置(スイング軌道)を調整しながら
ボールに当てて
インパクトの瞬間に、
回転運動の力と重心移動の力をぶつけてボールを跳ね返す、
というスタイルを使っています。
これを究極まで突き詰めたのが
イチロー選手ですね。
この方が
バットにボールを当てやすいですし。
全身の力でバットを振り抜けるので、
ボールを強く弾き飛ばせて押し負けることが少ない。
なので、
ヒットが打ちやすい。
でも、
打ったボールが上がるかどうかは狙っていないので、
ホームランになるかどうかは運次第になります。
それに対して、
先に書いた
大谷選手のバッティングスタイルだと、
下半身動きでスイング軌道を固定して
そこから
上半身の動きで
常に同じホームランスイングを繰り出すので。
当たれば
ホームランになります。
でも、
下半身の動きでバットにボールが当たるように調整するのも、
上半身の力だけで
ボールを弾き飛ばすのも、
普通は出来ませんよ。
WBCに参加した
日本プロ野球選手が口々に
『物が違う』『別格』『規格外』というのは、
まさに
この点をさしているでしょうね。



というか、
私は
日本人がこのバッティングスタイルを実現できるなんて、
無理だと思っていました。
私は素人なので、
技術的な細かい点は判らないのですっ飛ばして
見た目だけで書いていますけど。
注目したのは、
低めでも高めでも
上体がスイングしてバットを振り抜くスピードが
ほとんど変わらない点。
そして、
スイングがブレていない点です。
背筋に対しての、
腕の振り上げが同じなんですよ。
これを
当たり前のようにやってみせるのは尋常じゃありません。
今の大谷選手は、
日本プロ野球時代と全く別人ですよ。
『二刀流』ってだけじゃない。
アメリカ人が熱狂するわけだよ。
バリー・ボンズ
ノーラン・ライアンを合体させたような
そういう選手だもの。
そういう選手になってますよ今の大谷選手は。
あり得ないよ
そんなの。
多分、
日本人は
この人の真価が理解できていない、と思う。

 

 

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侍ジャパン大谷翔平、3ラン連発で注目一身に…それでも「体調は100%ではない」

 野球の国・地域別対抗戦「2023ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)に出場する日本代表「侍ジャパン」は6日、京セラドーム大阪で阪神との強化試合を行った。
 2月の宮崎キャンプに参加していなかったメジャーリーガーや追加招集の牧原らが合流し、日本代表の全30選手がそろって初の試合。注目を一身に集めたのは、やはり大谷だ。日本で約5年半ぶりの試合は独壇場となった。
 規格外の一発だった。三回二死一、二塁、才木の投じた外角低めの落ちる球に、体勢は崩れた。打った瞬間、左手はバットから離れてほぼ右手1本のフォロースルーになり、左膝は地面に。それでも、快音とともに高く舞い上がった打球は長い滞空時間を経て中堅席へと飛び込んだ。「いい角度で振ることができた」。ベンチに向かって左手を上げ、楽しそうな笑顔を浮かべた。
 3月1日夜に帰国後、自身にとっても最初の実戦で五回には再び右中間へ3ランを放った。試合前の打撃練習でも、右翼の最上階席へ運ぶなど特大の当たりを連発。にもかかわらず、「時差ぼけで、体調はまだ100%ではない」と言うのだから驚くしかない。
 3日のチーム合流から、グラウンドに姿を見せるだけで大歓声を浴びる。この日の試合開始直前にはウォーミングアップでベンチから一人現れ、ファンの求めでサインに応じた。試合中も、チームメートの打撃や守備にベンチで大きなしぐさを見せる。
 「チーム一丸になって、いい雰囲気で臨めていると思う。僕は自分の仕事をしっかりやって本戦に向けて頑張りたい」と大谷。ジャパンの中心であることを自らのプレーで強烈に印象づけた。(田中誠之)